Hysteria
- カテゴリ:音楽
- 2011/01/17 20:18:35
Def Leppard 「Hysteria」から
スティーヴ・クラーク没後20年。
先日、10歳以上歳の離れた後輩と飲んでいて、いつものごとく音楽談義になりました。音楽の話をするとたいていどっかで話題に詰まる…それは、自分があまりにも幅広く雑多な音楽を聴きすぎているからなのですが、その後輩は何故かことごとく私の話についてきて、散々いろいろな音楽の話をしたあとで、「デフ・レパードはすごい」というところで何故か無茶苦茶話が合って、思わず深酒…ちなみにそいつは一滴も飲めないのですが。
NWOBHMの代表格Def Leppardは、HR/HMというくくりではまとめきれない魅力を持っていると今でも思うのです。それは…①リフに頼らず曲を作れること、②冗長なギターソロを必要としないこと(弾けないわけではない)、③緻密に音を重ねて曲を作れること、④全員参加で完璧なコーラスができること、によると思うのですが、改めて聴きなおしてみてもその感じは消えていません。ドラムのリック・アレンが片腕を失っても何年も掛けて復帰するのを待っていたり、メイン・ソングライターでもあったスティーヴ・クラークが亡くなってもだれも抜けずにバンドを維持していたり…とロック小僧(当時)が涙ながらに感動してしまうようなドラマ(悲劇ではあるが)を持っていたり…もう最前線で話題になることはないのでしょうが、元気にバンドしているという近況を聴くのがとても嬉しいバンドのひとつです。
この曲は最大のヒット・アルバムのタイトル曲ですが、一見サラッと弾いているようで実はどうやって音を出しているのか分からない(サスティナーがない当時、このロングトーンはどうやって…など)ギター小僧にとっても不思議な魅力満載の曲。ジャクソン特有のチャカチャカいうクリーントーンが懐かしい。実は最大16本ものギターを重ねているのだとか。
http://www.youtube.com/watch?v=v6R-LZ25Te0
↑この80年代丸出しのPVがまた。泣ける。
http://www.youtube.com/watch?v=blfrmZfVH74
↑懐かしのラウンド・ステージ。みんながなるべく近くで観られるようにとの配慮でしたが、独特のステージ・アクションを生んでそれもまたカッコよかった。
※イエスも使ってましたが、あの人たち動かないからステージが回ってましたよね。
そうなんですよね。それでも当時はファッションとかステージアクションとかでそれなりにHR/HMぽい雰囲気も持っていたと思うんですけど、今改めて音だけ聴くと結構すごい緻密な音作りのバンドなんですよね。
Jason FalknerがPhotographのカヴァーしてましたけど、ああなるほど、作りこみ具合は何となく似てるなあと思ったりして。
リョウさんが言うように、HR/HMというくくりではまとめきれない魅力を持っているというのは同感です!!
私も普段がちゃがちゃしたのばっか聴いてますけど
たまーーーにシンプルなのききたくなりますね
でもやっぱりがちゃがちゃ好きですー8->
おぉ~~w
お酒の雰囲気すてきです
普段はガチャガチャした曲ばっかやってるんだけどさ、たまにこういう、ぽろろん♪とかくぉーん♪という素直なギターの響きを感じるような曲が恋しくなるんだよね。いやあ、ギターは深いど。
お酒にはだな、昨日も飲まれてきたどw
ってかっこいいですーー
お酒~お酒~~ふ~ふふふふ~♪←