Nicotto Town


徒然(つれづれ)チェリー♪♪


『時間』がくれた『許せる心』


うちには、『ゴン』というシーズー犬がおります。
この子(犬)は元々は迷い犬で、飼い主が見つからず
縁あってうちの親戚に飼ってもらえるコトになりました。

名前は、『名無しのゴンベエ』=『ゴン』(なんて単純^^:)

あれから6年。その親戚は引越しで『ゴン』を飼えなくなってしまいました。
いろいろ探しましたが、どうしても飼い主が見つからず…

当時うちでは、2羽の『手乗りインコ』を飼っていました。
おしゃべりが上手で、かしこいパープルの”あおちゃん”と、
いたずらで食いしん坊で人なつっこい。黄色一色で赤いお目目の”きいちゃん”です。

赤ちゃん(ヒナ)の時からお世話してきた2羽は、うちのアイドル^^〃
あんなに小さな鳥なのに、それぞれ性格があって、ちゃんと好きな人がいるのwww
本当にみんなが可愛がっていて、特に娘の「チビ子」は、
毎日カゴから出しては遊んでやり、
「きいちゃん、おいで」と言うと、向こうから飛んで来たり、
私がPCに向かうと”あおちゃん”がキーを打つ手に乗り、
誰かが喧嘩をしていると、2羽で一緒にピーピー鳴いて大騒ぎwww

本当にかわいくてかわいくて*+*+*+*+

そんな2羽がいる我が家には、座敷犬なんてとても飼えません。
鼻が悪く、薬を常用している息子の「グウタラ君」もおりますし。
私とチビ子、グウタラ君は大反対!!!!!
私だって、昔は外犬を飼っていましたし、決して嫌いではありません。
ですが、色々な理由でどうしても反対を貫きました。

でも、処分場行きになって殺されても平気なのか…というコトになってしまい、
大きな不安を抱えながら、『ゴン』を飼うことになったのです。

絶対に居間には連れて来ない…という約束もすぐに「かわいそうだから」
と破られ、犬から見えないように”あおきい”をしっかりしまってからとはいえ、同じ空間に犬がいることに、いつも不安を感じていました。

そして、とうとう心配していた事が起きてしまいました。

おばあちゃんが昼間、お買い物に出かける時に『ゴン』をゲージに入れ忘れてしまい、
更におばあちゃんの部屋のドア、居間につながるドアも開けっ放しにしてしまい。。。

部屋には鳥かごが倒れていて、その中に…
ショック死でした。
仲良く2羽で天国へと旅立ちました。。。
せめてもの救いは外傷がなかった事です。

犬の本能ですから、責められないのも分からなくはありません。
でも。でも、どうしても感情がついていけないのです。。。

あの朝チビ子がいつものように”あおきい”と遊び、帰ったらまた遊ぼうネ^^
と言ったのが最期となってしまったのです。

みんなで声を上げて泣きました。
誰もがあんなに泣いたことはありませんでした。
こんなに悲しいことがあるのかと思いました。

小さな庭の片隅に眠る2羽。残ったのは、憎き『ゴン』です。

ゴンに対するみんなの態度は冷たいものでした。
かわいそうですが、きっとそれは通じていたと思います。

家族イチ”あおきい”を可愛がっていたチビ子は偉いです。
寝ていても夢でも見ているのか、泣いていたり、
普通の時も、自然に涙がツーッと頬に流れていたりするほど辛いのに。。。
あの事件の数日後から、おばあちゃんが散歩が大変だからと、
飼い初めからずっと行っていたゴンの散歩に、また行くようになりました。
でもその顔には、『義務感』しかみられませんでした。

鳥かごは綺麗に掃除をして、
使っていた止まり木やブランコと一緒に鳥の置物などをたくさん入れて、
今でもチビ子の部屋にあります。

本来は犬が大好きなグウタラ君も、ゴンがかわいそうだと思うくらい憎んでいました。

そんな複雑の思いの中、1年半が経ちました。
当時は、思い出しては「あおきいを殺したくせに!!」と言っていた子供たち。
みんながゴンに対して冷たい態度をとったことも多々ありました。

そんな思いも、『時間』は解決してくれるのです。

時間が経つに連れて、徐々に許せる心が芽生えてくるのですネ。

悲しみを乗り越えて、いつの間にか『ゴン』を可愛がれるようになっていました。

冷静に考えると、あの罪は人間の不注意から起きたことで、
犬の本能からした、いたずらにすぎないのです。
本当は、ゴンからしてみたら、みんなに憎まれる事は
酷い仕打ちだったに違いありません。

でも、大切な家族の一員を失った悲しみは、
そういう形でしか癒される術を知らなかったのです。

そして今、『ゴン』はみんなに可愛がられています。

そして、ゴンはチビ子が大好きです。


あおきいには、怖い思いで旅立たせてしまってごめんね。
もっと注意をしてあげられなくてごめんね。
たくさんの想い出をありがとう。

ゴンには、長いこと寂しい思いをさせてごめんね。

心からそう思います。。。

久しぶりに真面目な文章を書いてしまいました^^:
長文を最後まで読んでくださってありがとうございます。
恥ずかしながら、途中、”あおきい”を想い出してしまい、涙がポロリ。。。^^

#日記広場:30代以上

アバター
2010/11/23 21:59
ウォーカーさん♪
★ありがとうございます^^
 飼いたくて飼った訳ではなかったという気持ちもありました。
 あんなことになってしまって、その気持ちが強く出てしまいました。
 本当にゴンちゃんが悪い訳ではないと、誰もが思ってはいたけれど、
 あおきいを失った悲しみが大きかったのです。
 
 ともあれ、なんだかんだ今はみんなが、ゴンちゃんを可愛がっています♪♪
アバター
2010/11/23 21:47
ゴンちゃんを許せるようになったみんな、本当に素敵です(^^)
うんうん、許してくれてありがとう。
これからはいっぱい可愛がってあげてね(^_-)

処分場行きを免れたとは言え、飼い主みんなに憎まれていては、
ワンちゃん、心が張り裂けるくらいつらいですもんね。。

とは言え、インコはホント可哀想でしたね。
天国で仲良く飛んでいてね。。
アバター
2010/11/21 23:12
りらさん♪
★本当ですネ。。。
 後からやってきて、思い出わんさか残して最初に逝っちゃう…(泣)
 その時間は、短くとも、とっても濃いもの。。。
 
 今日、チビ子と「あおきい」の写真を見ました。
 「うわ~、あおちゃんかわいい!!!」
 「きいちゃん、かわいいーー!!!」
 温かい気持ちがこみ上げました。
 今は「ゴンちゃん」との素敵な時間を過ごしたいと思います♪♪
アバター
2010/11/21 03:02
ペットって家族の一員なんだけど、たいてい一番最後にやってきて、一番最初にいなくなってしまうんですよね。
だからこそ、その時間って、家族にとっても動物にとってもものすごく濃いものなんだと思います。

ゆるせるに至る時間は、みなさんにとって、一言で言えない多くの気持ちがあったことでしょうね。

ご家族皆さん(ごんちゃんも含めて)がステキな時間をたくさん共有できるといいですね^^
アバター
2010/11/21 00:32
ふぅさん♪
★ありがとうございます*+*+
 読んでいたら、またウルウルときてしまいました^^:
 
 なんだかとっても、救われる思いです。。。
 あの当時、何度もあおきいに「ごめんね」と謝ったものです。。。
 
 今回このブログを書くきっかけとなったものは、
 夕べ、グウタラ君が「実は半年前から、ゴンを許してるんだ」と言ったからでした。

 とっても素敵な言葉をありがとう!!!

 

 
アバター
2010/11/21 00:20
る さん♪
★どんな動物でも、可愛くて大事な家族なのですよネ^^
 その家族を亡くすことは、本当に悲しいことです…
 るさんにとって、家族以上のメリーちゃん。
 最期にるさんのそばで、一緒に眠ることが出来て、
 幸せだったに違いありませんヨ*+*+
 
 長いコメント、大丈夫です^^
 私のブログを読んで、みなさんの中でも大事な何かを思い出してくれたらいいと
 思っています♪
アバター
2010/11/20 23:43
零さま♪
★16年!?長生きでしたね。
 これまでの人生の中の内の16年間。。。
 どんな時も一緒に過ごした愛犬は、立派な家族の一員です。
 家の中に動物がいると、みんなが明るくなります。
 だからこそ、いなくなった時は寂しいですね…
 
 ふふふ。。。子供っちが今はゴンを可愛がってくれているので、
 私も嬉しいのですが…
 「ゴンがいなくなったら、またインコ飼おうネ!!!!!」
 なんて言っています^^:
アバター
2010/11/20 23:27
光里さん♪
★優しい言葉を、ありがとうございます*+*+
 読んでくださった上に、コメントまでいただけて、
 とても嬉しいです。幸せだなぁと感じます^^〃
 おっしゃる通り、飼い主を転々としたゴンもかわいそうな犬ですネ。
 何かトラウマのようなものがあるらしく、今でも凄く反応する事があります。
 だも、推定11歳のゴンは、毎日のんびり気ままで、自由に過ごしています(笑)
 辛い思いをした分、今は幸せなんじゃないかと、勝手に思っていますwww
アバター
2010/11/20 23:04
瑛斗さん♪
★餌袋が丸見えのヒナ。わかるよ。
 私は子供の頃からインコをたくさん飼ってきたので。。。
 泡だまをお湯でふやかしてあげるんだよネ^^
 そっか…悲しかったね。私も目の前でネコに持ってかれたことがあります。
 知らないうちに家の中へ進入されて、パッと持ってかれたこともあります。。。
 だから子供の頃の瑛斗さんのその気持ち、すっごく分かります。。。
 「虹の橋」ですか*+*+
 素敵な詩ですね。幸せなんですね♪安心しました。
 いつか、私たちも可愛かった家族の一員に会えることを楽しみにしていましょうネ*+*+
 
アバター
2010/11/20 23:03
こんばんは☆
可愛がってたペットを思い出すと、ついポロリ(>_<、)わかります。

ネコを亡くした時に、偶然見つけた、ペットの供養をメインにしているお坊さんの言葉
が印象的でした。

**********************************************************************
あなたは後悔するほど愛しています。
あなたは罪悪を感じるほど愛しています。
あなたは後を追いたいほと愛しく思っているのです。

あなたは涙するほど愛しています。
あなたは悲しいほど愛しています。
あなたは切ないほど愛しています。

あなたは感謝するほど愛しています。
あなたは幸せを感じるほど愛しています。
あなたは気づき学ぶほど愛しく思っているのです。

そのようにして愛されたなら、
そのようにして泣いてもらったら、
そのようにして想ってもらったなら、
成仏しないはずがありませんって!

仏さまは、後悔も罪悪も、悲しみも苦しみも、幸せも感謝も、ぜ~んぶ解ってくれています。
なんといっても、仏さまに成っているのですから。
だから、成仏って言うんでしょ。

安心してください。
あなたの愛する者は、すでに仏さまになっておられますよ。

****************************************************************************

長文失礼しました。
ゴンちゃんと、楽しい時間を過ごして下さいね(〃⌒ー⌒〃)
アバター
2010/11/20 22:47
~風花~さん♪
★本当だ^^環境が似ていますネ♪
 元々は私も子供たちも犬好きですが、
 当時は鳥を飼っていたため、どうしても反対だったのですヨ。
 おばあちゃんは大丈夫だと思っていたの。だからいつも留守中は心配でした。
 犬は鳥をちゃんと隠した後の、夜しか居間へ入れなかったけど、
 ゴンは鳥が可愛がられていた事を知っていて、ヤキモチをやいていたみたいです。
 迷い犬か捨て犬か…それが原因なんだか、
 初めて会った子犬の頃から、私にはゴンが荒んでいるように感じました。
 でも。^^今は家族の一員として落ち着いてひっくり返ってるので安心してください♪♪
  
アバター
2010/11/20 19:31
思わず涙です
わたしもこの4月にモルモットのメリーに先立たれました

3年我が家の娘として活躍してくれました
癌が見つかったのが去年の12月

手術できないといわれて涙が止まりませんでした
子供のころから うれしい時にポップコーンジャンプをみせてくれます

プィプィと独り言をいいながら散歩したり
私の車の音を聞きつけると 玄関までむかえに来てくれたり

私の代わりに嫁さんに噛みついてくれたり

家族以上のメリーちゃんでした
だんだん動けなくなって

 メリーのそばで寝始めた4日後の朝に亡くなりました
涙が止まりませんでした 

なくなってからでも ブログや写真でがんばってますよ
すいません長いコメントで ごめんなさいね

アバター
2010/11/20 18:49
思わずホロリときちゃった・・・。
ついでに、16年連れ添った愛犬のコトも思い出して、さらにホロリ・・・。
動物でも一緒に住んでれば家族の一員。
いなくなるとホントに寂しいよね。
でも、いろんなこと乗り越えて、ちびちゃんたちがゴンちゃんをかわいがってくれてよかった。
ホントにやさしいイイ子たちだね~。さすがチェリーさんのご家族だけあるよ!
亡くなったあおきいちゃんたちもかわいそうだったけど、きっとまた会えるよ。
きっとまた、いつかどこかで。
アバター
2010/11/20 14:06
大変な思いをされたんですね。
インコもかわいそうでした。
あおきいのご冥福をお祈りいたします。

でもゴン、今は幸せでよかったです。
飼い主さんからはぐれて迷い犬になってしまい、
さらにまた次の飼い主さんからも飼えない、と手放されてしまい。
人に着く、と言われている犬が転々とされるのは本当にかわいそうです。
今は家族全員から愛されているようで安心しました。
チビ子ちゃんは本当に動物が好きな、やさしいステキな女の子ですね。
アバター
2010/11/20 12:17
私も昔、セキセイインコをかっていました。餌袋が丸見えのヒナから、大切に育てたインコでした。
ある日、迷い込んだ猫に、目の前で食べられ亡くなりました。幼心に衝撃的であり、悲しさにうちひしがれました。
その当時は、猫を恨んでいましたが、いつの間にか、許せる自分がいました。
時間ってそれほど効力があるものなのですね。。。
虹の橋という、詩を知っていますか?犬飼の間では有名な詩なんです。
ペットは、病気や怪我から解放され幸せに過ごしますが、ひとつ気がかりなのは、大切に育ててくれた
飼い主さんを置いてきてしまったこと。再会を果たすべく、虹の橋のたもとで待っているという内容の詩です。
あおきいちゃんも虹の橋のたもとで、チェリー♪♪さん家族と再会できる日を楽しみにしていますよ^^
アバター
2010/11/20 07:38
ブログ広場から おはようございます。^^
うちにも 保護団体から引き取ったシー・ズーと
なんと、おしゃべりインコもおりまして、子供もいてと…
なんだか環境が似ていますね^^;
私は長い間、色々な動物と過ごしてきているので
本能的なことも踏まえ、事故を未然に防げているのかもしれません。
幸い、うちのシー・ズーは 先住の生き物(うさぎやデグー)にもイタズラせず、
傍にも行きませんので助かっていますが、油断はしてはいけないと思っております。
何か起きたら、それは やはり、飼育側の問題だろうと、ケージだけはしっかりと
今後も注意を払っていこうと思います。
あおきいちゃん達を亡くされた悲しみ、伝わります。。。
うちも おしゃべりインコは2代目で、1代目が亡くなった時は
インコのおしゃべりの聞こえない静かな部屋に、居ない寂しさに…泣けました。。。
娘さん とても辛かったろうに、お世話をしたり…本当に偉いですね。

犬は天真爛漫で、小さな子供のように純粋な心を持つ動物と感じています。
過去に辛い事があったとしても、愛情を傾け続けると、次第にそれを感じ取って、
いつしか信頼してくれるようになります。
これからも家族の一員として最後まで愛してあげてくださいね。
長文、失礼しました。




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.