研究報告『重症ニコタ中毒』の検証(その1)
- カテゴリ:ニコッとタウン全般
- 2011/01/19 20:44:06
れい博士の報告書(1-1)
はじめに
人口が70万人を超えた『ニコッとタウン』では『重症ニコタ中毒』なる依存症が一部の人達に発生している事が今後問題視される可能性があり、その発症機序と対策についてここに報告する。
また、『ニコタ』の住民が突然姿を消すことと、中毒との因果関係についても触れてみたい。
症例1
『ニコタ』歴3ヶ月、友達数十人、日課の友達訪問が滞る事に不安を覚え、リアル生活においても『ニコタ』での未訪問が気になり、生活での思考が『ニコタ』中心になったことに気付き、リアル優先を意識するが、元々心配症の傾向があったため、仕事中でも気になってばかりで、仕事のミスも多くなり、1ヶ月後脱会。
更に数週間後、今度は名前を変えて『ニコタ』に登録し、ひっそりと再開を検討中。
症例2
『ニコタ』歴4ヶ月目、リアルでのストレス解消としての『ニコタ』生活を満喫していたが、責任感の強い性格でもあることから、1度コメントした相手には継続して、また、相手から頼られると益々交際を深めていく傾向が顕著であった。
訪問・コメントも多く、また釣りにもハマリ、気がつけば仕事以外の殆どの時間を『ニコタ』に費やし、寝不足などからリアルでの支障を来すこと分かり、『ニコタ』生活断念を決意する。
症例3
『ニコタ』歴5ヶ月、アイテム欲しさからPコイン投資も大きく、また、Cコイン獲得のためのルーレットなどのゲームに没頭し、町に出てはステプ応酬、興味を引きそうなタイトルのブログを書くなどステプ獲得のための生活に没頭。
あるとき「ステプ乞食」の言葉を聞いてショックを受け、活動を中止するも、リアルでの生活にも明らかな影響が見られる様になった。
症例の解析から分かったこと
代表として掲げた上記3症例以外にも依存症と考えられた症状の発症には、ある共通点が見られる。
1つめは発症時期が多くの場合3~6ヶ月付近に集中傾向が見られた。
これは、2ヶ月目あたりから交際人数が多くなり、楽しさが増すと同時に、没頭時間が多くなっていくと考えられる時期である。
ここから中毒症状が始まるが、当人はこの時点では気付かないことが多く、数週間から数ヶ月後に継続の苦痛を感じるようになってくる。
そして、『ニコタ』生活の縮小を試みるが、これまでの訪問・ステプが滞る事で、これまでの義理を欠くことの不安から禁断症状に見舞われ、縮小できなくなってしまう事の恐怖心から『ニコタ』生活の断念を考えるようになる。
2つめは責任感の強い人や心配性の場合で、受けたステプ、コメントは必ず返さないと気が済まない性格の持ち主に発症すると考えられる。
はじめは順調で『ニコタ』での生活がリアルのストレス解消の場として存在感を感じていたものが、数ヶ月後には付き合う人数が増え、然も丁寧なコメントを送り続けることに多くの時間が費やされ、リアルにも影響が出ていることに気付きながらもその性格から、怠ることに恐怖症状を呈し、精神的依存症を自らも感じながら、解決法が乱せず『ニコタ』から脱却することを考えるようになる。
3つめは、元々はまりやすい性格で、『ニコタ』での楽しさに没頭するあまり、コイン獲得のため奔走し、結果として多くの時間を『ニコタ』に費やし、リアルでも『ニコタ』の幻覚に悩まされ、『ニコタ』生活の中止を検討する。
これまで、博士の知っている症例で『ニコタ』から消えていった患者の多くは、この何れか、又は、これらの複合の状態に陥り、患者自らが結論を出したものと考えられている。
幸いにして、患者が結論を出す前に、周りの住民からの説得で、『ニコタ』からの退却を思い止まった例もあり、経過観察中である。
時間の都合で、途中休憩(本当は文字数の都合により)。
後半に続く。
う~む、興味深いですw
後半も読んでみます。
感謝デス。
ほぉほぉ