Nicotto Town



昔住んでいたところに

味噌舐め地蔵というお地蔵さんがあって、
子ども会の子供たちが、ロウソクを立ててお祭りするってのがあった。

スイカんとこの、その「じゅ〜さんちのもぐらうち!」
みたいなもんかな。。。

なんで味噌舐め地蔵さんかというと、
そこは異様に坂が多い土地なのだけれど
昔は、結構な勾配の一山だったようなんだ。

城下町に入るのにそこで味噌でもなめて一息つく、そんな場所だったらしい。

すぐ近くに飢餓地蔵さんというのがある。
これは、博多の大飢饉の後に出来たらしい。

城下町まで来れば、殿様が炊き出しをして救済したが、
この山を超えた途端に、ここまでこれた、あと少しで炊き出しが。。。
の安堵から息絶えた人が多かったのか、
山が超えられずに死んでしまった人の鎮魂のためなのか。

とにかくお殿様にも、それほど潤沢にお米があったわけではないから
この一山でフルイにかけたんだろう。

その近くの公立高校は、「女学校」だった頃からの、
もうずいぶん歴史がある学校なのだけれど、
そのプールは、どうも泳いでると足が引っ張られると噂があった。

そのプールの建替えの時に、コースの下から無数の人骨が出てきた。

この人骨がなんの人骨なのか
私は、「福岡の空襲の時の」と聞いたが
他の人は、その「博多の大飢饉の時の」人骨だと聞いていた。

一体どっちだったのかなぁ。

とにかく「味噌舐め地蔵」と「飢餓地蔵」
私はどうも、恐ろしくってならなかったのだ。

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2011/01/21 13:21
>西の魔女さま
うん、やめとくわ。
父はね、自分じゃ認めないけど、なんかかんか感じる人で
「うどんが美味しかったけど、なんだか行き着くとこに行けないような、変な感じがあったなぁ」
と、四国のことをいうんです。
それそれ、それだよ、ばかだな、だから行きたくねぇんだよ!とアタシは思った。

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2011/01/21 09:51
行かない方が賢明だよ。
脚をもっていかれそうになる場所がいくつもある。
そういうものたちの引力が強いと感じるよ。
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2011/01/20 20:45
>西の魔女さま
あ〜、なるほど。。。死装束で死に場所さがすのかぁ。。。

北海道の大人気番組だった、「水曜どぉ〜でしょう」って知ってる?
そこでさ、何日間で四国霊場八十八カ所巡り終わらせるってヤツがあったんだけど、
やっぱ変なこと起きたもの。。。

あたしね、行ったらいかんと思ってるんだ、まだ。
なんでそう思うかわかんないけど、そう思ってた。
篠栗も、絶対に寄らない。
アタシには、やばそうな気がした。

だからね、家族旅行もね、なんでかプチ家出してまで、四国行ってないの。
仕事で全国行かせてもらったけど、四国だけ行ってないんだ。
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2011/01/20 18:38
四国のお遍路さんってさ、昔は死に場所探しの旅で
全うして帰る気の人なんて、わずかなもんだったらしい。
特に、菩提涅槃の伊予讃岐は、息絶える地だったんだねぇ・・・
なんだか空気が違うんだよ。
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2011/01/18 00:42
>popokunさん
アタシも衝撃だったな。
ああやってちり紙みたいにひとが舞うんだわ、宙を。
飛び降りちゃったでしょ。。。あの時にね、あのしがみついて、最終的には助かったあの人を
スゴイ精神力だと思ったのよ。

そうそう、次の日よ。
あの時にね、私は高一だったんだと思う。
先輩がね、受験でその飛行機に乗るとこだったんだ。でもなんやかやで乗れなかった。
めぐり合わせを感じたわ。

雁ノ巣はね、そう、飛行場だったの。
その跡地にね、廃墟と化したものがいっぱいあって、大体がただの廃墟なんだけど
どうしたモンか、一つの小屋の窓に、女の人が映りこむのよ。

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2011/01/17 20:50
ニュージャパン....今でもはっきり覚えてる。
しかも次の日が片桐機長の逆噴射じゃなかったっけ?
前後逆かな?

雁ノ巣ってなんかあったっけ?
飛行場だった記憶が....。
ちょっと認識不足だな....調べてみよう。

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2011/01/17 00:54
>popokunさん
そうそう、その話有名よね。
福岡のアタシですら、どっかで聞いたことがあるもん。。。
ホテルニュージャパンもじゃん。。
もともとがさ。。。みたいな話。

ねぇ、あのホテルニュージャパンのとき、
窓にしがみついて火の粉がかかるのに頑張った人いたよね。
みんながどんどん苦しさと恐怖で飛び降りる中、あの人は飛ばなかった。
最後まで火と戦って、助かったよね。
強くてスゴイ人だ。。。

あのひとどうなったんだろう。。。天寿を全うしたろうか。
まだご存命だろうか。。。尊敬するわ、あのひと。

福岡ね、その巣鴨に近い話は雁ノ巣だな。。。
あの生体実験だわ。
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2011/01/16 23:32
奈良にも味噌くい地蔵ってのがあったような....。

それそれ
東京にもいろいろダークな場所があってまぁ有名な所で、
池袋のサンシャインシティ60(巣鴨プリズン)→夜に隊列を組んで歩く足音が...。
元文化放送(教会)→編集ルームのドアから手が...。
旧TBS→近衛歩兵第三聯隊の兵營→地下で兵隊目撃多数
戸山公園/箱根山地区(陸軍軍医学校防疫研究室)→国立感染症研究所建設の時に外科手術を受けた
頭蓋骨が多数
上野昭和通り高速道路下(川)→関東大震災の時に熱さから逃れるために川に飛び込み水死した
人たちの遺骨が多数
などなど
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2011/01/15 21:41
>かりネコさん
え?農家だったの?ほ〜
まえさ、農地を買うがいいといったことがあったよね。
買ったほうがいいよ、買えるなら。。。

世界からかき集めたくても、自国が飢えたる時に、いくら先進国でも出さんよ、食料。
となるとよ、やっぱり自給自足が原則だわ。
そしてね、なによりもよ、海外で土地を「あさましく買い漁るべき」だわ、日本。
例えば、北半球が飢饉でも、南は違うかも知れない。

そう思うとね、それをするべきかと。。。
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2011/01/15 21:28
飢餓があったんですよね・・・昔はしばしば☆
今の飽食の時代には考えられないことです。
でも現に今でも飢餓は存在するんだよねぇ・・・地球のあちこちで・・・

最近異常気象じゃない
いつか飢餓とかあっても不思議ではない。
でも日本はきっと世界中から食料をかき集めることだろう。
自給率が低いのに・・・
そう考えるとホント畑つくって自給自足したいなと思ったりする。
(んーー、命根性汚いなぁぁぁww)
でも、なんかそれも自分の義務のように感じるんだよね・・・
祖父母の代まで農家だったからかな・・・
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2011/01/15 20:30
>招き猫さん
ほら、子どもが夜を怖がらくなって、それはいけないって話、聞いたことない?
夜は、夜行性じゃない限り、怖がるべきものなんですって。
生物として、なにかがおかしいんですって、怖がらない事自体が。

それ考えるとさ、何かに対して恐怖したりするってことは、
きっと「なきゃいけないこと」「謙虚さ」おことなんだろうなざと、そう思ったの。その時。。。

若い頃は、やっぱそのスポットとかに遊びで行ったけれど
おかしなことが起こって、人まで死んじゃったから、もう行かないの。
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2011/01/15 15:39
そういうお話の根拠ってのは、どうも眉唾モノが多いんだけど
そういった歴史的な根拠を言われると、まんざらでもないですなぁ。
怪談スポットをやじ馬根性で行っちゃうのが流行っているが
きなやんの様に、少し畏怖の念を抱いていた方がいいね。
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2011/01/15 14:05
>黒猫手毬さん
そこまで詳しくはお聞きしてなかったです。

めぐり合わせって、きっとあって、それが守られてる守られてないと表現することなんだろうか。
よく創価学会の人がそう言うけれど、学会に限ったことでなくと、アタシは思う。
あるから仕方ないです。。。御加護って名前かもしれません。

ねぇ、こっちからだと「大変そうだ」とは知れても、そこまではわからなかったの。
友人たちは、生野だったり帝塚山だったりで、さほどの被害ではなかった。。。
話で聞くだけなんですよ、身につまされちゃいなかった。。。

阪神地区は強いな。。。立ち上がったなと。短期間だったでしょ?
全然知らなかったんですよ、内情を。

ねぇ、あのサリン事件ももうずいぶん立ちましたよね。。。
新幹線事故だったっけ?電車事故だったっけ。。。?あれもずいぶん立ちました。。。
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2011/01/15 13:15
わたしね、あの時、言ったかなぁ。。
震災の前に予知夢みたいなものを見てた。
何かが起こる。それはわからないけど、
大惨事が。。。
わたしは大丈夫なんだよね。
でも、物凄く泣く。

あの頃米国に住んでいて、お正月だったので一時帰国。
震災の前日、米国へ戻ったの。

アパートに夜辿りついたけど
何故か鍵が壊れて入れない。管理人がくる朝まで車の中で過ごし
へとへとになって部屋で眠ったあと
ちょっと起きて、CNNニュースを見て驚愕
国際電話をかけたけど、繋がらない。

夫の親戚の家が潰れて、ご夫婦が生き埋めになっているとの連絡が
義母から携帯で入り、息を飲む。
住む予定の家は半壊。

お風呂に入って、身繕いして
覚悟を決めたよ。
山のハタにある小さなボロの実家。
母とワンコ、もうダメだろうって。

ほどなくして、向こうから
「何でかけてこないの!」という怒りの電話で生存確認。

あの時間に犬の散歩してたんだよ。
神社の傍で激しい揺れに襲われ
近くにあった大木にしがみついたんだって。
犬は母の足に。

もし、あの夜、あの場所で寝ていたら
本当に危なかった。
ガラスのショーケースに入っていた雛人形
洋服ダンスが、布団を敷いていた場所に直撃していたらしい。。

あの時期に結婚していないと
義母は家を二世帯にする為に手を入れなかった。
窓サッシを新しくしたので持ちこたえた。
出ないと、潰れて義母も。。

何もかも巡り合わせなんだよね。
あの時ほど運命を感じたことはありませんでした。

ああ。。長くなったね。

街がねほとんど変わった。
記憶がごっそり奪いとられたみたいに。

でも16年経つと、新しい建物も古びてくる。
人は馴染むよね。
それでまた記憶を刻む。
子どもでいえば高校生になるんだよ。

ただ、身内や親しい人を失くされた方々は
癒えることがないだろうなぁと。。

当時子どもで、震災遺児もたくさんおられて
その子たちも成人しているものね。

風景は変わり記憶を留めないけれど
この時期だけは、
故郷の街で、お亡くなりなった
すれ違っていたかもしれない人たちのことを
しんみりと想います。

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2011/01/15 11:28
>故障中さん
坊主とお医者さん看護師さん、そして学校関係者。。ああ、テレビ関係もだね。
ほんと話に事欠かないねぇ。。。

なにかがあるんだろうね。
土地なんかリサイクルで、何かが壊されれば、そこに何かが建つわけで。。。
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2011/01/15 11:26
>秋山くり子ちゃん
フィリピンの学校で、女学生が全校集会の途中で次々と意識不明でひっくり返る。
「こわいこわい」と魘されたようにみな言い、そろって「軍人のような人が。。。」という。
なんでも「踏むな!」やら「痛い!」やら言うのだそうだ、その軍人たちは。
あまりに続くので、調べる。
日本兵の遺骨が出てきた。とまぁ、そういう話がテレビでやってたよ。

歴史ね。。。
死ぬよね、人は。。。もう誰も教えてくれないよね。
だから長生きしなきゃいけないし、話も聞かなきゃいけないね。。。
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2011/01/15 10:51
火の無い所に煙は立たないってやつですね。
学校って、そういう噂が多いから、調べれば出て来るんじゃ・・・
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2011/01/15 09:29
全ての骨を掘り出して、どこかに…とは出来ないけれど、
大きな建物につぶされるのは痛いだろうなぁ…と、つい思ってしまいます;

私の住むところには大きな川があるんですが、
戦争の時に多くの人が水を求めて、と祖母が話していました。

最近、歴史を学びたいと思うようになりました。
歴史の中に埋まってる、たくさんのつながりを読み解いてみたいな、と…。
戦争や災害、体験者からの話を聞けなくなる前に、覚悟を決めて歴史を学びたいです。
怖いけれど、聞かなくちゃ、と思う今日この頃です。
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2011/01/15 02:11
>らてぃあさん
すべての人に。。。と、したかったろうと思う。
黒田の殿様は、悪い殿様ではなかったもの。それでもみんなは助けられなかったでしょうね。
さすれば、強きまだ希望がある肉体に、施すでしょうね。。。

博多の三分の一が死んじゃったらしいわ、その飢饉。
日本三大飢饉に入るんですって!
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2011/01/15 02:03
>黒猫手毬さん
死体って、語るらしいですね。
だからその叫び?語り?を聞いてあげる作業なんですってね、検視官。。。

もう16年かぁ。。。。
立ち直れないと感じてきた人は、今どうしているんだろうか。
私の「手元」をしてくださってた方、
震災であまりの痛ましさに、写真が撮れなくなった写真家。
ちょっと有名な戦争カメラマンだったんです。
だけど、自分自身に降りかかったものに対して、どうしてもシャッターが切れず
また、じゃあ今までどうしてシャッターが切れたのかと、そこにまた自責して、
それ以来、まったく写真を撮れなくなってしまった人。。。

表れ方は違っても、それぞれがぞれぞれに、癒えない傷を負ったのだろうと思います。

歳月は、助けになっていますか?
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2011/01/15 01:56
>KOOL
ってか、学校の運動場に、大量な死体(震災とか、戦災とかなんでもかんでも)は、
集められることが、そもそも多いからじゃない?
んで、どさくさに埋めちゃって、新しい校舎が建つ。。。みたいな。

それにさ、死体の上とか墓場の上は、水商売は大繁盛らしいよ。
なんか魔女さまも前書いてらしたじゃん、運を使い切る前に。。。みたいな話。
お隣さんの話しよ。

地蔵さんってね、「慈悲の心」なんですって。
包みこむような慈悲の心。
他の仏さんとてそうだとは思うけど。。。

苦しみを取り除くところから始まった仏教ですもんね。。。
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2011/01/15 01:48
>bジェーンさん
新聞にも載ってたのよ、その人骨が出たときは。
そこにきっと何の人骨か、書いてあったはずなのだけれど、さっさと忘れるのよねぇ。。。
長谷川町子や、画家の米倉斉加年、近いところで森口博子あたりの出身校よ。

水泳部が溺れるコースがあったと、中学の同級生で、その学校に行ったのから聞いたわ。
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2011/01/15 01:32
古い土地には色々な話がありますね。
救済しててもやはりフルイにもかけてる。怖いな。。
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2011/01/15 01:30
検視官をしていた人の本を読んだの。

死顔が微笑んでいるように安らかなのは、筋肉の緊張がとれて緩んでしまうからだとか。
自然の摂理がくれた最期の贈り物みたいな部分だよね。

死の中で一番苦しいだろうと思われるのは
飢餓だと書いておられた。

だから、どんな形であろうと、子どもを虐待し、
まして栄養失調が原因ならば、わたしは決して許さない
強く書いてました。

やっぱり、痛ましくて、辛かったんだろうね。
お地蔵さんが慰めになればいいと思います。

優しいからさ、感じやすいのよね。きっと。
そうしたら、助けて欲しさにイロイロ接触があるんだろうなぁ。
基本的に気の毒だから、ムゲに拒絶するのもためらいがあって
でも、やっぱり怖いよね。

飢餓の人たちも、空襲の人たちも
どうぞ安らかになってください
そう願っています。

ほらまた一年だナ。
こちらは阪神大震災から16年がもうすぐやってくるので
ちょっとしんみりだわ。。
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2011/01/15 00:16
学校ってのは大抵人骨の上に建てられてるみたいだけど、なんでだろ?
広くて安い土地、が必要だから、墓地だったとこ、みたいないわく付きの土地が多かったのかしら?

向かし住んでいた家のそばにあった地蔵様は名前も覚えてないけれど
山が崩れた時になくなった人たちのためだって聞いてた。
怪談話はなかったけど、暗くて、ジメッとした場所で、怖かったなぁ。
唯一、お祭りの日だけは平気だったけどw
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2011/01/15 00:13
味噌なめ地蔵も飢餓地蔵も、妖怪みたいな名前でちょっと怖い。^^;
足を引っ張られるプールって、考えただけでも震えがきますわい。



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