サァルゴキ 15
- カテゴリ:自作小説
- 2010/10/18 21:41:56
クリリスはサァルゴキと別れ夜の見張りを続けていた。
そうするとフラフラとこちらに近づいて来る人影を見つけた。
「お前は誰だ!」
クリリスが手に持った長刀を構えながら叫んだ。
人影は何も答えずますます近づいて来る。
「何者か答えなければ殺すぞ!」
クリリスが持った長刀の手に力が入り、いつでも相手に切りかかれる姿勢になった。
人影は身の危険を感じたのかやっとささやいた。
「デッドリーブスマン」
「なに、ブスマン。男か女か?」
クリリスの男勝りの言葉が闇に響いた。
クリリスは『男』と聞くと容赦なく切りかかるつもりだったが、人影がひ弱でフラフラの姿にもう少しの間を取る事にした。
人影は長刀の刃先の前で止まった。
「オレはデッドリーブスマン。男だ」
クリリスは人影が男と分かっても、その死にそうな姿に同情したのか長刀を振り降ろさなかった。
「男?なんでそんなにフラフラなのだ?」
「頭の葉っぱの色が今日変わった。オレはもうじき死ぬのだ。だからフラフラなのだ」
クリリスは男が何を言っているのか、まったく理解できなかった。
「頭に葉っぱがついている。それがどうしたのだ」
クリリスは半分あきれながら、油断させるための芝居かもしれないと思い気を抜かなかった。
「オレはデッドリーブスマン。頭から葉っぱが無くなった時、死ぬ運命にある男なのだ」
「お前はバカか。それとも頭がおかしいのか」
クリリスは男の真剣な表情にあきれ返ってしまった。

























葉っぱのお話は、真実か妄想か? ^^;
彼は何者なのでしょう。。。