理解されないというのは寂しいことだね。

http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=12&aid=20553935

＞１個前のOSから追加されたビジュアル演出機能のAero(エアロ）は、OFFにしても全
＞然問題ありません。

　最初にオチ。GPUがまともだったら切るな。

　むしろあのエフェクトは、あのシステムのデモであり、「見えやすく」実装してあるだけに過ぎない。
　Aeroの肝はCPUがせっせとやっていたことの多くを、3Dゲームでもやらないと生あくびしてる「GPU」にさせることにある。
　何故フリップスクリーンの様なことができるかといえば、従来とは描画のシステムに大きく手が入っているということで、GUIとしての扱いが大きく変わっているから。
　あの派手な演出のためじゃなくて、GUIの設計を大きく変えた結果、ああいう派手なことをできるようになったということだったりする。
　というのは、挙動を見れば解りそうなものだけど、伝わらなかったんだよね。

　んで、XP後期であっても、そんなゲームでもしないと生あくびしてる部分なんかはオフィスツールが動けばよかったりんなものより重量を軽く作りたいんだ！って製品では軽視され、結果、Vistaが出たときにはGPUとのバランスの都合で「なんじゃこりゃ」な状況を作ってしまうことが多かったわけだ。
　よって、「（営業的に）失敗作で黒歴史にしたがってると思われているVista」の発売時には、ある意味正しかったのだけど、GPUが一定以上のパフォーマンスを出せるのなら（好みで透過などの処理を切るのは別としても）「OFFにするなんてのは論外」だったりするわけです。
　まぁ、Vistaが失敗とか黒歴史って本気で思っている人はきっと騙されている。
　マイクロソフトは反省もしていないし間違っていたとも思っていない。
　だから、Windows7はVistaをベースにチューニングされた商品だし、根本的な部分での路線の変更もしていない。
　Vistaをこき下ろすくせにWindows7を褒めちぎる人が居たら、その人が見ているものは広告と太鼓持ちの記事だけじゃないかと思う。
　もっとも、Vistaは長すぎたXPの歴史を駆逐するための人柱としてスケープゴートとして利用された。おかげでパフォーマンスは底上げされ、Windows7が出たときに「重過ぎる」なんて事は言われず済んだわけだが、実装の意図をガン無視して「Offで」なんてのはどうかとおもうのだよねぇ。

＞従来のOSが３２ビットで、６４ビットで「何が違うの？」という声があり ますが、
＞昔の古いゲームソフトとか、６４ビットのOSでは動かない場合があるということです。
＞（どうしても継続したいソフトは、ソフトメーカーに問合せするのが良いと思います。）

　こっちも結論から。きちんと対応しているものについては同じソースから作ったものでも高速に動作し、大きなメモリ空間を利用するものは更にパフォーマンスが向上する傾向にある。64bit版のOSで従来のソフトを使う場合は、とりあえず動きはするがパフォーマンスの向上はそうでもない。互換性に問題があるのはアプリケーションよりもドライバの方。引き継ぐものがある場合は要注意。

　ってことで、話を戻すが、日本語大丈夫ですか？
　「何が違うのか？」という答えが「動かないかもしれないのです！」って何！
　現代文どころか「こくご」のレベルで点数もらえねぇよ。「継続」もおかしくね？
　32bit版だってOS変わったら動かないものはうごかねぇよ。
　問いと答えに整合性が無いのは思考が存在しない証拠。

　まぁ、どっかのリンゴのところと違って、Vistaの64bit版はやる気が無かったのですな。
　なので、非互換というイメージが大きいのだけど、実際にはWindows7のWoWによって、「アプリケーション」は「ほぼ」問題なく動作します。
　が、問題はドライバのほうで、署名を要求することや構造によって、旧OSのドライバをとりあえず突っ込むってことができないわけで、そういう意味では「引き継ぐハードウェアがある場合」は「動作しないケースもあります」と。アプリケーションの場合は検証、保証がないだけのことが多いですが、システムに強く依存しているものはダメ。
　システムが、x64のコードであることによって、システムにさせる仕事量が多いほどパフォーマンスは上がりますが、本来のそれではありません。
　エンドユーザが目に見えるところでは管理可能なメモリ容量になるのでしょうけど…微妙ですなぁ。

　まぁ、違うのなぁに？といわれれば「動くコードが違う」のだが、普通のエンドユーザには「ちょっと速くて、メモリがどっさり積める」なのが、売るほうも大変だなぁと思ったりもする。

　といった辺りで字数制限。