Nicotto Town


妄想系音楽論


Like Someone In Love

Björk 「Debut」から

3枚目のソロ・アルバムなのに「デビュー」というタイトルをつけたのは、自分がアーティストとしてキャリアをスタートさせたのだという宣言だったのでしょうね。もう17年も前のアルバムとは思えないほど、未だに瑞々しさを感じさせる、するどく、しなやかなアルバム。
時に先鋭的過ぎるビョークの音楽の中で、のびやかにスタンダードを歌い上げるこの曲が好きです。この曲からジャズのスタンダードを聴くようになって、時には自分も歌って…音楽の世界を大きく広げてくれた曲でもあります。
フランク・シナトラのバックでも弾いていたというおばあちゃんのハープがまた良い。一説によると、くわえタバコで弾いていたとか。カッコ良すぎ。
この後、想像以上の成功に混乱したビョークは、時に奇行で音楽メディアよりもワイドショーで取り上げられるようになってしまったりもするわけですが、別にそんなもんで左右されるような音楽でもなし。ほんとに替えのきかないアーティストです。

http://www.youtube.com/watch?v=lGWBx51eda8
↑このジャケには妙に惹かれました。…いや、顔じゃなく。

http://www.youtube.com/watch?v=RzQ1wLYdQ1A
↑ビョークにしか着られないドレス。良い雰囲気。

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