ギル・エバンス(p,cond)
- カテゴリ:音楽
- 2010/11/23 12:58:32
「いや~、これは難しい!難解な音楽!」ていうのが、最初の印象です。
テーマの音列は次々に飛んでいくイメージで、険しい森に入っていくというか・・・。
でも、何度も聴いていると、美しさもあります。
暗い進行があったかと思うと、ぱっと光がさすように明るくなったり。
ビッグバンドや小編成のバンドが多いようですが、アレンジやオーケストレーションはスイング時代のビッグバンドとはまったく違います。
使用楽器もフルート、バイオリン、バスーン、チューバ、ハープ・・・などなど、それ以前のビッグバンドとは編成も違っていますね。
もちろんサウンドも独特です。
ビッグバンドの可能性を大きく拡大したといえると思います。
1回聴いただけでは、よくわからなくて終わると思います。
でも、何回か聴いたり(あるいは、機会があれば演奏)してみると印象が変わるでしょう。
とにかく、”スゴイ”です。