Nicotto Town


徒然なるままに


しょくぱんMANちゃんの憂鬱②


数日後・・・
しょくぱんMANは悩んでいた
そう、確かに自分には戦績が無い
顔は良いのに戦績は無い
そんなある日・・・

「お~~いしょくぱんMANや、ちょっと良いかい」
「え?あぁジャムのおやっさん、何か用っすか?」
「実はまたアンパンMANが酔いつぶれててねぇ・・・
代わりにパトロールに行って欲しいんだよ」
「え!?また飲んでるんですかアイツ!!そろそろ本番なのに・・・」
「しょくぱんMAN、やってくれるかい?」
「はい・・・良いですけど・・・」

しょくぱんMANは迷っていた
ここで手柄を挙げれば晴れて主役の座に・・・!!
しかし致命的な欠陥があった
それは
「味が無い」こと
このままではお腹をすかせた子供たちに食べ物をあげられない・・・

困った表情をしたしょくぱんMANを見て
ジャムじいさんは全てを察した

「しょくぱんMAN、こっちにおいで」
「え・・・はい」

「これで顔を洗え」
「・・・コレは・・・卵?」
「そうだ、早くしろ、時間が無いんだ」
「でも・・・」
「良いから早くしろっ!!」

そう言うとジャムのおやっさんはしょくぱんMANの首を掴み
卵と砂糖の混ざった液体が入ったバケツに彼の顔を突っ込んだのだ!!

「・・・!?!!?!ブハッ!!苦しい!!ハァハァ」
「まだだオラ!!とっとと突っ込め!!」
「うわぁ!!あぁぁぁぁぁぁぁ!!」

10分後・・・

「良し、お疲れさん、次はここに入れ」
「ちょっ・・・ここってパンを焼く窯じゃないですか!!
・・・まさかアンパンMANの顔もこうやって・・・!?」
「悪いようにはしないさ・・・さぁさぁ!!」
「うわああああああ!!熱いいいいいいい!!」

10分後・・・

「お、焼けたかな・・・?生きてるかしょくぱんMAN?」
「ハァ・・・はぁ・・・もう・・・ダメ・・・だ・・・水・・・」
「おめでとう!!コレでお前は晴れてフレンチトーストMANだ!!鏡を見て御覧?」
「コレが・・・僕・・・?」
「そうだ、気にいったか?」

恐る恐る覗いた鏡には
もう自慢の白い顔は無かった
そこにあったのは
黄色く変色し
やけにしんなりしている自分の顔だったのだ・・・

「・・・あぁ、ああああああ!!」
「どうした?」
「返せ!僕の顔を・・・返せ!!」
「パトロールに行って来い、話はそれからだ」
「でも・・・こんな顔じゃ・・・」
「大丈夫だ、一口食わせてみろ?餓鬼共も気に入るだろうよ・・・クックック・・・」

このとき
しょくぱんMANは
アンパンMANがいつも酒を飲み
泣いている理由が初めて分かった気がした・・・

                                             
 
                                              ・・・つづく

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2010/12/22 22:10
>ゆうあ
キャラ崩壊させるために頑張るぜ!!
次のターゲットは・・・?

>梵天丸
そりゃあどうもwww
更新頑張るぜ!!

>そら
やっぱホラーがあるから引き立つ話なのよねー

>悠
ジャムの親分こんなモンじゃ無いぜ?
今までに一体何体の屍を埋めてきたことか・・・

>真琴
まだまだ潰してくよぉ?www
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2010/12/22 22:07
やべぇwwww
子供の夢が一気につぶれたywwwww
でも面白いからいいやwwwwwwwwwwww
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2010/12/22 22:04
第2段キタ―――☆
やばっジャムおじさんワルッ;;
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2010/12/22 22:03
怖((

もうホラー入っとるww
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2010/12/22 21:57
www最高です!!

すてぷお届けに参りました!
アバター
2010/12/22 21:48
キャラ崩壊((

でも、面白よb




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