Nicotto Town


あかねのつれづれつれづれ


浅田次郎


「両脇を海に括られた函館の街は、
まるで群青色の古代の壁に立てかけられた
螺鈿の竪琴である」

ううーっ、憎いわっ。

はーはーはー、って興奮しそうに、
この形容には参りました。
函館の夜景を描写しています。

函館好きの私、
(だいしょうじさんだとさらに実感が濃いですよね)
とにもかくにも小説を書く者としましては、
嫉妬さえも覚えます。

中年ぐらいまでの作家の中では、
文章は浅田次郎氏が最高だと思うのですよ。
好みもあるでしょうけど、
「つばさよつばさ」、紀行エッセイ。
おススメデス。

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2010/11/12 16:10
はるるん

うんうん、読んでみてね。
はるるんも読書慣れしてるだろうから、
浅田さんの描写はびきっと来るかもね。
好き嫌いはもちろんあるだろうけど、
小説も面白いよ。
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2010/11/12 14:45
本屋で立ち読みしてくるw
アバター
2010/11/11 00:16
賛成していただいて嬉しいです。
私は浅田さんのコメディっぽいのも好き。
文章は端整でよみやすく、
語彙は豊富でストーリィテラーで、
この人が長年デビューできなかったのが信じられませんよね。
「壬生義士伝」はいっぷう変わった書き方で、
でも、大好きでした。
アバター
2010/11/10 19:36
う~~~ん、現実を超えて幻想の世界を描写しているのかも。

週刊誌に「壬生義士伝」が連載されたとき、あまり興味も暇もなく、最初のころは無視していました。それなのに、最後のころは夢中になって毎週読んで・・・そして最終回のころは、読みながら泣きじゃくっていました。
筆力がすごい人です。



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