そを聞きに行く
- カテゴリ:日記
- 2010/11/20 09:32:16
話してくれと、言われたことがある。
博多弁を話して頂戴と。
浅草の近くに常宿を取って、仕事をしていた時
近くの古めかしい喫茶店で、午前中新聞を読むのを日課にしていた。
二週間目に入ったあたりだったろうか。
「アナタ、引っ越して来たの?」
と、その店のママ?に訊かれた。70歳ぐらいなのかな?
ちがうよ、わざわざここに新聞読もうと思って来てんだ、福岡から。
毎日どんこーで通ってんだよ。
もういい加減疲れて来たよ。
ママは一瞬黙って、そのあと大笑いをした。
「トースト、おかわりする?」
いや、もういいよ、モーニング食べたじゃん。
そこまで大食漢でもねぇよ。
「コーヒーは?」
そこまで言うなら、頂こうかな。
「ねぇ、ちょっと話して頂戴よ。博多弁。。。」
あ〜、もうコーヒーにクチ付けちまったじゃねぇか。
断れない状況作りやがって、ウマいね、おかあさんったら!
「そうりゃそうよ、海千山千よ」
私は、今でこそ達者になったけれど、
それほど方言がウマい方でもない。
それでも、たかだかコーヒーで、話さざるえないようだ。
=あと1週間ほどは、ここにおるはずばい、ここに。
そこのビジネスに泊まっとっちゃん。
「仕事できてるの?」
=うん、仕事ばってん、夜じゃん、仕事が。
やけん昼間はゆっくりしとるんよ。
そんな感じで、しばらく話したろうか。
携帯が鳴って、ちょっと出て来てくれないかと
施工主が言って来た。
=あ〜、ちょっと行かんばならんよ。
「ありがとう。楽しかった。」
ママ?おかあさん?が、わっと泣き出した。
「あらら、ゴメンなさいね。泣いちゃったわ。」
=いや、よかばってん。。。なんか思いだしんさった?
「主人がね、死んだ主人が博多の人だったのよ。」
お代はいいから、また来て頂戴という。
そうね、ロハで披露するのもアレだから(笑
コーヒーのおかわりは、ごちそうになるわ、と
モーニング代金は払った。
「そうね、あんたも来難くなるわね。」
残りの1週間、その店に通った。
まだ生きてるかな、その人。
10年以上前だ。
もう、ご主人の元に、行っちまった後かもしれないなぁ。
垢抜けした、きれいな人だった。
「東京の人ば、あの子は貰いんさった。きれーか人ばい。」
ご主人は、地元じゃ大変な言われ様だったろう。
いっちょ株の上がりんさったはずだ。
アタシは多分、その女言葉はしゃべってないと思います(笑
知らないんですよ。
可愛いなぁと初めて思ったのは「なんがでしょう」というその言い方。
可愛いもんだなぁと聞いた。
「もう帰ると?」
これをアタシが言うと、「もうかえっちゃなかろうね!」
これは「あんた、勝ったまんま席立つなんて事は許さんよ!」という麻雀言葉っす(涙
博多弁は男言葉と女言葉の響き方が微妙に違うんだけど
それでも、彼女には同じ空気を運んでくれたんだろうね。
(キナの博多弁が男言葉っぽいのもあるだろうけどw)
完璧な女言葉のニュアンスで「もう帰ると?」って問われると
振り切れる男はいないんだそうなw
まじでそう思うけんね。ってか、強いな、この人って、本気で思ったよ。
ハッピーでよろしい(笑)
あ〜〜〜、インド訛りも困るなぁ、なんとなくだけど困りそう(笑
そうね、まだ元気でいらっしゃるかもね。
商売してると、毎日毎日仕事があるからね、結構長生きするんだわ。
夫婦って、いいもんだと思うよ。
ご主人のもとに行ったのかな・・・。 ま、女性は長生きだから、80過ぎてもぴんぴんしてるかも♥
今日まで、インド訛りの英語には苦労させられました・・・(涙)
いっそインド訛りで英語を覚えた方がいいのかなぁ・・・www
ひゃぁ!
そりゃこまるねぇ〜
しかもだ、「ボクはわからない」って、それあまりに放り投げ過ぎだ(笑
外国にいた事があるじゃない、ほらヘンな旅行で、アタクシ♪
その時にね、「とにかく使ってみる、とにかく伝えてみる、
それを相手は絶対に悪意に取らないはず。」これを覚えた。
方言なんか、外国語に近いんだから(笑
テレビにドラマとかで、間違った使い方してたら、そりゃもう腹を立てる、言語指導でて来い!
でも、一般の人が使ってみることには、「ちゃうちゃう!それはね、これこれこうだ」
と教えはしてもw 腹立たないじゃん、微笑ましいじゃん?
英語も訛りが激しいねぇ。
エディマーフィーがLOWで、いろんな訛りを話してた気がする。
いや、ウーピーだったかなぁ。。。とにかくコメディアンよ。
感心したわ。
そう思ってロシア人中国人韓国人フィリピン人それぞれの英語を訊くと
確かに訛っとる、それぞれっぽく(笑
楽しいねぇ〜
じわりと来ますか。。。それはほんと私はこの頃だ。
宮沢さんのほうが、わたしは大地の強さを感じて好きだった。
啄木は「東北人の耐える性格」が前に出過ぎていて、辛かったなぁ
思う事はね、KOOLのほうが私より正義感が強いんだ。あと、怒る人ができる人で
そうね、センチも理解する。
私はね、わりと実質主義者という事に、この頃気が付いたよ。
そして、結構それは困ってしまうお願いだったりするw
以前、ある会社の面接でいきなりそれをやられたんだけど
何を英語で話せというリクエストもなくて困ってしまった。
それでも 『じゃあ、何をお話ししましょうか?』 と英語で尋ねたら
「・・・?」
『ええと、大学のお話しにしましょうか?』
「・・・・・・汗 ぇぇと、僕、英語解らないんで~・・・やっぱり日本語にして下さい。」
なんだそれw
たとえ、アタシがスワヒリ語喋ってたって解らないってことじゃないかっ!w
話しがそれたけど、方言に懐かしさを覚える、っていう体験はないなぁ。
引越しをした土地の言葉になるのが嫌で、かたくなに拒んでた。
田舎臭い、格好悪い、ってのもあったんだけど
「地元」じゃあないヒトが真似たら、余計に格好悪いし失礼だろう、って思ってたんだよね。
結局、アタシは馴染まないままで育っちゃったけど、妹はバリバリだwww
今じゃ、湘南なんかに住んで、すっかり方言も抜けたけど、昔の友と話すと戻ってくるんだって。
不思議だねぇw
ところで、アタシは啄木は嫌いじゃない。
確かに泣き虫だけど、じわりとくるモノがあるw
あ〜〜〜、そうやったそうやった。
一昔前は、そやんやったね!
いまはそうだわ。。。中国のおバッちゃんのみならず、中国はどうしておいさんまで
かしましいのだろうか。。。
民族自体が、もーーーうるさいのだ。。。
そりゃいかん!
とーきょーの人はキレイでなからんばいかんのんばいwww
そーゆー決まりやけん!
そいやったらば
「さすがトーキョーの人はきれかばってん、辛抱のちっとたらん。
たらんばってん、本人達のヨカないばよかたい。」
「やばってん、ありゃ、家にはよ帰らんば、他ん男のさらっちくかんしれん!」
と、下世話なコト言われるにとどまっとったちから♪
声が大きすぎるよ(>_<)
でも最近はそれが中国語になってきましたね
うちの親戚は、東京の人ばお嫁にして、
姑さんや、小姑さんから、「やっぱり東京の人は、辛抱が足りん」と
言われとったもん。
あ、美人ならヨカッタとやろうか。。。。?
その東京の人は、とっても気立ての良い人だけど、顔は、
おかめ・・・ゲホッゲホッ
真似しかできんよね、ほんとほんと。
あのようにケレンメ無く使いこなすには、年季がいるですぅ。
それでも話してると、なんか近づく感じはするわ。
不思議なものよね。
びみょ〜に似てるけど、近い土地ってさ、なんかお互い無い?
福岡だと、北九州や筑後や筑豊の言葉をね、「すっか〜〜〜〜ん!(きらい)」というわ。
佐賀の事も、似てるけど嫌う。
多分、九州じゃない人がきいたら、ほとんど同じにしか聞こえないはずなのだ♪
どこの言葉もやっぱりそこならではの言い回しと言うか、
温かみのある言葉だなぁって思います。
今住んでいるところは、生まれた土地と近いこともあって
多少似た感じの言葉だけど、やっぱりそこ独特のものもあるから
なるべくここでの言葉を話したいと思うけど、やっぱり真似っこでしかないんだよね。
近所のばぁちゃんたちの会話を聞くと、やっぱり違うんだよな~。
「え?博多弁ってどうやってはなすんだっけ(涙」と、ビビったなぁ、一瞬で記憶が飛んだよ!
面白がってんのかな?とか思ったんだけど、途中から「どうも違うな、なんか訳があるな」
とは思って来てたよ。
シンクさんは、方言がある場所の人?
KINACOさん、すごくびっくりしたでしょ?
そのようだ。
小さい子に、「おかたづけしましょう」ってのを、こっちじゃ「ないないしましょう」というが
これは「無い無いしましょう」なのか「なおしなおししましょう」なのか
どっちなんだろう、定かじゃないなぁ。
全国的に、「ないないしましょう」は言う幼児向け言葉なのだろうか。。。
標準語だと思って、北海道でも使っていましたが、
通じていたかどうかは微妙。
そ〜〜〜んないいとこなんか、ひとっつもねぇだよん。
あ〜、しょつのんごろぐらいのもんだろうねぇ〜。。。www
啄木がね、嫌いだったのアタシ。
泣いてばっかだ、この人!って思ってたわけよ。
でもね、この「ふるさとの なまりなつかし停車場の 人ごみの中に そを聴きにいく」
これはね、嫌いな当時も好きなうただった。。。
今頃になってね、啄木も悪くはなかったと。。。
短歌と俳句は違うけど、わたし正岡子規がそれこそ「坂の上の雲」じゃないけどさぁw
好きでね、とくに「鶏頭の十四五本もありぬべし」が好きなのね。
病床の子規がさ、その勢いある赤の生命に心を奪われた様だったっけ?
それと対比して、泣いてばっかの啄木がね(笑
でもね、いまさ、なんかそれなりに感じるところがあるわ、啄木にも。
年取るって、ホント悪くない。
祖父母の代から生まれ故郷を離れた生活をして来た家の子どもなので、なんていうか懐かしさを感じられる特別な方言ってのがないのよね。
夫も基本鹿児島弁ではないしなぁ~
そう言う「音」の話って好きです。
切ないけど、いい話だね。
↑
なんか、言いたいことがうまく書けてない……う~ん、察してくだされw
もしや、博多っ子純情?それとも土佐の一本釣り?
可愛かったかと言われると、ぜんぜん可愛いヒロインじゃぁなかったので
きっとちがうな。。。なんだろう、興味津々よ。
今となっちゃ、わるくねいね、と思える歳になったのかもしれないよ、アタシ自身。
それもあるし、地方自治の在り方が、随分かわって来て、面白くもなってきた。
楽しいねぇ、地方は。
ちょうど今日、図書館で読んでた本で某名作漫画のヒロインを褒めてて「かわいいし、方言なのが良い」と書いてありました。
あ〜〜。。。母がね、私に「はわく」「なおす」これをもの凄く言ったな。
違うと。
でも、ふつーにみんなが使っていて、「ホウキではく」「しまう」という私は
かえってイジメられました(笑
だってほら、先生の音読も、もの凄いイントネーションで読んで下さる時代だったじゃないですか。
市民権は、やっぱり方言にありました。
バレなかったなぁ、一度も。
でも、この頃は東京でも大阪ででも、どこででもソフトに使います。
「ほんなこんねっ?」「なぁんがでしょうか(笑」「◯◯とですよぉ〜」
このぐらいはご愛嬌の範囲で使ってます。
イントネーションも、わざと田舎っぽくするようにしてます。
そっちの方が、相手も地方出身だったりして、悪くないんですよ。
心底の関東圏出身者に、「え?え?何いってるかわかんない」なんて言われると
嬉しくってたまらない。このまま話し続けようかと思ったりします♪
無警戒な顔してんでしょうね、あたし。
そういう話を聞く機会が、30過ぎた当たりから、多くなりましたねぇ。。。
最近、方言を話す女の子が可愛いと言われてるらしいのよ。
私が東京に住んでいた頃は、方言はあまり格好の良いものとはされてなかったので、
精いっぱいの東京弁を話しているつもりだったけれど、よく「九州の人?」って
訊かれてたから、バレバレだったんね。
「なおしとって」とか、「はわいとって」なんて、標準語だと疑ってなかったもの^^
方言でも、東京弁でも、どの言葉を選択するかは、その人のひととなりのあらわれですわね。
いやぁ、岡山の方がずっと柔らかいと思ったよ、広島に比べて。
広島は、みんながヤクザものか!と(爆
だらだら話しやすいの、方言は(笑
愚痴ったり、自分の心内を話すときは、方言の方が話しやすいときがあるわ。
それとかそうね。。。ケンカのときかなwww
おばあちゃま、博多の人かぁ。
美人さんだったから、遠くにお嫁に行ったのね、きっと。
博多の女の子はきれいよ。
南は博多の子、北は秋田の子がキレイだな。。。
あ〜〜^、故障中さんも福島だったね。
福島も可愛いのよ。
なになにしてがんしょって言い方が、熊本の「してはいよ」の言い方に似ていて
可愛いなぁと思って聞いていました。
そうね、悪くないね、方言。
北国の人は、お外でしゃべりませんね。
クチが乾燥すると厄介なのかもしれないし、肺の中に冷気が入るってのも
良くないのかもしれないですねぇ。
福岡の人間はどうなんだろう。
返答は早いんだろうか。
仙台に行った時に、あまりにトロトロしてるので、怒り出した事は何度もあったなぁw
関西の芸能人の人が、キレイにイントネーションを変えてるのにビックリします。
標準語もキレイに、地元に帰ったときの地元言葉もちゃんとしゃべれる。
頭の中で、どうやって切り替えてるんでしょう。。。。
もう、50年以上岡山に居るはずなのに、自分とこの方言ずっと使ってるってのはすごいなぁ、と思う。
ばあちゃんの博多弁好き❤
トンコツラーメン時のブログで書いた後輩が博多の出身で、やっぱり方言が出る時はおんなじように喋るけど、普段は仕事の関係上もあってか、かなり標準語。
イントネーションが時々変なくらい。
でも、方言喋ってる方がイキイキしてるw
方言イイですよね。
あったかい感じがして(^-^)
岡山広島はキツイって言われるんだけどなぁwww
あやのすけは、涙腺がユルい子だ(笑
幸せなことだねぇって、アタシは思うよ。
あたしもなんですよ。
ちゃんとした博多弁も、ちゃんとした佐賀弁も、ちゃんとした熊本弁も話せない(笑
ごっちゃごっちゃです。
バッテンはどうなんだろう。。。熊本だって言うけど、博多も言うし、長崎も言うはずです。
でも、長崎が発祥なんだじゃないの?ってきいてますぅ。
ウエスト、あれよあれよという間に大きくなりましたよねぇ。
始めは川端の小さな24時間うどん屋だったのに。
その宣伝は覚えています。おもしろいCMだなぁと思ってましたwww
ゆっぐりしてがんしょ♪ とかいうやろ?福島。
あっぱいとっぱいする。。。とかもいうかな?
福島弁も可愛いね。
むかしむかしに仕事で福島の郡山で半月ぐらいを三回出張したわ。
方言には、色んな情報が詰まってる。
方言パワーに乾杯ですね♪
関西人だから、変に関西系のイントネーションにこだわりがある。
何処へ行っても変わることなく、この感じで喋る。
でも、北へ行くと喋る速度がスローになるので、ちょっと大変w
返答が返ってくるまで、じっと我慢せねばなりません。
札幌に行った時、横断歩道で信号待ちをしていたら
たくさん人がいるのに、なんとみんな沈黙。静かなことよ。
これにびっくりした関西人のわたしでした。
だって、うるさいんだよ。何もかも。
仲の良いご夫婦だったんでしょうね。
方言が思い出を連れて来てくれたんでしょうね。
また、泣いてしまったではないか!
ワテは、行くとこ行くとこの方言が好きでしたわ。 九州は全部を回ったもんやから、あちこちの方言が混じってしまって使ってましたがなぁ。 で、微妙に違うことも発見したけど、博多でもばってんを使うことにも初めは驚いたがな。
大昔のウエストのラジオ・コマーシャルが好きやったなぁ。 「にっぽんで 一番、美味かとは おふくろの味たい。 二番に 美味かとは ウエストたい。」カーラジオで聞きながら走ってましたわ。
俺は方言大得意ですよww
いや、、、無意識に使っちゃうだけですけどww
家がお商売していて、電話が主立ったものだったから、
方言だと会社を必要以上に小さく見せる理由で、方言禁止だった。
いくら頑張っても身に付いた「イントネーション」は治らないから、小さい頃から使わないように
そのな家だったの。
母が東京の人で、父は福岡なのだけれど、どうしたもんか、あの人も博多弁は大して使わない。
キレイな標準語の中で、あたしゃ育ったんよ。
でもね、いいもんだなぁと、思い出すから不思議だ。
父すら「ねぇ、きーちゃん、博多弁しゃべって!」と言い出すから厄介だ。
子供の頃はバカにしてた方言ですが、
だんだん良さが分かる年頃になってきました。
そうなんよ。
昔は余り好きでもなく、家が方言禁止の家で、しゃべることもなかったんだけど
人間関係円滑に♪で、話すようになった。
不思議なもんで、方言は「近づく」ね、人と人が。
そうそう、べったべたの方言、使ってみたいねぇ。
「え?わかんない、もう一回言って!」と言われたいねぇwww
熊本のFMで、私のお気に入りは、地元の芸人『英太郎』ってのが『くまじい』という
ジジイキャラで話すコーナーがある。
ハガキで「じじい、こんにちわ」と言われると「だっがじじか!(だれがじじいか)」
これが定番。面白くって仕方ないのだ。
最初はお年寄りの患者向けで使ってたんだけど、この頃は自然になってきたかしら。
他所の土地の人が聞いたら通訳が必要なほどの方言を使ってみたいなぁ、津軽語とかww
アイヌ語も覚えたいなぁ…博多語はその次あたりにマークしときますww