Nicotto Town



風の陣 裂心編

以前も書きました高橋克彦の小説です。

5部完結です。

裂心編を読むにあたって、先の4編も読み直してから裂心編にとりかかりました。

で、裂心編を3度読み返してみて、感想は、???でした。

ネタばれっぽいですが

主人公が、嶋足から鮮麻呂に変わっている。

まあ、それはいいとして、嶋足はどこへ行った?

「火怨」で天鈴が言った「蝦夷にとっては口にするこのも憚れる名となったが」の顛末もなし。

「火怨」の裏話としては、なるほど、なのですが、う~ん、かなりの不完全燃焼。
(”裏話”の意味は、ジェフリー・アーチャーの「ケインとアベル」と「ロスノフスキ家の娘」の関係みたいに、ひとつのイベントを別の立場から描いている)

完結編ゆえ、私のモヤモヤ感は結して解決されないのか。。。

う~ん、先の4編とは、別物として読むしかないな。むしろ「火怨」のイントロかな。。。

でも、嶋足の方は??????

#日記広場:小説/詩




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.