身内の恥は俺の恥?
- カテゴリ:日記
- 2011/01/21 09:51:16
少し前ですが、大手のショッピングモールに買いものに行ったときのことです。
当日は物産展が催されていて、おいしそうなものがたくさん並んでいました。
その前を通りかかったとき、若い娘さんとその子供と、さらに娘さんの母親とおぼしき老婦人が品物を見ていました。
で、いきなり娘さんが怒りだしたんです。幼稚園前の子供の手を引いて、「恥かいた!もうお母さんとは来ない!」って怒鳴って、足早に売り場から離れて行きました。
ご婦人は、なんだかしょんぼりして娘のあとをついて、その場を去って行きました。
そのご婦人は、試食用ではない食べ物をかってにそこからつまもうとして、店員さんに注意されたんです。
よくありますよね、漬けものとか、パックしないで桶とかに山盛りにされているやつ。
試食用は、小さな小皿に入れてあるものですが、ご婦人、舞い上がったのか慣れていないのか、商品の方に手をつけようとしたんです。
結構なお年でしたから、こういった場は初めてではないと思いますが…、お孫さんと訪れていたせいで、少々浮かれていらしたのかな?
それとも、ずいぶんな田舎暮らしなので、ほんとにこういう売り場に慣れていなかったのかも。
なんてことを思いながら、しかし娘さんの剣幕に、ちょっと俺も心配になってきました。
お母さん、寂しそうでした。もう来ない、とか言われたんですから…。俺だって同じことを言われたら傷つきます。たとえ家族でも。
せっかくお孫さんとも一緒だったのにね。楽しいお出かけが、一気に険悪なムードになってました。
そのあと、彼女たちがどうなったのか、老婆心ながら気がかりでした。
そろそろ帰ろうかと出口に向かったとき、偶然にもまたあの親子とすれちがいました。
その親子は、もうケンカしていませんでした。仲直りしたのでしょう、穏やかな顔をしていました。
それを見て俺も安心しました。そして、親子っていいなと、月並みながらそう思わずにはいられませんでした。
俺も昔は、身内の恥は己の恥として受け止めていました。家族が、このご婦人のようなミスをしでかしたりしたら、やっぱりこの娘さんのようにいたたまれない気持ちになり、同じように言葉をぶつけていたことがあります。
ですが、今ではそんなこともなくなりました。家族と自分、分けて考えられるようになったからです。
早い話、人は人、俺は俺。冷めた言い方をすると、「所詮他人のしたこと」ということです。
でも、突き放すのではない。家族=自分として、一体化して物事をとらえてしまうと、視野がせまくなり、冷静になれなくなります。
しかし、体がこうしてひとつではない以上、血を分けた家族といえど、やっぱり別個の存在なのです。
だから、もし俺の家族がこのご婦人のようなミスをしても、もう俺は怒りません。やっちゃったね~、と笑って許します。
仮に俺が自分で同じミスをしても、素直に笑って謝ります。そういうことが、出来るようになりました。
人と人との心の距離感を掴めるようになること。自分を他人にくっつけすぎないこと。
そういうことが大切なんだなと思います。心の自立、というのかもしれません。
そうですね、依存してるとその人と自分を同一視してしまうんですよね。これは親子に限ったことじゃないんですが。
あと、恥をかくということに経験不足とかね。失敗を許せない性格とか、起因はいろいろあると思います。
子供には過剰反応してしまう親…イカズチさんの考察通りだと思います。かわいがる気持ちが強すぎるあまり、思い通りにならないことに腹を立ててしまうとか。
依存というのは、その人がいないと自分は何もできない、存在価値がない、生きていけない…という気持ちの表れです。心の弱さとも言えます。
子供の失敗にやたらと怒る親は、完璧な子育てをしなければという義務感とか、世間の目とか、親との関係からそういう行動を取っているのかとか、原因は様々です。でもそういったトラウマから抜け出せていないことも依存のひとつと言えますね…。なんだか偉そうなこと書いてしまいました^^;
親は子供になんでもしてあげて当然、と考える親子って多いです^^;
でも、親だってひとりの人間だし、完璧じゃないってことを子供は案外気づいてないんですよね。
そうだったんですか…。よく、悪いことをすると自分に返ってくると言いますが、ほんとにそうなってしまうんですよね…。
でも、悪いことしたなあ~って反省すると、もうそういうことしなくなりますから^^
自分が言ったことを人に言われてみて初めて気づいて、後悔することって俺もあります。
でも、そこで「あんなこと言ってごめんね」と謝ると、相手も理解してくれて、仲直りできます。
言いだすのが、なかなか難しいんですけどね~…^^;
そうですね、恥ずかしさのレベル違いますよねw
それでまた、恥ずかしいことをした、と自覚してなお冷静でいられるのと、恥ずかしいことをしたと自覚してないで平然としているのでは全くレベルが違いますよね^^;
みっともないことをしてへらへらしてるより、恥をかいたと怒るほうが、まだ良いのかもしれません。
とはいえ、やっぱり人前で怒鳴るのは大人げないんですけど^^;
ぴかさんみたいに、おっとり構えて対応できれば、みんな気持ちが楽になれますね^^
ね、そうですよね^^
それに気づくと、結構親子関係の問題も楽になれるんじゃないかなあ。
『身内の恥に目くじらを立てなくなった』のは大人になったのだと解釈してましたが……。
そうですねぇ。
依存する心が親族を自分と同一視させ、時に激高させてしまうんでしょう。
蒼雪さんの分析、興味深いです。
親には寛大になれても、子供には我を忘れて声を荒げるお母さんが多いのも、ここら辺に起因するんでしょうか?
私の母が祖母に冷たい事を言ってたの思い出します(,,-_-)
でもね、それでも親子関係は全然悪くなかったんだけど
祖母が亡くなった今では、同じ様に娘から(私の妹)
冷たい事言われて、わかる様になったって(._.;)
でも仲直りされたようでよかった!^^
人それぞれ恥ずかしいのレベルが違いますからねぇ。
私なら注意された時点で「美味しそうだったので・・・それくださいな」になるかな^^;
あまり高価で食べそうにないものなら一緒に「ごめんなさい~」で。
私は身内や親しい友人の恥くらいなら一緒に受け入れますよ^^♪
自分がそそっかしいから、恥はかき慣れてる!?(゜▽゜;)
当たり前の事ですが、、、、
そうですね、俺もそう思います(^-^)
どんな経験も、必ず成長に役立っているんですよね。俺も最近やっと、そのことに気づいてきましたw
じゅらさんとお母さん、仲良さそうで良いですね。ケンカするほど仲が良いっていいますしね^^
俺も親とは仲良くやってますよ~。言いたい事を溜めこんでるとかえってよくないので、なるべく必要なことは言うようにしています。
じゅらさんとお母さんも、それでうまくやっているみたいですね。なんだか楽しそうです^^
なれてくんじゃないかなぁ。。。って 最近やっと 思えるようになってきた
σ(*・Θ・じゅ)あたし♪です。。。♥ (◍^・^◍)テヘヘ
σ(*・Θ・じゅ)あたし♪もねっ!おばぁ(母@高校生のころからなぜか おばぁと呼んでます!ww)
とは しょっちゅぅぅ~~~~~~っ!喧嘩って言うか ぶちぶち 言い合ってます(*´Θ`σ)σYO~~~っ♪
たぶんっ お互いが 元気なうちは ずぅ~っと 続くんじゃなぃかにゃ?!( ´艸`)むぷぷ♪