Nicotto Town



スカーフェイス

傷のある顔って意味らしい。


アル=カポネのニックネームだが、
(とは言っても、影で言ってただけらしい)
私が言ってる「スカーフェイス」は、アル=パチーノの映画。

何度見たかわからないほど、見た。

この映画の中に、麻薬の利権がらみで反目を、
生きながらにして手足を切り、最後に首を切るシーンがある。
バスルームでだ。

電動ノコギリ、シャワーカーテンに飛び散る血、絶叫。
最後のヒトキリで、絶叫が止み、ああ、首が切られたのだなと知る。

このシーンが怖くて
大好きな映画だけれど、私はいつも吹っ飛ばして見ていた。


久しぶりに、この夢を見た。

私が被害者なのだが、近づく電動ノコギリに「これは夢だろうか」と。
夢の中で思い、「いや現実だ。ここまで来てしまったか」と。
最後に願うのは「神様、痛いと感じない神経を下さい、今一瞬」

そこで夢は「ぷちゅ!」と暗転し、終る。

昔はよく見た夢だった。


久しぶりに見たのは、
多分、死刑判決の事件の所為だろう。

大変な苦痛を味わいながら死んだであろう様は、
見せしめなのだが、
「その事を思い出さない心を下さい」と、犯人は思ったのだろうか。

少なくともアルパチーノは、後悔に苛まれないことと引き換えに、
壊れていく精神を、実に良く演じた。


死に値する罪はある。
これもそうなのかもしれない。

確かにあるけれども、死刑を望む様は嫌いだ。

執行の場に連れて行くヒトの心は、
死刑執行人の心は、きっと壊れているだろう。

鈍感になれますように、深く考えない私を下さいと
私がその職業であったならば、きっと何ものかに願う。

死刑に値するヒトのことよりも、死刑判決を下すヒト、
執行するヒト、この苦しみを思う。
合法であれ、ヒトの命を絶つことは、辛いことだ。

それを、法の下に「職業として強いること」ここに疑問を持つのだ。

死刑死刑というけれど、執行する側のことを思うヒトが
どれだけいるだろうか。
裁判員の様にいきなりお知らせが来て
「アナタがボタンを押す人に選ばれました、押しに来て下さい」

拒否しないだろうか。拒否しない人は、少々どうかあると思う。
それを強いているのだ。

だから私は、若い頃から死刑廃止を支持する。

が、もしもだ、ウチのチビ達がイヤな目に遇ったら。。。
私は殺しにいくであろうその矛盾を
どうしていいのか、持て余す。

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2010/11/27 23:37
>西の魔女様
ほれ、昨日か一昨日か、TVでさ、裁判員の男性がさ「勇気を持って」出てたわけだ。
「死刑判決を下すのは、どうのこうのだが、遺族を思うとその判決を下さざる得なかった」
そういうことを言っていたけど、なんて危険な思考経路なのだろうと。
直情的だ。。。そこに判断基準を持ったらイケナイと思う。。
だから、アメリカの司法は崩壊してるじゃないかと。

コンクリの方は知らないけれど、犬鳴きはじっさいそう言っていたと聞いたわ。
平気で生きてる。

いつも出るのは、「刑務所に長らえるのは税金の無駄使い」
その考え方も危険だと思う。
世の中が一端を担わねばならない罪はあると思う。
だから終身刑は必要だと思う。。。

難しい問題だよね。。。
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2010/11/27 13:33
報復という概念が、その人の心のどれだけの領域を占めているかというのも
死刑に対する感性の違いに大きく影響すると思っています。
幸か不幸か、私はこの報復の概念が非常に乏しい。
いちいちやり返す必要を感じないので、必ずやり返さないと気が済まないダンナには
やられっぱなしだw

ただ、いつも思うのは、私も基本は死刑には反対なんだけど(人が決める範疇じゃないと思うから)
死に値するというよりは、二度と日の目を見せちゃいけない種類の犯罪者はいると思う。
随分前になるけど、青春期のほとんどを監禁されてすごした秋田の少女も
犯人が、世の中に出てこないことを切実に望んでいたよね。

日本には、量刑が無期懲役までしかない。
いずれ出所できるってことだよね。
終身刑はどうしてないのだろうか?
刑務所が足りない?維持費や犯罪者の生活費に税金が無駄遣いされる?
そんな物理的な事情で、再犯が野放しなんてゾッとするよね。
終身刑という量刑は無くても、懲役2000年なんて判決がある得る国だってある。
これは誰もが思っていることのはずなのに・・・・

それとコンクリ殺人の時(思い出しても吐き気がする)
少年犯罪に走る連中の間で、流れていた常識があるんだって聞いて気分が悪くなった。
「どうせ殺すなら、少年のうちに一人殺っとけ。マスコミが勝手に配慮して
 成人しても報道に実名が出ることが無くなる」って
もし、ただの噂で無かったとしたら・・・・

人はどこまで残酷になれるのだろうか?
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2010/11/26 01:19
>かりネコさん
あたしゃ、そうおもうんだよ。
罪ってそういうもんかなとも思うんだよ、その直接的な「その人の罪」は「その人が償うべき」
なんだけれど、人は一人で行きているわけではないコミュニティでがんしょ?みたいなさ。

そうとばかりは言えないねぇ。。。ホンダかなんかの社長は出世欲が無かった人ばかり
歴代社長になってるしねぇ、たしか。。。
若干のストレスを与えないとさ、植物も育たないわけだ。
人間とて一緒だろうな。。。

いまさ、小学校の指導で「ふわふわ言葉を使いましょう」ってのがあってビビった。
「えぐるな」ってことなんだろうけど、ぶつかんないと得られないものあるっしょ?
イジメを変な方向で沮止しよう?回避しよう?そう思ってるね。
ずれてるよ。。。
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2010/11/25 21:35
そーそー、社会が罪を担うんですなぁ☆ 
そうならないように防ぐ手だてが今は弱すぎるかもしれない。
人と人のつながりが希薄だから・・・><
その意味で、 個々バラバラだから人もますます弱くなっちゃうよな~
支え合えれば強くなれるじゃない、どんな弱い人もさ♥

出世してゆく人は、やはり「何かある」のかなぁ・・・。
それぞれの業界に、出世の掟みたいなものがあるのでしょうな。
有能イコール出世ぢゃないからね・・・。残念だが。


ゆとり教育の子供が社会に出てきているけど、 常に「今時の若者は」と言われ続けているが、
今まで以上に心配ですね。
社会環境がもう私たちの頃と違っちゃってるから・・・今の子供達は大丈夫なんだろうか・・・☆><
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2010/11/24 23:44
>かりネコさんさん
まぁ、そこは社会が担う社会の罪という事で。。。
へんな外郭団体に税金バラまかれるより良いって(爆

地方裁の方がココロある良い判決出したりするわけよ。
なんだろうね。。。保身の度合いが違うのかな。。。
それとも出世していく人は何か捨ててるのかな。

そうなのよ、最高裁判官ね、おざなりじゃん?わかんないんだからコッチは。。。
全部×付けようかしらと(笑
これを機にね、テレビがヤっちゃえば良いのよ、この人はね、みたいなさ。
面白い番組になると思うよ。
フラットに報道してもらわないと困るけど。。。

どうかなぁ。。。これだけ成熟していない国民に委ねるってどう?
戦後、それだけの教育して無いじゃん?
それにあの「ゆとり教育」の申し子も大人になるのよ!
どーーーすんのって感じじゃん?
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2010/11/24 23:06
終身刑は・・・税金よけいにかかりそうですねww
姐さん、 弁護士刺すのは一人までにしたほうがいいですww
2人以上刺してはいけませんww


裁判官、変な判決あるみたいよね!! (だから裁判員制度なんてできたんだろうけど?)
テレビで限りなくえん罪っぽいある事件の裁判があったんだけど、矛盾点を無視して検察寄りの判決を出した人がいたのね☆ ホント過去の判例見たくなるわ!!

最高裁判官なんかもねぇ、 選挙のついでに変な〇×書くような制度ぢゃなくて、日頃から市民の目が行き届くようになっているといいよね~☆  政治家みたいにさ、マスコミに色々と調べあげられるような・・・


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2010/11/24 00:22
>かりネコさん
あ〜、それ聞いた事あるなぁ。
あの短い時間に、いろいろなものを見るんですってね。
尊厳とか、そうね厳粛とか。。。なんだろうね、しずかしき何かね。

でも、無期懲役はさ、無期。。。期限を定めてない懲役で
終身刑は、もう絶対に終身なんだわ。。。大きな違いだよね。
死刑とも違う。ただし、正当な誰も傷つかないね、終身刑は。

ねぇ。。。もっともっと「この裁判官」が、どんな判決を下したか、
簡単に見れないものだろうか。。。え?と思うような判決を下す裁判官の
過去の判決が知りたい。
いい判決を下したな、冒険したな、いい判例を将来に残したな、と思える裁判官の
過去も知りたいね。

きっと何処かで開示してるんだろうけど、もっと簡単に見る事が出来ないだろうか
若者の含めてよ。
そういうインフラをね、裁判員制度を導入したのであればさ、整えて欲しいな。。。

日本はどこに行くんだろうね。
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2010/11/23 23:43
執行を職務として命を奪う行為をしなければならない人は、 理性で納得するしか救われる道はないかもね~。
社会的に必要な行為であり、 自分の義務だと思えば、 上役から言われれば命令として受け入れることができるのかも。
そうでなければ退職するしかないですよね!

判決を下す人も、 よく考えれば「三審制」のおかげで助かっているのかも。
下級審は、上級審で決定を下してくれるから判決の重みも軽く感じるかもしれないし、
最高裁は裁判官が複数で、しかも書類だけで高裁の判決が妥当かどうかを判断するだけらしいから、これも気が楽かも。
でも執行の人は、いくらボタンが三つあっても、誰かが押しているわけで・・・。
社会正義に支えられないと、とても辛い仕事ですよ。


ああ、昔、アメリカかどこかで死刑執行の場所に連れて行く役割の人が手記を書いていたとかってテレビでやってましたわ。 囚人とのほんの短い時間だけど、やはり何か考えるものがあるみたいですよね。

その意味で、厳粛さ、厳かというのは、 人を賢明にするのかもしれないなぁ~・・・。


えん罪は、ありますねぇ。
この科学が進んだ時代でもあるんだから、始末が悪い。
裁く人も裁かれる人も、 みんな誠実であればいいのだが・・・・。

それにしても終身刑と死刑との隔たりも、やはりものすごく大きいものがあると思いますね。
無期懲役と終身刑というのは、まぁ近い物がありますが・・・
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2010/11/23 00:38
>かりネコさん2
難しいね。。。社会が担うべき罪の一端ってのが、どこまでなのか。。。

戦争も、許された、もしくは強いられた殺人だよね。
これを愉しんだ人は必ずいて、アメリカなんか割と抱えてる問題だったろうと思う。

でも、一般の人は、必ず心がどうかなったろうよ。
それと死刑執行は、あまりかわらないと思ってるんだ、執行を強いられてる人。。。

昨日のテレビでさ、足利事件飯塚事件のDNA鑑定の事やっててさ、
足利事件でもさ、ついつい自白したんだよね。
でも、死刑執行された飯塚事件の久間被告は、一貫否認してたんだ。
これは大変な事だよ。。。してない人まで自白するほどの中で、一貫否認。。。
並の精神力じゃない。

なにか確固たるものが無いと、言い続けられないよね。。。

えん罪だったとしたら。。。。その可能性は、限りなく100パーだね。

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2010/11/23 00:25
>かりネコさん
若い頃さ、あのコールタール回してるグルグルの中に間違って落ちた人の云々
偶然見ちゃったんだ。
「あ!いない!」ってまわりが騒いで、そのグルグルから足だけ出てた。
みんなが足を引っ張って引きずり出して、アタシは少々若年だったから
それ以上は見るな!と、別室に連れて行かれた。
大変な高温だ。。。服なんかボロボロになって出て来るんだよ。
別室に移してくれた配慮に、今感謝するよ。

そんなんだよね、運命かもしれないよね。
でもね、いやなんだ、強いるのが。。。
でもね、「死に値する罪人」は、確かにいるんだよ。。。

今日ねテレビで面白かったよ。
「家族が罪を犯して、庇うか庇わぬか」
これはナカナカの深さだよ。
罪を償わすのが家族の役目だともおもう。。。合の一種だとも思う。
庇う人の気持ちが、わからないわけじゃないけどな。
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2010/11/22 23:47
戦時中は、 裁判無しに銃殺とかありましたよね・・・。
日本兵は一般人が徴兵されていたから、いわば普通の人が任務として人を撃ったわけですよね。
そう考えると、死刑論も含めて、戦争について日本人はよくよく認識する必要はあるんぢゃないかな・・・と、ふと思いつきました。 (尖閣がらみの問題では右翼の勇ましい意見が巷では炸裂していますけど・・・・。)


呵責なくできる若い人たち。愛のない育ち方をした人たちの行く末も心配です・・・・。
私たち大人の責任かなーと思いますよ。><

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2010/11/22 23:15
ええー・・・生きたまま電動のこぎりで!
ううーん☆ すごすぎる・・・。 多分見れない。。。。><

実はスプラッター的な壮絶な場面に遭遇する仕事という職業はあるよね・・・。

昔、警察官の人がうちに下宿していたのだけど、母など色々な話を聞いたみたいですよ。
お風呂でなくなった人がしばらくして発見されたんだけど、 運悪くお風呂が追い炊き中で・・・ (以下自粛)・・・とか。
交通事故現場とか電車事故なんかも、片付ける方、どんななのかしら・・・と心配に思ったことがありました。
医者とか、消防士とか、捜索を手伝っているダイバーとか、とにかく夜眠れなくなりそうなすごいお姿に遭遇するだろうし・・・。 皆様ご苦労様です。

死刑についてはね・・・必ずしも私は廃止論じゃではないんだわ。
だって、秋葉原の事件とか、どうしてもそれ以外にどんな刑が適切なのかと考えると、死刑以外思いつかなくて・・・。
(とはいえ、何が正義なのかわからないままに・・・というのはどうだなんだか。)
それも当人の運命。 手を下す方も、運命。 被害者も・・・運命? なのかな・・・?

ちょっとサンデル教授の「これからの正義の話をしよう」でも読んで、少し勉強でもしなければ☆


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2010/11/19 22:16
>ちゃこ猫ミカさん
そうらしいですねぇ。相当の理由がいるんですって。。。
権利でなく義務なんだな。。。

それって良くわかります。
かわいそすぎるのも、哀しすぎるのも、怖すぎるのも
もう見る体力が無いです。
幸せな気分になる、爽快痛快、そういうものをツイ見てしまう。
落語とか、罪が無い娯楽ですねぇ。。。
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2010/11/19 12:36
私も裁判員に選ばれたら断ろうと思ったわ。
でも、断るには相当の理由がいるらしいね。

残酷で怖い映画と可哀想な映画は、
この年になってもう見たくない。
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2010/11/19 11:26
>南の島のヒロさん
おかえりなさい!

はい、知っています。
でもそれは、根本解決でなく、「マスキング」だと感じています。
どうしてもそれをしなければならないところからの発想ですもの。
どうしても、「マスキング」方式になってしまいますよね。
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2010/11/19 11:17
こんにちわ。

 死刑を執行する人、今でもそれに対しての最低の配慮がされているのをご存知ですか?
 昔、軍隊で行われた銃殺刑の場合、撃ち手数名の中に渡される銃弾には、空砲弾が入っており撃ち手の救いに。
 電気椅子処刑の場合でも、複数のスイッチを同時に入れるのです。 実際に通じているのは一つだけ。

 そうして、執行人の気持ちを楽にさせるやり方が用意されているんですよ。
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2010/11/19 01:49
>黒猫手毬さん
もの凄く不謹慎なこと、始めに言っちゃっていいですか?
「耳かみ」なんて言うんですもの。。。タイソンの耳噛み事件かと思って
なんで殺人?と思っちゃいました。。。耳かきやん。。。(爆

私の中じゃ、耳かきの方が、死刑でした。
身勝手ですし、あの人間の「生きて罪を償う」云々は詭弁です。
「死への恐怖」の方が、彼の中で勝ってるように感じます。
自分の犯した罪が死刑に値することだったと確認した時に、恐怖しただけの話です。
時が経てばまた、「あの女、俺をこんな目に遇わせやがって。あんな態度をしなければこんなことにならなかった」と、転嫁していくタイプに思えます。
終身刑であれば、こつこつこつこつ、気の小ささと姑息さから模範的な態度を取る人間でしょう。

日本に、あのプロファイリングってのが、もっともっと進めばいいのに。
「という傾向にある」というものを参考にしてしまっていいのかどうかはわからないけど
たとえば今度のバラバラ殺人であれば、生きて苛まれる時間が長い方が、
きっと犯人には辛いのです。そして、麻薬がらみです。
殺された方も、間接的に殺人者です。そしてその縄張りというものは、
私たちが計り知れないほど、「世の中に蔓延してる麻薬」の象徴であると思うのです。

普通生活者は、そこまで精神的に強くない。
そして、流されない感情も持ち合わせてない。
この裁判員制度は、まだ育っていない「権利意識」には、過酷です。
きっと精神的なケアを施さねばならない人も出てくるでしょう。

公開されるということは大事ですし、訓練も国民には大事ですが、時期未だ早き感は拭えません。
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2010/11/19 01:30
映画で見逃したんだけれど、「休暇」がありました。
吉村昭さんの小説が原作です。
 
再婚を考えている女性と会う為に、刑執行の死刑囚の体を支える仕事をする刑務官の話です。
それをすると休暇が貰えるからです。

吉村さんは綿密な取材をすることで小説を書かれているので、刑務官にも取材を重ねたそうです。
死刑について、命について、生きる事について、真摯に描かれているようだったので
また機会があれば、と思っているところです。

裁判員制度、初の「死刑」宣告。
これは本当にいろいろと考えさせられることですね。

わたしも個人的には「死刑廃止」を支持する方です。
しかしながら、世の中には「死刑」を持ってしか償えない罪もある、と感じてしまいます。
 
刑務所から出所したとたん、強盗殺人を犯したなど
社会に出してはいけない人間が実際いるのは事実のようです。
現在だと、絶対に出れない終身刑はないから、結局、死刑敷かない究極の選択です。

偶然裁判員となり、見たくもない遺体の写真や状況を知ると
普通ならば被害者感情として動くし、まずは慄くでしょう。

そして、加害者が行った事と同じ、「死」の宣告を
ごく普通に「死刑」とは無縁で生きてきた人が、行わなくてはならない。
刑の宣告までせねばならないのか、これはキツイ。

母が交通事故に遭って、被害者サイドは相手がどのような罪となったのか
たいていはわからないので、警察の被害者対策室に行ったことがあります。

待合室で待っていたら、ここで、どれだけの悲惨な現実に打ちのめされ
決して救われることがない被害者家族の事を想ったよ。
法律や公的支援がなおざりなままなんだもんね。

「耳かみ殺人事件」では死刑判決にならなかった。
その時遺族が「こんなのいけない。酷過ぎる」と泣き叫んだそうだ。
裁判員に向かって。
これもキツイ。

罪を裁く時、己が罪を裁けるのかと、訓練を積まない人は思うだろう。(わたしもそう)
等しく、法への責任が国民に、降りてきた。
今まではどこか、被害者も加害者も、まして「死刑」などは
どこか遠い国の話に近かった

法は正義ではなくて手段
平穏に生きていく為のルール。
それを考え直すには、わたしたちが体験するしかないのか。
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2010/11/19 00:39
>招き猫さん
平気な人は、たぶん選ばれないと思うのだ。
その「愉しむ危険性」を、回避しにいくだろう。

終身刑の在り方を、もう一回考えるべきだとも感じている。
それには「血税をつかってなんで」という意見もある。
しかし、それは傲慢で、「必ずや加害者にならない」と思い込んでる傲慢で
人間、「絶対はない」と思うのだ。
そこは、社会が担わねばならない罪が等しくあるという考え方を採用したい。

でも、被害者家族は、「同じ苦しみを与えてくれ」と願ってもそれは当たり前の事で
どうしていいのかわからないんだ、私も。
答えがね、ほんと見付からないんだ。。。
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2010/11/19 00:34
>みだめさん
難しいね、ほんとだよ。

断ることはデキルと聞いたこともある。
でも、自分がしなければ他の人がするしかなくなると、そこに義務感が生まれるとも聞いた事がある。

アタシが見ていた夢のナンバーワンは、飛び降り自殺で、足を離した途端に
「しまったぁ〜〜〜、死ぬんじゃなかったぁ〜」と後悔する夢。
今ひとつイサギが悪くて、イヤになっちゃうんだ。
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2010/11/19 00:31
>らてぃあさん
らてぃあさんは、もしかすると見たことがあるかもね、映画。
12人の怒れる男。。。私が好きだったのは、ヘンリフォンダの方でなく、ジャックレモンの方。
テレビ映画で、日本の初めての陪審員制度を取り入れたときのものもあった。

権利意識を希薄にしている日本人に、人の権利「被害者」「加害者」双方の判断がデキルのかと
権利の理解度を疑うときもある。
教育がね、そこまで成熟していない。。。

どうなって行くんだろうね。。。ほんとに。。
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2010/11/18 23:20
>うさぎさん
うん、あたしもね、それはある。。。痛みが走るような、そんな感覚をもち続けてる。
チビ達のみならず、どうか小さな女の子も防衛の知恵が出るまでは、
辛い思いをせず大きくなってくれ、そして年をとり、幸せのまま人生を終えてくれと願う。
女の子には、危険がいっぱい過ぎる。幼い子が監禁されたまま大きくなった事件もあったね。
逃げる力が残っていたこと、そして育っていたことが、奇跡だと思った。
でも、一生消えない傷を負ったろう。想像を絶する。性的な事件を犯したヤツは死刑だ!と思う。
死刑判決の前に、私は殺しにいくだろう。。。と矛盾を抱える。

精神鑑定に持ち込む場合が多い。。。
精神の基準ってなんだと思う。人を死に至らしめるのであれば、判断してるじゃないか、と。

世に出さない処置なのか、更正のチャンスを与えるものなのか。。。
禁固刑の在り方を考える。
外国にある300年だの400年だのは、明らかに「自由を知るものから自由を奪う刑罰」
一生、ここから出られない絶望。死んで終ると思うなよ、でもある。これもわかる。
下のコメントコメ返にもあるけど、なんで終身刑が無いんだと。

無期懲役は、刑期を定めないだけで、更正の余地があれば縮まるよね的。
これはおかしい。。。これこそ「更正の余地ってあるのか、この人に」と。

ねぇ。。。幼い女の子を持つとね、ほんとにいろんな危険の妄想に苛まれる。
どうかどうか無事に。。。と思う。
男なんか、この世に居なきゃいいとまで思う。
そうすれば危険度は、ぐっと低まる。。。

死刑廃止を、下記の観点から思うのだが、幼児虐待、それも性的虐待。
もう、アタシの中では、死刑なのだ。。。
矛盾だよ、矛盾。。。抱え続けるんだ。

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2010/11/18 23:14
ボタンが三つあるらしいね。
そのうちのひとつが、バタンコのスイッチらしい。
どのボタンが当たりかは、誰にもわからんと。

魚すら生きているうちは捌けないワシなどは
きっと法務大臣になってくれと言われたら、断るしかないなぁ。

死刑を執行する側・・・
そういうのが平気だという人種に任せるしかないのう。
完全終身刑の新設っていう案もあるようだけど
刑務所をかなり増やさんと足りなくなるのとちがうだろうか?
そういう問題をクリアできれば、死刑撤廃は理想だと思う。
ただねぇ、やはり被害者や遺族の気持ちを考えるとなぁ。
やはり命ってのは、かけがいの無いほどに重いモノなんだよなぁ。
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2010/11/18 23:06
難しいお題ですね。
私は死刑廃止派ではありませんが、
これが自分のお仕事であれば、果たして同じことが言えるか疑問
想像はできても、いざ現実を目の前にしたら、どうだろう

私も自分が殺され(かけ)る夢、よくみます。。。
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2010/11/18 22:59
裁判員はやってみたい。
死刑はありだと思う。
でも 自分が裁判員をやって死刑判決が出来るか、、、
でも、死刑があれば誰かが判決を下す。
他人にその責任をまかせっきりにしてきた。
これからどうなんだろう。。。。。
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2010/11/18 22:34
>朱華さん
もう、「人ってなんだろう」という括りまで、考えさせられます。
二本足で歩けば人だとして、じゃぁ、「人非人」という言葉があれば、ああ、人ってなんだろうと。

ほら、どんどん刑量が加算されて、「禁固刑350年」とかあるでしょ。
恩赦で「おめでとう、250年になったよ!」と。
そういうのでいいと思う。。。できれば、独房で。。。とか。
いまね、あのコンクリにしても犬鳴きにしても、出て来てるんだよ、世の中に。
必ずや、反省の1つもないんだよ。その心なんか持ち合わせてない。

税金を使って、そんな人間を刑務所で食べさせている、食べさせ続ける、これはおかしいと
死刑支持の民意の中には、ある理由だね。
しかしながら、「国という括りの中で生きていくならば」「罪人も社会の中の一部分で」
「社会が担うべき罪の一端は存在し」「必ずや加害者側にならないとは、万人言えない」
と考えるのね。
すると、「その法の恩恵に授かる可能性が誰にでもあり」「守られている」ことになる。
「私はしないであろう」という傲慢は、誰とて言えないのだわ。
子々孫々血が繋がっているとすれば、どこにそのような人間が出るかわからない。
個人個人とはいえ、社会は繋がってるんだもの。

執行の側に目を向けても、上記の見地から見ても、絶対的終身刑、これは必要だ。
なんで処刑のすぐ下が、無期懲役なのだ。。。。
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2010/11/18 22:20
>まいち〜
うん、そうだよ。
そうだけど、あらら、どうしてそんなこと言う?

鳩山弟はね、ありゃ、「おれがする!」みたいね、ヘンに間違った侠気の男だから
まぁ、しょうがない。あれでエツに入ってるはずだ。
取り返しがつかないものを、法は抱えて今に至るわけだ。
捏造やえん罪の歴史を抱えて、もし。。。を考える、その恐怖があるんだよ。
もし違ったら。。。

柳田稔の経歴を見ようと思った、いまの発現問題ばかりが出て来て
そのページが見付からない。
どこの大学で、何を専攻、どんな教授についたのか、これが知りたい。

土井たか子さんが大好きだったんだ。
田畑忍に学んだんだと記憶してる、頷けることだ。
それと等しく、誰に傾倒して学んだかによって、その後って割と決まるのさ。



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2010/11/18 21:36
違う人へのコメントからレスしますが
私も女子高校生がコンクリート詰めされた話が未だにトラウマになってるんだわ。
本当に女に生まれたことが呪わしかった。

頭に空洞を抱えていようとなんだろうと、魂が恐怖を感じるような事をする人を排除したいと本能が言うんだよ。
「全てがやり直せると言う偽善的な発言を信じる程、私は甘い子供ではないんだ。」と返したくなる。
そんな労力は赤ん坊を聖人に育てるより大変だと思う。
もし、それでもしてみせると言うなら、犯罪を犯す前に非行行為を行う少年少女に最善を尽くせよ!…出来ないくせにw
絶望の淵に立つ遺族が生まれてから、加害者の人生のやり直しをさせるって…おかしくないか?


と論点がずいぶんずれている所から発言をしてしまいました。すいませんww
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2010/11/18 21:30
コンクリ殺人とか、光市母子殺人とか、
報道を聞く度、吐きそうになってしまう。
人として、してはいけないことがあるだろう、と思うのです。
なぜ日本には、絶対的終身刑がないのでしょう。
死刑を廃止するのであれば、
仮釈放や恩赦も全て受け付けない終身刑を作って欲しいです。
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2010/11/18 18:00
あれ?
それって、昨日のニュースになかった?判決出たってので。
生きたまま電ノコで首切断して海にポイしたっての。確か二人ほど。
どこだったかは覚えてないけど…

言われてみれば、死刑執行人の側の気持ちまでは考えたこともないし、そういうことが語られることもあまりありませんね。
確かにKINAネエの言う通り、裁判員みたいに 「死刑執行人に選ばれました」 なんて通知が来たら夜も寝られなくなって、精神に異常をきたすんじゃないかな?
少なくともトラウマにはなるでしょうね。

鳩山(弟)元法務大臣はバンバンやりませんでしたっけ?
アレぐらい鈍感な人じゃないと務まらないのかもね。
そういう点では、現法務大臣の柳田氏は大丈夫なんじゃないかと、皮肉ってしまう…
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2010/11/18 15:37
>モウモウさん
そうか。。。刑務官っていうんだった。。。この頃単語の「思い出さない率」は著しいのだ。

法務大臣すら、死刑の執行を先送り先送りにするもの。
それは、そうね帝銀事件のえん罪の件もあって、怖くって執行出来ないのもあろうけど
死刑執行にサインが出来ないのも、なんとなく知れるのだ。

いい話しをお聞きになったですね。私もそういう機会に恵まれればなぁと。

人が人を裁くのは、ほんと容易じゃない。
とすれば、宗教の名のもとに、神の御心とするが一番簡単だ。
海外の「遺族の前で執行される」その様も大嫌いだ。。。それで癒されるものでもないのに
「殺せ殺せ」と。。。肉食は怖いなぁと、その時には思った。

下にも書いたけど、「女子高生セメント殺害」も、「犬鳴き事件」も
これね、犯人の少年はもう、今出て来て生きている。
あの時の事を「愉快だった」と話していると言うのも、何かで読んだ。
そこの憤りも、計れないわ。

だけど、ボタンは押させたくないんだよ、誰にも。

アバター
2010/11/18 12:36
こないだ死刑囚を収監している刑務所の刑務間の話を聞いた。

猛省して、死んでも償いきれない思いを抱いて自ら刑を望むもの。
どうしようもない、それこそ人間とは思いたくないような人間。

気力を失う物も居れば、最後まで悪あがきをするものも居る。
刑務官も人間だから感情を抱く。
ただ法の執行を任務として受け入れなければならない。

すご~く複雑な気分だったよ。
人が人を裁くのは簡単なことじゃない。
死刑が執行されても、遺族の心は癒えない。

死刑によって解決することは何一つない。。。

でも、やっぱり残忍な殺人を犯したヤツが生きてるってのは許せない。
オレは裁判員に選ばれたら、たぶん死刑判決に一票投じると思う。

でも、やっぱりボタンは押したくない・・・
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2010/11/18 11:40
>故障中さん
いや、死に値する罪はあるよと、アタシも思うよ。
被害者側に立てば、それもね、致し方無し。。。

だだしね、職務としてそれがある、その重さに耐えかねるんだよ。

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2010/11/18 11:35
死刑が有って当然、と考える私はちょっとおかしいです。

一寸どころじゃないな。

遺族感情を考えると、執行も職務だと考えてしまいます。
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2010/11/18 11:29
>おおくまねこさん
日本人の「権利意識」の未成熟は、「相手の権利に対しても無頓着」との現れだわと感じてる。
それは、教育の有り様が関係してるだろう。

裁判員制度を行なうにあたり、その年代に当たる人間が、どういう教育を受けて来たのかを思う。
無作為にチョイスされてるものでなくてはならないし、さりとてその資質を問いたくもなろう。
少なくともその入り口は高校教育にあり、義務教育の範疇には、よっぽどの「感受する心」が
育って無い子には、難しかろうと感じる。
そやって育って来た人に、人の判断をしろと。。。どんどん死刑がいいですよ!と言い出す人は
増えていくのだ。。。
「殺したんだから、死刑」にならんとも限らん。
将来のため、基礎的な教育は、与えられるガイドライン?構築を願ってる。

ゆとり世代が、大人になって主力になる日が近い。。。

先送りすれば、そこに負荷をかける。どうするよ。。。と思う。

話がそれたけど、そうなのよ。。。矛盾に蓋をする日々なんよ。。。
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2010/11/18 11:20
>KOOL
思春期に見る映画じゃないと、今でこそ思うんだ。
「思春期に見るべきじゃない映画100選」に、私の中で入っとります。
だけど、思春期に見たから、感じ取りもしたんだろう。。。
あまりに哀しく、あまりに痛いのだ。

無感動に人を殺すには、大きなモノを意図的に捨てないと出来ないだろう。
トニーは、明らかに意図的に、それを捨てながら、捨てきれずにるものを最後まで守ろうとし
「生きる」に必要だったんだな。
人はキレイなモノをもち得なければ、本来は辛くて生きていけないんだ、きっと。
人が人から生まれるのは(木のマタから生まれるわけじゃないらしい)、
それを知ることなんだろう。。。

今回のは「見せしめ」だから、致し方なくトコロテンのように押し出され殺したんだろう。
その方法も、そこからのチョイスであれば、致し方無し。
反対の可能性だってあったのだ。だからこそ、「愉しんだわけでなく」後悔もある。

いま愛されない子供が増えてる。
どのように育つんだろう。。。
きっとこの「呵責なく」過ごせる類の子を増殖しているかもしれない。
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2010/11/18 11:10
>うさぎさん
私ね、親は「ヤバいな」と感じて育てたろうと思う。
1を知って10以上を知る子だった。
そのうちに、自己防衛が働いて、余り感じないことをコントロールするようになった。
これで、「ちょっとおかしい人」の範疇に留まった様だ。

両親が「キレイなもの」「美しい心」これを見せようと一生懸命になったのは
うさぎさんが言ってくれたことと、同じ気持ちだったんだねぇ、と、今更に感謝する。
ありがとう、うさぎさん。

手術のシーンだけでも、ありゃ痛いね。どうか全身麻酔で、と自分の時には懇願してるよ。

そうなんよ、三つのボタンでカモフラージュ、それほどの精神負荷を掛けるものなんだろう。
あの死刑執行の廊下を連れて行くあの職員さん?にも、どれほど鈍感にならねばやっていけない
負荷があるだろうと。。。

被害者家族を思うと、その立場になった自分を思うと、そんなこと言ってはイケンのだけど。
加害者家族にしても、死んでお詫びをしてもらった方がよっぽど心は解決するだろう。
ウチの親なら、「うちの子死刑にして下さい!」というだろう。
そのあと人知れず泣くだろうけど、育て方に後悔して。

むずかしい。。。
世の中には、作用と反作用の倣いの通り、裏があったら表があり、
こちらから見ればあちらが立たず、あちらを建てればこちらが全く立たないわけだ。


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2010/11/18 11:07
うん、死刑に関する問題は難しいよね。

ニュートラルな判断、絶対的は正義なんてのはなくて、どうしてった自分をどこかの立場に立たせて、かつ、そこから想像の域をでることなく考えるしかない。

そうすると、当然KINACOさんが持てあますような矛盾は生まれるよね。

職業ならばある程度は覚悟の上だとは思う、たとえば刑を決めて下す側はね、裁判員はそれに当てはまらないから難しいよね。
でも、執行人となるとそこはまた違うだろうし……

うん、これは迷路に入り込んで答えが出ないのが判ってるから、普段は考えないふりをしている問題の一つです。
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2010/11/18 10:59
>ミッキーさん
そのシーンは、そのものズバリを見せるものでなく、想像させるシーンで、
ほんの何十秒かなの。
同じような映画の、「グッドフェローズ」ってのもあるけど、そのものズバリは出してない。

その「そのものズバリ」すら、やはりすっ飛ばしてい。

この映画を何故に好きか、それはねマフィアで「高見へ高見へ」と駆けのぼる主人公が
手放していく精神と、掴んでいる微塵の良心の象徴と、無感動になにも見ていない目線。
これが好きなんだわ。

殺される覚悟は、割と出来る。
この歴史の中で「拷問」の歴史があるのは、人は「方法」に震撼するからだと思う。

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2010/11/18 10:54
>さっとんさん2
坊主が言うんだわ、お坊さんね。

「いままでカッとなったときに、傍に刃物が無かった仏の采配に感謝する」的なことを。
だれでもやっちまう可能性は、過分にあるよと。
もしそうなっていたら、「仏がどうのと、みんなに言える立場じゃなかったろうなぁ」と。

そうかぁ。。。その幸せを思わねばならぬかと。。。

勢いであったかと、その電ノコには思う。
計画はしていて、そうせねばと思い込んでいたはずだ。見せしめだもの。。。
だからこそ、苛まれるのだと思う。
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2010/11/18 10:50
>あきさん
意図的に精神を手放すときと、異常であったときと、もともと精神に何かしらがある時
マトモな精神状態では、とよく言うけれど、全てが範疇だと思う。
それを抑制する力、解き放つ力、ウマく言え無いが全て「我が」の範疇で
よく使う「精神がどうのこうの」の話は、「そりゃ、罷り通らんよ」と感じる。

それが当てはまるのは、「正当防衛」だけかな。
その先の「過剰防衛」の判断は、また違ってくると思うけど。

人間も、草食ではないのだから、その断末魔は見て今に至ってるはずだ。
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2010/11/18 10:44
>さっとんさん
生きながらにして燃やされた、福岡犬鳴峠の事件を覚えている?
親孝行の息子が、不良グループに「車を貸せ」と言われて断るのよ。
その子は母一人子一人に育った家の子で、その車は母が「就職祝に」と買ってくれた中古の車。
大事な車だったの。
その子をその不良グループは拉致して暴行を加え、連れ回して、最後にね、ガソリンをかけて
殺したんだわ。
その時に、「生きたまま殺すのか。。。残酷だな」と、被害者の子はつぶやくの。

そのことも、生きながらにしてセメント塊にされた女子高生のことも思い出すの。

その両方の犯人は、少年だったから、生きて今何処かで生活してる。
そもそも殺すのはイカン。イカンが、「いたずらに苦痛をそれ以上に与える」行為は
「心がある動物のすること」じゃない。
その主犯の子達に共通していたことは、脳に空洞が空いていたという、そんなことも報道された。

両方、暴行が明るみに出るから程度の、大した理由ではなく殺したんだ。
そして殺人を愉しんだ。
それを思うと、「死刑だ、死刑!」とも思う自分もある。

生きて云々と言った今回の前者は、「真面目に勤めれば、そのうちシャバに出れるかも」と
そのワケの分からん希望を持ってるコモノだろうと思ってる。
後者は、「見せしめなければならない」利権の果てだとも思う。愉しんだワケではなかろうと
それは感じ取れる。

死んだ方がマシだと、本気で思っているだろう。
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2010/11/18 10:40
アタシもあの映画は大好きさ。
確かトニーの相棒が敵さんだかに電動ノコギリで・・・ だったよね。
いつも目を覆ってしまう怖いシーンだ。

トニーがさ、最後に Say Hello to my little friends! っていって
血だらけになりながらオートマティックをぶっ放すじゃない?
あの妹は最後の生きる意味で神聖なる光だったんだろうね。 
The world is yours. 切なくて、いつも胸が痛くなるよ。

人が人の命を絶つということを決定するのが生理的に嫌だから
死刑は根本的には反対だったんだけど
こういう非情な事件が出てしまうと死刑も必要なのかな、と思ったりもする。

しかも、もし自分の家族が被害者だったら?
感情論に走って、生理的にドーノとか言ってられないと思う。
つか、多分、アタシおかしくなって、Say Hello to my little friends! 
って言って加害者にぶっ放してると思う。

世界なんかいらない。 大事なあの人を帰せ、って泣きながら。
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2010/11/18 10:27
>あきさん
そう、それは仕方の無いこと。
しかしながら、その3つのボタンの件だけでも、「どれほどの心に負担があっての処置か」が
伺われるじゃぁないか!と思うのだ。

マッサージ店(手揉みだったっけ?)の女の子と祖母を殺害した男の事件
今回の事件、死刑判決の云々がさ、取りざたされたなぁ。
いままで一般人は「何で死刑じゃないの?」と憤る場合も多かったのだろう。
死刑の求刑ってか、「死に値するんじゃね?」という判断は、多くなるだろうなぁ。
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2010/11/18 10:25
スカーが傷って意味だもんな。

そうか。
私もあの「生きている首を…」という言葉が頭を離れない一人です。

死刑の形態。
日本では絞首刑の為、足元が開く仕組みを作動させるのが執行人の仕事です。
(アメリカの薬物と電気ショック死とどちらが苦痛か分かりませんがwどちらも即死ではない←まぁ、遺族は苦しんで欲しいだろうな)
死刑執行自体は3人でボタンを押すそうです。
回路にどれがつながっているかその時々で変わるそうです。
結果的に「自分が行ったかもしれないし、執行していないかもしれない」と言うところで良心の呵責を回避するシステムだそうです。

進んでそういう事を喜ぶ人にそういう仕事を与えるのは危険だと思うが、健常な精神の持ち主にさせるのは…と思う。

いつの時代も罰を決める人は綺麗なところに居て、汚い仕事や嫌がる仕事を他の人にさせるのだな。
酷い話だw

KINACOちゃんの感受性の強さはとっても好きだ。
でも、感じすぎて傷ついている時があるから…心配だわ。
諸刃の剣のようだ。
ちゃんと守ってくれる鞘はいつもそばにあるのかい?

綺麗な物をすすんで見て、感動するものをすすんで聞こうや。
心にジレンマがあっていいと思う。
私は死刑を容認する方に今は居ます。
まだ変わるかもしれない揺れる気持ちだが、他人の命を自分や大事な人の命の保持以外に殺傷することをどうしても許せないんだわw

再現ドラマでも血が出ると痛い人でしたw
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2010/11/18 08:51
夢にみるほど、おっそろしい映画。
その精神世界に何か感じるのだろうけど、そんなに何度も見たの~?
それがKINAKOさんが、KINAKOさんたる理由のひとつかも知れないけどね。

でも~、でも~、こわいよ~、こわいよ~。
すぷらった~無理だよう・・・。
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2010/11/18 02:38
冷静に殺すってのも珍しいとは思うが、常に異常な状態って訳ではないと思う。
金の為、酒が入って、恨みがあって、ついカッとして…結構些細な事で多くの人が殺されてる気がする。
勢いで殺した後の「後悔」と残虐シーンのフラッシュバックを味わいながら生きてるのってどうなのかな。
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2010/11/18 02:22
根本、人を殺める時点で精神は異常なのかもしれないね。
『被告人は犯行時精神に異常をきたしていたので、無罪を主張します』
弁護側の仕事なんだけど、恐らく人間は冷静に人殺せませんよね
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2010/11/18 02:17
「バラバラにするのは死んでからにしてください」と懇願したようだ。
でも、被害者の願いは叶えられなかった。
加害者はその場面を何度も思い出した事だろう。
「死刑を受け入れる」と言う発言はそんな中から出た言葉だろうと思う。
生き長らえて正常な精神でいられるか、はなはだ疑問である。
さて、死刑と無期懲役とぢちらが過酷な刑罰なんだろう?
アバター
2010/11/18 02:13
死刑
私あっても仕方の無い事だと思ってます。



執行人の苦痛は想像も付かないものですが、ボタンは3つ有ることによって
その苦痛をごまかせているらしいです。

そのニュースの死刑判決は裁判員が控訴を提案したという

前回のニュースになった無期懲役の裁判員裁判
被告は生きて罪を詫びて行きたいと発言したんだったかな

遺族は死刑を望んだならば、仇討ち出来る事が報われる方法なのであろうか?
罪人が死んでも被害者は元にはもどらないし

くれぐれもその類の係わり合いを持たぬ様生き抜けたらいいな



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