高校のとき　「卒業生代表答辞」をやりました。

書くことも読むことも好きな私は、国語の成績だけは良かったので

国語の先生に推薦されたのです。

私は、極度のあがり症なので「絶対に無理です！」と断ったのですが、

先生や、友達に、「今、やらないと、きっと後で後悔するよ」

「こんな素晴らしい役ができるのは、幸せなことだよ」

と、説得され、引き受けることにしました。

卒業式当日は、緊張で泣く余裕もありませんでした。

とにかく、ゆっくり落ち着いて読むようにしました。

式が終わって、「佳代さん、とてもよかったわよ」

と、泣いている国語の先生の姿を見たとたん、

緊張の糸が切れて、私も号泣してしまいました。

帰り道、友達に「私の答辞、どうやった？」と聞くと、

「うん、落ち着いていて良かったよ♪」

「でも・・・読んだあと席にもどるときに、

佳代の手が、ぴょん♪ってペンギンみたいになって

歩いている姿が面白かった＾ｑ＾」と大笑いしながら言われました。


そう、あの、うさぎクリオネのように

手がぴょん♪・・・って。


かなり緊張していたのでしょうね＾＾；

今となっては、素敵な思い出です。

あのとき、応援してくださった先生、そして友達に

ありがとう♥