僕の常識と君のそれ。
- カテゴリ:日記
- 2008/11/05 14:06:41
私は21で、まだ学校という社会以外には出てないし(まぁ厳密にはそうでもないけど)、
そもそも何が常識で普通かとかあんまりカテゴライズすべきじゃないのかも知れないけど。
私が今まで生きてきて、当然そうすべきと思ってきたものが、周りではそうでもないということがままある。
高校の時、部活で初めて後輩ができた。アナウンスよりはPA寄りの放送部。
先輩は早々にいなくなってしまっていたから、自分たちの代で手探りで、でも一所懸命にやってた。
製品の情報やスペックを調べ、機材同士の相性などを自分たちで探した。
その情報やノウハウは現場で後輩に伝えたし、忘れないように書面に残した。
私は部長で、一時期会計もやっていて、後輩に引き継ぐ時には数ヶ月私と一緒について回ってもらった。
書類は棚で整理し、ファイリングし、日付を打ち、書き方や提出先を教えた。
例えばお金を手渡す時には全員が生で渡して混乱しないように、封筒に入れて名前と金額を書く。
選手証に貼る写真が必要と言われたら、裏に名前を書いて両面テープを貼って定型に切って渡す。
伝言や、直接ではなく物の授受が行われたら、ちゃんと上手くいったことを報告する。
人に物を渡す時は、その人の正位置になるように…。
今まで生きてきて、小学校でも中学校でも、それが普通だと思ってきた。
でも今、周りの大学生を見て、なんでそれをちゃんとやってくれないの?って思う。
どうして後輩に仕事の引き継ぎをしないで役職だけ変わって投げっぱなしなの?
どうして誰かに託したものを受け取ったら「もらったよ」って連絡くれないの?
終わった書類を放っておいたら、次困るでしょ? 書類作る時には日付入れて、後のことも考えようよ。
どうして部室を散らかしたまま私物は放置でごみはその辺に捨てるの?
…最後のは、人間性の問題か。
言わなきゃやってくれないのかなぁ。
「あれ、ちゃんと受け取った?」って訊くより、「受け取ったら連絡ちょうだい」って言わなきゃいけないのかな。
議事録を取れとまでは言わないけど、後輩の為に1年の流れを残すとか考えないのかな。思った人がやるのかな。
学生ってほんとに、自分が卒業したら終わり、って感じ。
それとも、私の周りの人がこんなんなだけだろうか。
私の言う「普通」は、ただの押しつけなのだろうか。
私は日本語として正しくない日本語は嫌いじゃないけど、電話の応対で間違った日本語を使う彼らを見て、
ただ、知らないだけなのかな、とも思った。
今日もバイト。
誰かに、自分に嘘を吐くこと、平気になるのでしょうか。
今はまだ、こういった常識とかだけでなく、悲しい思いをすることばかりです。
でもでも苦しいけれど、自分に正直でいたいと思うのは、やはり子供の考えなのでしょうか。
…てか、あの、shourenさん、私の1コ上ですよね…大人だなぁ…><
めかさんのコメント返しに対しての意見の色合いが強いです。ご了承を…
…自分を欺くか、貫くかは人それぞれだけど、
くそまじめな人間ほどどっちを選んでも疲れるという罠…
佳人薄命(人間性についてね)とは、切ないですが真理だと思います。
でも、俺はくそまじめだが不器用な人間は好きです。
俺も随分昔そうでしたから。
…今は疲れることなく自らを欺く浅知恵を身に着けてしまった。
これが大人になるということか…?
私に常識があるかと言われると…うーん、あります、とは言えませんが、まぁ良識派ではあります。
確かに私たちの世代は試行錯誤のゆとり教育を受けては来ましたが、どうにも個人差のような気もしてなりません。
教えてもらわず、必要ともしないから教わることも知らない。
でもいざ必要とされる場面に出合った時、それを自分の物にするかどうか…
私の周りの人の多くは、なんだか、あんまり、考えてなさそう。
もちろん年下でも素晴らしい考えを持った人もたくさんいるのですけどね。
れおポンさん>>
こだわってしまう人ほど生きづらく、良く言えば柔軟な、悪く言えばいい加減な人の方が上手く世の中を渡っていけるスキルを得ているような気はします。
とても悲しいな、と思います。まだまだ私には、自分を騙して生きることは難しいみたいです。
でもでも学生時代しか使わない情報は、きっちり後輩に残してもらいたいものです!><
資格を取らないとできないような仕事なのに、いきなり投げないでほしい…^^;
mizrab殿>>
私はあまりに強すぎる私を持っていますが、だからこそしょっちゅう壁を見つけてしまいます。
そんな時、強くなければ私が保てない。でもできることなら、そんな弱い面は見せたくなくて。
こんな場所で時々吐き出したりしています。
人付き合いは難しいし、苦手ですが、やめる気もないですし、とても面白いと思っています。
みんなは私とあんまり違うなぁって。いや、私がみんなと? とても面白い。
それがかっこいいし、好きです。
わからない相手も、それなりに関係を築いて、維持しているかもしれない。
そこには違うルールがあるのかもしれない。観察してみましょう。
なにか、想像を超えたスタイルが発見できるかも。
書き出すときりがないので、要点だけ。
卒業して、どこかの会社へ入ってから、きっと同じ気分を味わいます。
なにしろ、「普通」のはずのことが普通ではない子供たちを育てた世代、親たちが、ちょうど今の時期、会社で重要な立場になっています。
約二十年前、「最近の新入社員は理解できない」などと、新聞やテレビでも騒がれました。
僕の個人的な問題ですが、会社という場所で、僕の常識が通用しなくて、いい加減な人達のほうが、仕事が早く進むような場面を何度も経験しています。
上手な妥協点を見つけないと、つらくなると思います。
例えば、後輩に自分の経験を伝えることにしても、必要最小限にしてしまう。
他のことは「自分自身の価値を高める財産」として、あえて自分のためだけに、守りつづける。
現実にそれで上手に割り切れるかは難しいところですが、どこかで見切りを付けないと、どうにもなりませんから。
一般にネットでそのあたりの年代の人を「ゆとり」と呼んで、ある意味蔑視的に呼んだりするのは、学校教育のせいなのか、それとも親の教育のせいなのか、「相手に思いやったり配慮したりする」常識が無いケースが多いからに見えるね。
ただ、彼らに(つまり、めかさんが「どうなのよ?」って思う人たち)に悪気があるのかというと、悪気はないと思うんだ(^_^)
ただ、ちゃんとそういう教育を受けていなかった、もしくはちゃんと躾けられたり怒られたりしなかったことで、本人も回りも不幸ではあるよね。
だから、めかさんの書かれている通りお互いの常識が違ってしまっているという表現はとても適切だと思う。
彼らの世界の中だけならそれで済んでいるのだろうけれど、いろんな人が関わってきた時には、配慮(失礼ではない正しい電話応答なども)や思いやりが必要になってくるよね(^_^)
「君らの言動を不快に思う人もいるから少し気をつけてみてくれたら嬉しいな」くらいの感じが今はまだ丁度良いのかも。