運転の下手な人達ってオバサンとか若い女ってイメージがあったけど、どうも見ていると若い男で下手なのが意外に多い事に最近気がついた。

前の車について行けずに、どんどん離されていくとか、車とすれ違うたびごとにブレーキを踏むとか、カーブを曲がりきるまで「コイツ、アイドリングで走っているのか。」と思うぐらいトロいヤツ。

追い越し際にを顔を見ると、若い男でメガネをかけたのが圧倒的に多い。本来、若い男は最も運転がうまいはずだったのに、男女逆転現象はここにも来ているのかと思うこの頃。

若い男の下手な運転は置いといて、

身近で下手な人間は、実は我が母親がそうなのだ。

最近はブログに書いた「ポルシェをバックで石垣にぶっつけた」事だって、想像しても信じられないョ。「なんで」と聞くと不機嫌になって話さないし、現場を見ても数メートルの距離しか無いんで、殆ど400馬力全力疾走でバックしたとしか思えない。

私の『愛車』も、その母親のお下がりで、母親はＢＭＷと迷った結果、運転のし易さと色で決めたらしい。それでもハイパワーバージョンになっているのは、「安い方を買ったと思われたくないから」なのだそうだ。

その車も、バックでぶっつけてトランクリッドを買えた際、230のエンブレムが無かったので、取り敢えず200のエンブレムをつけて、今でもそのままなんだ。だから私の『愛車』は中身は230だけどエンブレムは200が付いている。

その後、やっぱり自分の車が必要だからと、物色をしたが、あの女の車選びは、デザインと色なのだ。

選んだ車はプジョーのＣＣ、形が可愛かったのと、小さいので運転が楽そうだし、ブルーの色が何ともデザインとマッチしているからなんだそうだ。オープンになる車なんだけど、そんなことはどうでも良いらしい。もしかしたら屋根が開くことを知らないんじゃないかと思えるぐらい。

あるとき、ちょっと近くまで買い物に行くときに借りていって、帰ってきたときオープンにしていたら変な顔していたョ。

そのくせ、人の車に乗ると「乗り心地がどう」とか、挙げ句の果ては「あんた、運転が下手ね。」なんて平気で言う。よく言うよ、このオバサン。

友達でも下手なので思い浮かぶのはやっぱり女の子の方が多いけど、男で下手なのは余り居ないかなと思ったら、イタ！

ヨシオのヤツとびきりの下手。

あいつはノーテンキだから、マイペースで、人の迷惑なんか考えてないから、下手でも平気で路上に出ることが出来るのだ。一度アイツの運転する車に乗ってからは、2度とゴメンだったので、それ以来乗ったことは無いけど、あの時からかなりの月日が経っているので、もういい加減慣れてきて、「少しはうまくなったかな。」とこの前、後ろから付いていったら、いらだって思わずクラクションを鳴らしてしまった。

慣れれば運転が上手くなる以前に、元々下手の感性が備わっているとしか考えられない。追い越して先に行ったけどついてこれない。（制限速度＋10km/h程度ダヨ）。後ろでは渋滞が始まろうとしているのに。

そのヨシオの車にヨシコが乗ったとき、「よくあいつの車に乗っていられるね。」と言ったら「何時も先頭を走って気持ちいいよ。」とヌカシおった。あの女もノーテンキだから感性は合うのかも知れないが、信じられないョ。

おいおい、サーキットでは速い車が先頭になるけど、一般道では遅い車が先頭になることをワカッテ言ってるのかい。

あんたらが世の中にはびこると、道は渋滞するし、物流コストは増大するし、強いては日本経済に打撃を与えることになるのを分かってないのか。

と言ったところで直るわけでもないだろうから。

それより、これを書いていると、だんだん苛立ってくる。これ以上続けると私の良くない性格が露わになってしまうので、言いたいことはまだあるけれど、この辺で止めないと。

「今年の目標は、おしとやかに。」とついこの前、誰か（複数）に言ったのに、今からこんな調子だと、もはや公約は守れる自信はない。政治の世界もそうだから、私が公約違反しても非難されることは無いよネ。

でも、気持ちとしては、この過激な性格なんとかしたいので、「今年は、修行の年」にしました。