Blowing In The Wind
- カテゴリ:音楽
- 2010/11/02 21:59:01
Neil Young & The Crazy Horse 「Weld」から
冷たい風に吹かれる夕焼け時の心地よさの中でたたずんでいたときに思い出した曲。
1991年、湾岸戦争の勃発とともにニール・ヤングが盟友クレイジー・ホースと爆音で奏で出した曲です。高校生だった私はその音圧と存在のカッコよさに感受性のすべてを打ち抜かれ、ニール・ヤングという人を生涯のヒーローとすることにしたのでした。
10年後、ニール・ヤングは9.11テロの10日後、テロ犠牲者遺族のためのチャリティで世界中に向けてジョン・レノンの「イマジン」を歌い、直後にアメリカの放送局がこの曲を放送自粛扱いとしました。
時代を超えて常に何かと戦い続けるニール・ヤングという人は、ロックンロールという音楽をやはりある意味で体現しているのだと思います。ジョン・レノンがもし生き残っていたとしたらどう生きたのだろうかと、この人を見るといつも思うのです。
この人のようにギターを弾いてみたいと思いつつ、絶対にまねのできないこの弾きかただからこそ、この人に惹かれるのだとも思います。
http://www.youtube.com/watch?v=zkMrmE4xeY8
↑パパ・ブッシュに対する音楽のパトリオット・ミサイル。
http://www.youtube.com/watch?v=QbeLjf5B0Pk
↑これで開戦の口実ができたと喜んでいた人(低迷する支持率を回復したかったパパ・ブッシュの愚息・バカ・ブッシュ)にとっては、このタイミングでもっとも歌ってほしくなかったであろう、音楽によるテロ以外の何物でもなかった名演。
ロックンロールの殿堂に刻み込まれるべき。
当時ローラ・ニーロ聴いてたころで、なんかごっちゃになってたような?
失礼な話ですねw でもかなり昔の話。
今はすんなり入ってきました。年を取って感覚や耳が変わったのかも。
でも1枚のアルバム、あるいは1曲だけで好き嫌いを決めるのは勿体無いかもしれませんね。
少し前に流行った言葉「鈍感力」を思い出しました。人付き合いする上で必要な力なのかも。
私のほうは、ずいぶん落ち着きました。お陰様で^^
サークル活動に関しては、ぼちぼちと♪
今はあんまり考えないようにしています。なんだか脱力してしまって、ぼーっとしています。
めずらしく頭使ったから電池切れたみたい。
疲れた・ω・
昔、ジム・ジャームッシュがニール・ヤングのドキュメンタリー撮ったことがあるんです。
ニール・ヤング自体に興味がない、映画好きの先輩と観にいったんですけど、
「あんなハチャメチャなギター弾くのに何でインタビューは死にそうな眼なんだろう?」と。
…それがニール・ヤングだからですよw
見た目が激しいだけのハードロックばかり聴いていた小僧にはほんとうに衝撃でした。
ぼくは…どちらかというと能天気になりたいのだと思います。
何か…ピリピリするのに疲れてきちゃったんですよね。
いろんなことにぼんやりして生きていたい。そんなアラフォーの秋。
Like a HurricaneとRockin in the Free World。かっこいい。
そんなエピソードがあったんですね。1991年、私は21歳、学生でした。
勉強してバイトして遊んで・・忙しい毎日だったなぁ。ほとんど音楽聴いてない時期かもしれません。
リョウさんは能天気なんかじゃありません! 心が広くて社会性が高いのです、そして優しい。