本物って何なのダ!
- カテゴリ:グルメ
- 2011/02/04 23:56:53
前にブログに書いた温泉卵、最近では出来損ないの半熟卵・3分熟卵が堂々と「温泉卵」として市民権を得ている様な。
そんな事って、身近に結構あると思ったら、結構あるみたい。
「昔はこうだったのが、今はこうだ」で教えてもらったのは、豆腐1丁の大きさ。
昔の1丁は今の大きめの豆腐の倍の大きさだったらしい。
家族構成の少人数化に合わせて、あるときから半丁売りを行うようになり、豆腐がパック入りになったときその半丁サイズでパックに入れたため、いつしか、この1パックが1丁と呼ばれるようになって現在に至る。
お米の1俵は今でも60kgのはずだけど、それは、米俵1俵が60kgだから。
ところが大分前から米俵は殆ど使用されることは無くなり、現在では紙袋が主流を占めるようになって、その大きな袋が30kg入るんだけど、ややこしいことにその30kgの紙袋を「1俵」と呼ぶようになっているから、多分、米1俵は30kgとなってしまうことは確実。
ジンジャーエールだって本来のショウガエキスにエール(上面発酵ビールだよ)のような味わいのジュースと混ぜて炭酸で割った物なのでショウガの味のする辛口の飲み物だったのが、今では甘い炭酸飲料になってしまって、ショウガの味は全くしない物が多い。(ウィルキンソンには辛口でショウガの味のする物があるけど)。
卵そばと月見そばは、ちゃんとしたおそば屋さんでは違う物だけど、駅の立ち食いのおそば屋さんでは、それぞれの店で呼び方が違うだけで、かけそばに生卵をのっけた物が出てくる。
本当は卵そばは卵とじそばが正解で、月見そばは生卵だけど、ちゃんと作ると、生卵の上に熱々のつゆをかけるので、白身が暖まって白くなっているから、黄色いお月様の周りに雲があるようになっている。老舗だと、卵の下に海苔を敷いているので、おぼろ月夜の感じで出てくるんだけど。
立ち食いの店では、卵にせよ、月見にせよ、速く食べるための温度を下げるために入れてる様な感じじゃないかしら。
実は、前から気になっていたのは『辛子明太子』誰でも知っている「タラコを辛い調味液に漬けた物」なんだけど、大概の人は「メンタイコ」でも「カラシメンタイ」でも辛子明太子のつもりだし、「メンタイ」でも通用したりする。
タラコはスケトウダラの真子(腹子)で、その親のスケトウダラは朝鮮語でミンタイと呼ばれるから、九州付近ではスケトウダラをメンタイと呼んでいた。で、そのメンタイの子だからメンタイコで、本来はタラコを明太子と呼ばなければならないンだけど。
メンタイ=スケトウダラ
メンタイコ=タラコ
カラシメンタイコ=辛子明太子
誰かが、スケトウダラを韓国風調味液に漬けた物を作ったらそれは『辛子明太』になるんだけど多分商票は取れないと思うンだ。
ネットで見ると、殆どで「メンタイ」と言えば辛子明太子のことを指しているから、もはやそれに疑問を持つ人もいなくなっているってことナンダ。
もっとマニアックになると、『アラ』と言う魚で、食材としては(超)高級魚、本物は魚偏に荒という字を書くんだけど、お寿司屋さんでお刺身と握りとで2度ほど食べた記憶があるだけ。
その魚がややこしいのは、九州の方では「クエ」を『アラ』と呼んでいるからで、シカモこの「クエ」も高級魚で滅多にお目にかからないから、「クエ」で作った鍋料理を「アラ鍋」と呼んで最高のお鍋として提供される訳ナンダ(これも1回食べた)。
シカモ地元ではクエを使った物が「本物のアラ鍋」と言うからややこしい。
実際本物の『アラ』を使った「アラ鍋」も当然ながら存在するので(食べたことないョ)、本物の『アラ』で作った鍋は「本物のアラ鍋では無い」と言う事になるんだそうな。
ついでに世間で「アラ鍋」と言えば、(白身の)お魚の粗(アラ)の鍋、きれいな身より出汁が出て美味しくて、こちらの方がみんなと気兼ねなく食べられる最高のお鍋かも知れないネ。
やっと試験から解放されたのに、こんな事書いてたら、試験勉強より頭がコンがらカッテしまったョ。
理解は正解に近いんですけど、
メンタイ=スケトウダラ
スケトウダラの子=タラコと理解していればOKなんですョ。
辛子明太子は今住んでる福岡の名物。
メンタイの子が明太子で、
タラの子がタラコではないのか…そー理解してたんだけど^^;
なんかタメになる、れいさんのブログだなー^^
きっちょさん
ジンジャーエールは
さらに昔はエールに生姜を加えて手作りだったとの説もあります。
今でも、それが本物だと言ってる人がいるそうです。
何にしても、生姜の味がしないのにジンジャーエールはおかしいですね。
ビストさん
九州だと
本物のアラはクエの方になるんでしょうか。
クエは脂がのってるようでさっぱりとして、
いくらでも食べられる(経済的に余裕が有れば)と皆さんおっしゃいますが、
これもニセモノがカナリ出回ってるようですね。
それで本物のクエは「これが正真正銘・本物のアラです。」とお店の人が言うんですね。
ややこしいですョ。
知識ってほどでは無くて
気になっていた事を書いたんですョ。
でも、書き始めると、なかなか思いう浮かばないものですね。
アイスコーヒーは東京で「アイコ」大阪では「レーコ」古いネタデスね。
璃々耶さん
「ショウグンギザミ」と「ガザミ」はイメージ的には近いものが有りますね。
それより「ダイミョウザザミ」もある事がモットややこしいですね。
読んでて、そう言えばそうやねって感心^^
でも関西は、僕だけかもしれないけど「たらこ」って言うとボイルしてあるのを想像するよ^^
「明太子」生!ってイメージかなww
もうひとつ、関西ではマクド。 関東ではマック。
でも朝メニューは、朝マックって言ってるよww
ジンジャーエールにはビックリしたよ(^_^;)
渡り蟹の「ガザミ」に対し、
「これってギザミの間違いだよね、マジうけるwww」
とか言ってる可哀相な高校生がいました。
ほとんど生姜の味がしない(私は全くしないと思うのです)のに、なんでジンジャーなんだろう?って。
ひとつ、勉強になりました。
タラコが食べたくなってきた・・・。
冬に食べたくなる一品!!
辛子明太子は 確か、福岡のみなさんが作れるようにと
商標登録をしていなかった記憶があるな、地元では美談らしい。。。
プログを読むと福岡に行きたくなりますな、、、何度か行ったが、、
私も書いていて、ややこしくて
考えるのが辛くなって来ました。
はにぴょんさん
辛子明太子は本来の名前の由来を知ってる人が少数派なので、
今さらどうでも良い事なんですが、
北海道産の辛くないのがタラコ
九州産の辛い味付けのものが辛子明太子デスね。
ラクトリオさん
食べ物ですから、こだわりよりも
美味しさ第一がまさに最下位だと思います。
おいしいもの、お店が周りにあれば幸せですね。
大ざっぱ過ぎるかもですね。こだわりが無いのかもしれませぬ~;
そして見事に美味しかったら、そこのお店での常連になるんだクポ~♪
お気に入りのお店が増えると良いですよね(^o^)丿クポッ☆
れいさんのおかげでまたひとつお勉強になりましたw
そそ❉明太子は確かに謎でしたwwwww
もう自分の中で「辛いもの」=「辛子明太子」
「辛くないヤツ」=「たらこ」にしてましたwwww