韓国の口蹄疫と鳥インフルエンザ
- カテゴリ:ニュース
- 2011/02/07 11:55:04
韓国の口蹄疫と鳥インフルエンザの被害がとどまるところを知らない状況になっている。
昨年日本でも宮崎県が口蹄疫の被害にあったが、遺伝子的には韓国のものと同じようだ。観光客などの出入りによってもたらされた可能性がある。
宮崎は野球チームのキャンプ地にもなっており、人の出入りは多いだろう。
また、再発しないことを祈りたい。
空港などでの徹底した検疫がなされればよいですけどね。
以下韓国情報↓ 「朝鮮日報」より
【口蹄疫:埋却地4000カ所超、地下水汚染が深刻】
口蹄疫 口蹄(こうてい)疫問題が長期化する中、環境への「二次災害」に対する懸念も高まっている。客観的な数字がこうした懸念を裏付ける。
今回の口蹄疫で殺処分された家畜は、牛・豚・シカ・ヤギなど合わせて312万7463頭(6日現在)、家畜の墓(埋却地)は4054カ所(5日現在、環境部〈省に相当〉の集計)に達することが分かった。韓国政府はこれまで埋却地の数を公表しておらず、埋却地が4000カ所以上という事実が明らかになったのは初めて。
これがどれだけ深刻な状況かというのは、過去の事例と比較すれば分かる。2000年から昨年5月までに口蹄疫は4回発生し、殺処分された家畜は約22万頭、埋却地は約620カ所だった。今回の口蹄疫は、過去4回の口蹄疫被害の合計と比較すると、埋却地数が6倍、殺処分した家畜数は14倍に達している。
これに加え、昨年12月31日に発生した鳥インフルエンザの影響も深刻だ。これまでに500万羽以上のニワトリやカモが殺処分され、埋却地は全国で197カ所に達することが分かった。
政府の関係者は「口蹄疫ウイルスと異なり、鳥インフルエンザのウイルスは人に伝染する人獣共通感染症のため、より危険ともいえるが、口蹄疫問題の陰に隠れている状況」とした上で「全国各地に点在する口蹄疫・鳥インフルエンザの家畜埋却地で、環境汚染の二次災害がさまざまな形で現れるだろう」と指摘した。
口蹄疫 政府が予想する二次汚染は、大きく分けて4種類だ。このうち先月実施された慶尚北道内の埋却地崩壊の危険度調査のように、埋却地の崩壊・流失による環境汚染も深刻だが、埋却地内の浸出水流出という問題も、長期的に見て環境により大きな影響をもたらすとみている。
政府の関係者は「特に、家畜が生き埋めにされた一部の埋却地は、底に敷いたビニールが家畜の足の爪などで破れる可能性が高く、浸出水の流出は当然起こり得ると考えなければならない。埋却地の崩壊については補強工事などで対処する方法もあるが、浸出水の流出についてはなすすべがない」と話す。
地下水の汚染については把握するのも難しいが、一度汚染が始まれば、地下水の飲用を禁止し、該当地域に上水道を供給する以外に汚染拡大を防ぐ有効な手だてはないというわけだ。
こうした実情は、実際に過去の事例にも表れている。環境部が2009年の鳥インフルエンザによる家畜の埋却地15カ所について、環境モニタリング作業を実施した結果、8カ所で埋却地周辺の地下に浸出水が浸透し、埋却地付近の住民が飲料水として使用している地下水の82%(45カ所中37カ所)で、汚染の度合いが水質基準を上回っていたことが分かった。
このため、埋却地から半径3キロ以内の居住地に上水道を供給するなど緊急措置が取られたが、政府は地下水・土壌汚染を根本的に浄化するための対策について、いまだに整備できずにいる。
朴恩鎬(パク・ウンホ)記者

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- ナイト
- 2011/02/12 00:26
- 困ったもんだ・・・・・・
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