Gymnopédie #1
- カテゴリ:音楽
- 2010/11/20 17:19:32
Jacques Loussier Trio 「Satie: Gymnopédies, Gnossiennes」から
ちょっと久しぶりの休日。遅く起き出して、小春日和の中を同僚のお見舞いに行ってきました。気分良く帰ってきたところで、たまのごほうびに(いつもか?)早目のビールを飲みながら、のんびりした、でも美しい音楽を聴きたくなりました。
「プレイ・バッハ」で有名なジャック・ルーシェが、サティの名曲をカヴァーした地味めな名盤から。グノシエンヌも名演ですが、曲のキャッチーさでこちらの勝ち。美しい曲ですが非常に静かなので、サティ本人が平板に演奏されるのを嫌ったらしいですが、こんだけ遊び心があれば満足したでしょうかね。それとも「違う曲だ!」と怒るんでしょうか。
とても有名な曲なのですが、2時間ドラマとかで癒し系の女性をさらに「ぽく」演出するためのBGMに使われていたりすると、好きな曲なだけに「イラッ」と来たりしますね。その安易な発想とセンスのなさに。やはり、耽美的な猟奇○人の場面とかに使って欲しい(←人格の歪み)。
穏やかで優しくて豊かな曲を聴きたくなると引っ張り出してきます。この曲と、明和電気が演奏した「亡き王女のためのパヴァーヌ」。それと「牧神の午後への前奏曲」。はい、私はロマン派が好きなんです。
http://www.youtube.com/watch?v=gbQwsLRCvyg
バッハから派生して今はいろんな作曲家の曲を弾いてますが…ややマンネリw
これは文句なく良いんですよねえ。
> 耽美的な猟奇○人の場面とかに使って欲しい
いいね!
美しい曲をバックに殺人するとか・・・何の映画だったかな?そういうセンスのいい監督いましたよね・・・