これからの「正義」の話をしよう
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/11/12 18:47:37
これからの「正義」の話をしよう マイケル・サンデル 早川書房
NHKでやってた「ハーバード白熱教室」をもとに書籍化したもの。
6月くらいに図書館に予約したら50人くらいの予約者がいた。
当分来ないだろうと思っていたら、区の図書館には11冊もあるのだ。
予想外に早く回ってきた。
が、後にも予約者がいるので延長はできない。
こういうときに限って、予約者の多い本がきちゃうんだよねー。
今回は2冊同時に来て、なんとか1冊は読んで次へまわした。
あと5日で読み終わるかしらん?
『「正しい行い」とは何か?
一人を殺せば五人が助かる状況があったとしたら、あなたはその一人を殺すべきか?
前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるのだろうか?』
これってたとえば「裁判員」になる人に読んでもらったらいいんじゃないかしら。
いろいろな意味で正義について考えさせられます。
★しかし、最近「突発的マイケル・サンデルごっこ」を彼とするようになってます。
昨晩は、笑った後は眼が冴えて眠れなくなる、とかいう話の最中に
「笑いは交感神経を優位にするという根拠はなんだね? そこの君 名前は?」
「○○です。私は経験的に笑いの発作が起きているときは、心拍数があがり、体温が
上昇します。汗をかいたりもします。故に私は笑いは交感神経を優位にすると考えます」
「すばらしい!パーフェクトな意見だ」
などというくだらないやりとり。
でも落ちがないとどう返して良いのか難しい…。
なかなか 面白いですよね♪ 答えを 「1つ」 に絞らない。 絞れない現実を 自分以外の考えが
必ず存在することを 認識させてますよね^^