また、友達のタマちゃん持病の痛風が出た。

本人は、死んでも口を割らないから、
「どうも様子が変だった。
多分、出てるはず！痛風。。。」
という未確認だが、信憑性の高い情報を、入手。

心から心配して、お見舞いにとピンポンを押す。
無警戒に開けられたドアに片足を突っ込んで、
閉められるのを素早く阻止！
タマちゃん、開けられたドアの透き間から私の顔見て、
恐怖におののく。

こっちはわざわざタクシーまで、すっ飛ばして来てんだよっ！

「いたたたた。。。」
と情けない声を発し、
足を引きずりながら逃げ惑うタマちゃんの足の甲を、
かる〜く踏んでやる。

うぎゃあああああ！

ああ、サド男爵って、これが快感だったのかしら。。。

タマちゃんには、他の話もあったから、
まあ、そこそこでカンベンしてはやるが、
ちょっとでも生意気な口を私にきこうものならば、
足の甲に消しゴムを落下させたり、
何の為に置いてあるかわからない木刀で、突いてみたりする。

その度に、「うぎゃうぎゃっ！」と、
期待を裏切らない所業で、なかなか満足だ。

痛風は、心の底からイタいらしい。
タマちゃん曰く、火傷の数倍はイタいはず！！
風が吹いても、イタいんだってさ。

でも、贅沢病って言うくらいだから、
自分が悪いんでしょ？
聞きつけられた、君が不幸だ。ははは！

たしかあんた、私が口内大怪我したとき、
電話の向こうで、ラーメンすする音、聞かしてたね！！
「替え玉！」とかも言ってたね！
次の日には、たしか
「豚バラ、あと三本と〜、ネギマと〜」
とか、の声も、延々と聞かしてたよね。
「ああ、もう食べれない〜」
とかも言ってったね。

ふんっ！

だからこーゆーことになるんだよっ！
さてさて、何人報復しなきゃいけなかったかな。。。
機会を、気長に淡々と待つ事にする。