Nicotto Town


肉体派?頭脳派?清純派? アハーン♪


本『即答するバカ』

2010年7月、梶原しげる、新潮新書

●●●空港カウンターの人は満席だと百も承知していても即答してはいけない。わざわざパソコンの所に行って、手早くキーボードをカチャカチャとたたき、がっかりした様子を見せながらこちらに歩み寄り、「お客様大変申し訳ありません。やはり全席満席となっておりまして……」●●●

なるほど。それがマナーになっているのか、ノーと言えない日本人なのかわからないが、即答しない人が多いとは感じていた。でもNekoはそういう対応されると、そんなポーズはいいから、答えだけさっさとちょうだいと苛立つ。

でもこの前、ジムで順番待ちに並んだところ、係りの人に満員だと言われ、「うそ~」と言ったら(ちょっとした驚きの感嘆詞にすぎなかったのだが)、「もう一度数えてきます」とすばやくチェックしてくれたことがあった。そのときはなんていい人なんだと感激した。

本書によると、「努力するところを見せる」、「残念な気持ちを共有する」、そのための手間を惜しまないことが重要だそうだ。今回はそれが伝わってきたのだろう。ほかのところ(例えば銀行や役所)では、「あーまたうるさい客だよ」と調べもせず奥で時間つぶししてる姿が目に浮かぶ。

同じ再確認(のふり)でも、ちゃんとやってるとこを見せないと意味ないよね。つまり、演技力も必要ってことかなw

で、海老蔵の会見は、間のとり方といい、表現の多彩さといい、想定問答集があるにしてもすごいなと思った。さすが役者。「記憶にございません」も言うけど、それだけじゃなくて、あれやこれや叙述する。そして核心にふれることなく相手を煙にまいていく。結局は真実と実際の行動がものをいうのだろうけど、あの表現力と演技力はうらやましいぞ。

*** 中学不登校のまま卒業したポチ君の姪っこが高校(専門学校?)に通っている。今もよく休むし遅刻する。小6の弟(甥っ子)は「僕も2時間目から登校できる高校に通いたいな」と暢気。

*** 「流れ星」の竹野内豊みたいなお兄ちゃんほしー。甘えてみたい。現実はだめんずうぉーかーっぽいからねww




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