『電脳コイル』を見始めました
- カテゴリ:アニメ
- 2011/01/08 02:07:15
私は、天沢退二郎の著作が好きで、良く読んでいるのですが、あるブログで、『電脳コイル』が『光車よ、まわれ!』を思い出させる、という書き込みがあったので、興味が湧きました。ちなみに、平成19年文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門優秀賞受賞作品だそうです。
ネット接続可能な『電脳メガネ』を掛けることで、目に見えないデジタルデータを当たり前の存在として、デジタルペット、デジタル情報などを、日常空間に具現化する事があたりまえのように出来る世界です。
で、現在11話まで見た感想ですが、子供向きにしては専門用語が多いかな?というか、世界観とか理解できるのかな?と感じました。NHKはこの作品の年齢層を小学生くらいに設定していたと思うのですが、拡張現実感(Augmented Reality:AR)とか、どう考えてもこの世界観と設定は、小学生どころの話ではない・・・。
とにかく、絵柄はジブリ的なほのぼのとした感じですけど、アニメ『攻殻機動隊』を見ていた人こそ理解の速い世界観ですよ。このアニメには「イリーガル」と呼ばれる生き物?が出て来るのですが、これが、ビジュアルは天沢退二郎の著作「三つの魔法」シリーズに出て来る『黒い物』を彷彿とさせます。しかし、作品の中での存在は、電脳世界で生まれた生命体『攻殻機動隊』の中での『人形遣い』を彷彿とさせます。
小学生の身近な世界の怪しさ。それと、全体的に描写が細かくて飽きない。まだ半分くらいしか見ていないし、解らない所も多いけれども今後の展開が楽しみです。
ネットで借りてポストに返却しているので、今月中には全部見終わると思います。
とりあえず早く全部見て~。じゃないとネタばらししちゃいそ~(笑)