お題:バレンタインの思い出
- カテゴリ:恋愛
- 2011/02/08 12:47:03
自分の甘い思い出など、無い。
自分のほろ苦い思い出なども、無い。
なぜなら、あげた事が無いから。
ただ、誰かのバレンタインを強烈ビターな思い出にしてしまった事なら、ちらほら。
◆ビターにした思い出:その1
友達だった男子が、「手作りチョコをもらった」と浮かれていたので、
手作りとはいえども、それは市販のチョコを溶かしてまた固めただけのものであり、また、一度溶かした時に、何を混入してるか分かったものではない。
だったら、封がされたままの安全がほぼ確定されている市販のものを欲しいものだ。
『 もしかしたら、妙なまじないとかですげー細かくした髪の毛とか入ってるかもよ。 』
と、率直な感想を述べたら、すごく食べる気が失せたらしい。
当時は、男性がチョコをもらう事に対する嬉しさの度合いがサッパリ分からんかったんだ・・・。
Y君、すまん。
◆ビターにした思い出:その2
わりと人気者のT君と、家が近所だった事もあり、仲が良かった私。
何がいいのか私にはサッパリだったが、やはり人気があるだけあってクラスの子にとどまらず、上の学年の子からも結構もらっていた。
帰り道、とりあえず公園に寄って遊ぶのがガキンチョ。
何人かで遊んでいて小腹が空いたので、T君がもらったチョコを遊んでいたやつら皆で食べた。
その時、私がチョコをつまんでいるところを、たまたま目撃されたらしい。
次の日から、何だか女子からの視線がキツくなった。
でも、気にせずT君と遊んでいたら、ある時、年上の女子の一人から、「生意気!最低!」と言われた。
今思うと、確かに最低かもしれない。
だが、当時は女性が男性に本気でチョコをあげる事に対する勇気の度合いがサッパリ分からんかった・・・・。
誰だか知らんけど、すまん。
◆ビターにした思い出:その3
学年が上がった時の最初の席で、車が好きなO君と隣の席になった。
「RX-7、カッチョイイよねー。赤いのがイイな!」
という話から盛り上がり、しかも彼はバイオハザードも好きだったので、気が合い、仲が良くなった。
そんな彼がバレンタイン直前に、「義理チョコでいいから何かくれよ~」と冗談めかして言った。
私は、とてもとても穏やかな表情で答えた。
『 何で、そんなのあげなきゃいけないの?あげるわけないでしょう?( ^-^ ) 』
O君は、とてもとても悲しそうだった。
いや、こんなのからもらっても嬉しくないだろうから、本気で冗談だと思ったんだ・・・。
今なら、そう言われたら義理でも何かあげると思う・・・、多分。
O君、すまん。
え、今年のバレンタインですか?
このチョコレートが溢れる真っ盛りに歯医者ですが、何か?
虫歯がないもんだから、基本的に無縁で・・・・w
もう半年くらい定期検診サボってんだわw