パクりの境界線?
- カテゴリ:音楽
- 2010/12/01 19:23:01
オマージュとパロディー、パクりの線引きは難しい。
テレビを適当につけてたときに飛び込んできたメロディーは何かを思い出させるものだった。
なーんだったかなー?とおもったら、
http://nicosound.anyap.info/sound/sm12734746
こういうことなのだなw多分これだw
先日リリースされた音源に、アレを合成するとこの有様と。
引用として適当なものがないので、合成されたものを引いてみた。
発売元は同系列なので、まぁ、「何かあっても」問題にはならないだろう。
コードは同機能、同等のものを意図して並べてあるので、「狙っている」のは確か。
ただ、メロディーラインとしては同じコードから生成されうるメロディーではあるが、基本的には別の譜割りになっている…のだけど、どう解釈するべきなんだろうかね?
合成したときに(これで詞がリンクすると面白いのだけど、音として尻尾が少々あってるくらいだな。)まるで別パートのように無駄に邪魔せず並ぶ上、要所要所で合わせてあるようにすら見えるのは少なくとも作者には悪意や盗作よりも、リスペクトやオマージュの意図を私は感じるのだけど。
ただ、原曲のファンが聞いたときに「紛い物」と不愉快に思うのは好ましくはないのだよね。
何かを意識した場合には「原案」とかネタ元は明記したほうが、無駄な諍いは生まれずいいのかもしれない。明記がないと、スクラッチから起こしたものか、何かを意識したものかが不明で、どちらのつもりで世に出たのかが不定になりがちだ。
個人的には「コードの並び、メロディーラインは嫌いじゃないが、詞の内容と、歌い手は新旧両方になんとも思わない」のだけども、構造はちょっと面白いと思う。
ただ、「似たイメージを生成するもの」が必ずしも悪意や、ズルでできてるわけじゃないのではないかとはおもうのだよね。
どっかのオレンジナントカには不快感しかなかったんだがねぇ。なんせ、中身に敬意をかけらも感じなかったのでね。
…対して、
http://www.youtube.com/watch?v=Tmm0MK2xjc0&NR=1
こっちは酷い有様で。
持ってくるにしてもこの曲?そんなに…げふんげふん。
評価が高くないから問題ないと思った?そういう問題でもないよなぁ。
モゴモゴ言ってしまう発声の物にこういう曲を与えるのは「本当に曲を与える相手を考えたのか?」というレベルで原曲とされるほうにも疑問符が付くんだけどさ。
波形を考えて相手に合わせて書かれた曲とは思えないんだよねぇ。
正直あの合成シンセサイザって、「癖があるから分かってやって書かないと」デモならともかく、最終的な完成品としての音源としては難があるんだけど、それを(キャラクタ名)の曲って喜んじゃうほうもちゃんと聴いてんのか?って思わなくも無いんだよな。
ましてや作曲者の頭越しに、キャラクタの持ち歌扱いってのもヒステリックで。
そのリリースの場所や素性が良し悪しを決めることは無いけれど…ねぇ?
悪いほうに触媒を抱えてる要素をぶつけるとかそりゃろくなことにはならんよねw
…どっちのファンもあんまり曲も音もきちんと聞かないし、自分の耳で評価しないって傾向は同じか。
歌うソフトウェアなのに、声よりも二次的に付けられた正確や設定やキャラクタの方が成果に大きく影響するってどうなんだろう?
どんな曲かじゃなくて、誰が歌ってるか?でCDを買う層はどうなんだろう?
・・・ってこれだとタイトルとかけ離れたシメだなw