いつも笑顔をありがとう。
- カテゴリ:日記
- 2010/11/16 01:16:36
昨日は深夜勤務明けでした。
今、私には受け持ち患者さんが4名いらっしゃいます。
基本的に自分が日勤の時にはこの方々を中心に受け持つので、必然と関わりも深くなるのです。
そのうちのお一人。
心不全と腎不全を患った90代のおばあさん。
笑顔のとてもステキな方で、お名前を呼ぶと、いつもにこりと笑ってくれます。
このお年でなんと一人暮らしをされていました。
娘さんたちが通いで介護をしていたそうです。
最近は病状も思わしくなく、何よりご飯が食べれなくて。
でも、私の中では漠然と、この方は胃ろうを作って(胃に穴を開けてそこから栄養剤を注入する)、娘さんと同居して退院して行くものだと思っていたのです。
もしかすると、それは私の願いだったのかもしれません。
一昨日から急激におしっこの出が悪くなり、レントゲン上両肺に胸水が多量に貯留しているのが発覚。
採血データから2型呼吸不全も併発していることが分かり、かなり状況的に厳しくなってしまったのです。
昨日は酸素の値も不安定で、意識もぼんやりとした感じでした。
それでも名前を呼ぶと、すっと一瞬目を開けて、にこりと微笑むんです。
朝方にはいよいよ呼吸状態が悪くなり。
家族の意向で、これ以上積極的な延命治療はしないという方針でしたので、何もできず、ただただ差し出された手を握り締めることと、名前を呼んで、頭をなでることしかできませんでした。
10時に仕事を終え、11時に歯医者の定期検診へ。
少し寝て、起きて家事をしていたところ、先輩からメールが入る。
19時30分、お亡くなりになられたそうです。
はぁ…切ないです。
私はあの笑顔にいつも救われていたのに、私は彼女に何をしてあげられただろう。
満足のいく終わり方なんてきっとないのでしょう。
それでも、もっと何かできたんじゃないかとか。
例えば私以外の人が受け持ちだったら、もう少し早く判断ができて助かったんじゃないかとか。
色んなことを考えます。
お風呂に入れてあげたかったなぁ。
(病状的にお風呂には入れなかったのです。)
いつも体を拭くだけじゃねぇ。
せめて足浴くらい、してあげたかったなぁ。
車椅子に乗って、お散歩したかったなぁ。
耳が遠かったから、あんまりお話もできなくて。
もっとお話したかったなぁ。
やっと、点滴もはずれて、酸素のマスクもはずれて、おしっこの管も抜けて、すっきりしたかな。
「ご飯食べて~」って強要されなくて、ほっとしているかな。
お疲れ様でした。
いつもステキな笑顔をありがとうございました。
頼りない受け持ちで申し訳なかったです。
どうかゆっくりお休み下さい。





























悲しい出来事でした(T_T)