キチンレース
- カテゴリ:日記
- 2010/11/04 18:52:17
KENが通った高校は、坂を少しだけ上がった所にあった。
部活の練習場までが距離があったので、「チャリ通」だった。
アホ高校生だったKENはある日、その坂で「チキンレース」をやる事を思いついた。
チキンレース・・・
先にビビッてブレーキをかけたほうが負けと言う、度胸試し。
その坂の長さは30m程だった様に記憶している。
傾斜もほど良く、十分にスピードが出る。
坂の先は国道と言う条件以外は、チキンレースには最適だ。
メンバーは、同学年のKとE、そして後輩のF、そしてKENの四人。
自分で言うのもアレだが、KENは結構度胸が据わっている。
「チキン」の称号を頂くくらいなら車に轢かれる方がマシだ。
一回目の対決はKENの圧勝だった。
チキンの称号はEに送られた。
二回、三回と繰り返すうちに、ただのチキンレースでは物足りなくなってくる。
「チキン」だったEは、ペダルを漕ぐことにより、より度胸が据わっている事をアピールしだした。
こうなるともう誰にも止められない。
KENはブレーキをかけることをやめることを決意した。
坂の入り口から500mくらいの所に信号がある。
この信号が赤の時を見計らって行けば車が来る事は無い。
五感を研ぎ澄まし、国道に飛び出す時に音で車の有無を最終判断するのだ。
そしてKENはこの日、英雄になった。
翌日、KENの名が職員会議のトップを飾った事は想像に難くないだろう。


























高校生って言うのは無謀な生き物です。
こんな事ばかりしていて、謹慎を命じられることなく無事に卒業できた事が不思議でなりません。
気をつけてくださいw
こっぴどく怒られました。
英雄になるためには多少の危険や困難が伴うと言う事を学習しました。
英雄と生活指導の狭間で。。(。・ω・。)ノ♡