KENが高校時代所属していた部活はかなりハードな体育会系の部活だった。
冬はオフシーズンのため、走り込みと筋トレの毎日だ。
地道で単調なトレーニングが続く。
そんな中、KEN達は駐輪場に一台の放置自転車を発見した。
非常にケシカラン。
放置自転車が無くても、練習場の駐輪場は常に一杯だ。
直ちに処分するべきだ。
部員のEは、処分する前に、放置自転車を改造して競争する事を提案した。
それは良い。
タダでさえ単調な毎日だ。
改造自転車のレースも面白いだろう。
皆の賛成で自転車の改造を始めた。
前のカゴ、荷台、泥除けなどを撤去し、徹底的に軽量化を追及する。
空気抵抗低減のため、ママチャリハンドルを上下反対に取り付ける。
ドロップハンドルの完成だ。
この「疾風」号で、練習場の周りを一周し、そのタイムを競う。
荒っぽい運転をされた「疾風」号は、三日と持たずにパンクした。
ここで怯むKENではない。
更なる軽量化のため、前後のタイヤを取り除いた。
金属むき出しの車輪は、アスファルトとの摩擦で火花を散らす。
タイヤの無い自転車は地面との振動が直接伝わる。
その振動が原因で、即日崩壊した。
崩壊した「疾風」号はもはや粗大ゴミだ。
市に電話して引き取ってもらった。
前置きが長くなったが、話はここからである。
オフシーズンのトレーニングには、顧問のM山先生が顔を出すことは無い。
シーズンが始まる三月末に、M山先生は久々に練習場に現れた。
開口一番、「KEN、駐輪場に停めてあった自転車、何処にあるか知ってるか?」って言った。
・・・
真っ先に声を掛けたKENが何か知っているに違いないと思ったのだろうか。
KENはM山先生の自転車が何処に行ったのか、決して知らない。
「疾風」号と、M山先生の愛妻自転車が関係ない物であったと今でも信じている。
#日記広場:日記
高校生のKENは好奇心旺盛、向こう見ずな奔放なヤツでしたね。
今のKENには、ママチャリハンドルをドロップハンドルに改造するって発想さえ思いつかないですね。
先生のおっしゃるチャリの特徴と「疾風」号の特徴がやや似ていた点は気になると言えば気になります。
うんうん。
信じることは良い事です。
そして男子高校生の遊びの編み出し方の発想も面白すぎだ!(笑)
それにしても先生自身のチャリではなく、「愛妻の」という所がポイントですね…。(^_^;)
まぁ、かなりの期間放置してますし、きっと関係ないチャリだったと私も信じます。www
学生時代のKENエピソードは今思い出しても凄い物ばかり。
面白そうな事は皆を巻き込んでやってしまえ、って感じだったからね。
そして、座右の銘。
「後は野となれ山となれ。」
状況を考えると、99.1%の確率で先生の奥さんの自転車だと思われます。
でも、KENは未だに残りの0.9%であった事を信じて止みません。
いあ、KENさんの人生ってなんだかドラマティーーーーーックwwwwwww
てか、ドラマ作ってる?www
先生の自転車と関係ないといいですねw