Nicotto Town



リアでの お話 サークル編

リアで とあるサークルに入っています。もう10年近くになるでしょうか...

このサークルは 担当の方が テーマの本を決めて(主に児童文学)

その本について 解説や感想などを 参加者で話し合う というものです。

このサークル自体は 発足して20年以上なので 参加者の年齢も

境遇も 参加年数も様々です。

(ちなみに 私は このサークルでは一番若く、参加歴は2番目に長いです^^)

今回は 「北海道をテーマにした絵本」が テーマでした。

北海道を舞台にしたものでは 手島圭三郎先生の 「しまふくろうのみずうみ」

など 版画絵本などがあります。

今回も手島先生の「たんちょうづるのそら」など 6冊ほど取り上げていました。

その中には このサークルの立ち上げにも参加なさっている

大先輩の方の作品も入っていました。

「あばしりはふゆ」 自費出版の作品です。

その方が この絵本を 自費出版なさるまでの話も 

初めて 聞かせていただきました。

「あばしりはふゆ」は 釧路生まれ 釧路育ちの作者が 夫の転勤で網走で暮らし

その中で 釧路とは違う冬の経験を 絵本にしたもの。

始めは 網走で参加していた読書会の発表会用に 画用紙に描かれたもので

周囲の勧めもあり、絵本化することにしたそうです。

絵本化するにあたり、網走の作品だから網走で作りたい という作者の思い入れもあり、印刷も無理をいって 網走の業者にお願いしたとか...

絵の色や 文字の入れる場所も 何度も話し合って 出来るだけ 自分の描いた

ものに 自分の思いに近い作品に仕上げてもらったこととか...

作者本人は 素人だから言えた事もたくさんあったし、理解してくれた周囲の

お陰と 言っておられました。

自分の意見を 自分の思いを相手に伝え、足りないところを相手に補ってもらい

自分が納得できる作品に仕上がり 本当に良かったと...

自費出版の費用は 亡くなった父親の残してくれたものを使ったと...

このあと 網走を離れることになり いい思い出が出来たと...

いろいろなタイミングが 良かったと...

後期高齢者となっている作者は 若かったんだね...と笑っておられました。

では 今度は ここを舞台にした作品を描いて下さいと 皆で話して

お開きとなりました^^

#日記広場:日記

アバター
2010/11/09 21:27
綺麗な青色と白の表紙を見つけてしまいました。

いつまでも素敵なサークルでがんばってください。
アバター
2010/11/09 13:36
こんにちは。
サークル…色々なモノがあるんですね。 リアでのサークル活動の意味?というか…
今一つ…良く分からなくて^_^;  以前…文学サークルや同人誌サークルのお誘いを受けた時も??
でも、Laiさんのブログを拝見して、違う年代の色々な方達と知り合える素敵な所だとわかりました。
教えて下さって、どうもありがとう (*^_^*)



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