2月18-19日の冬琉さん
- カテゴリ:日記
- 2011/02/19 21:57:37
距離感について思う冬琉さん
先日Nicotto Town内で釣りをしていた時の事。
たまたまその場に居合わせた小学生と社会人のお兄さんの3人で雑談をしていました。
その際、小学生の子が言い間違いをしていたのでその事を指摘した所、きちんと訂正出来たので顔文字で頭を撫でて褒めるモーションをしたのですが、社会人のお兄さんに「パワハラだ」と指摘されました。
まぁ、そう言われたのは頭を撫でた後、照れてた様なので「年下を子ども扱いするのは年上の特権」とお茶目で言った冬琉さんの自業自得でもあるんですけど…w
で、ここからが今回の本題。
「パワハラ」といわれた冬琉さんは「そういう事気にしてると何にも出来なくなるよ」と返した所、「お互い傷つかないように気遣いあいながら近付くものじゃないか」と言い返されたんですよね。
結局このときのやりとりは話題が別の話になった事でうやむやになったんですけど、この時の事は結構印象に残りました。
ところで、「ヤマアラシ(ハリネズミ)のジレンマ」と言うお話を知っていますか?
一時期某アニメの影響で結構有名になりましたから、知ってる人も多いかと思います。
元々はショーペンハウエルと言うドイツの哲学者による寓話(擬人化した動物などを主人公に、教訓や風刺を織りこんだ物語)から来ているもので、現代では心理用語として使われています。
ヤマアラシ(ハリネズミ)は自身に無数の棘を有しています。
だから相手に近付こうとすればするほど相手を傷つけてしまう。
けれども離れてしまえば孤立してしまう。
そんな事実にジレンマ(二つの相反する事柄の板挟みになること)を抱くお話。
お兄さんの言葉を聴いた時、なんかこのお話を思い出しました。
お兄さんの論理を当てはめて考えれば、確かに傷つかない様に気遣えば、そりゃ傷つかないなぁと。
ただ、逆に思いますけど、人って傷つけてしまうからと遠慮して、よそよそしく他人行儀に接してくる人に好意を抱くものなのでしょうか。
むしろちょっと無礼でも、果敢に近付きたいと臨んでくる人の方が、冬琉さんは好感持てるんですけど。
少なくとも、近づかれなければ傷つくかどうかもわかりませんし。
むしろ大事なのは傷つけるかどうかよりも、傷ついた際にどうするかじゃないでしょうか。
傷つけてしまったなら「ごめん」と謝ったり、自分の非を認めたり。
そういった言動にその人の本当の資質が現れるんじゃないかなぁと思います。
とまぁ、そんな事をちょっと考えていました(--
ちなみに本物のヤマアラシは寄り添う時、棘のない部分を接するそうです。
…人間よりヤマアラシのが賢いかも…(--;オオウ
■参考資料■
ハリネズミのジレンマとは - はてなキーワード
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CF%A5%EA%A5%CD%A5%BA%A5%DF%A4%CE%A5%B8%A5%EC%A5%F3%A5%DE
はりねずみのジレンマ - せっかく出会った親子だから、その関係を応援したい - 楽天ブログ(Blog)
http://plaza.rakuten.co.jp/oyagyouoosaka/diary/201007210000/
ショーペンハウエルの「やまあらしのジレンマ」の正しい解釈を教えてください。 - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110008071
第16回 近づきたい、けど、傷つくのは怖い。☆ヤマアラシのジレンマ☆ BONITA message ~私を幸せにするライフスタイル~ ボニータ・メッセージ 1 1
http://bonitamessage.jp/ww/cont/id/407
※当日記は他所で展開しているブログと同内容となります。
投稿日記以前の日記が気になる方、また、ここよりブログが見易いなって方は下のブログも併せてご利用下さい。
ブログ「冬琉の日記」
http://to-ru-diary.blog.so-net.ne.jp/
ネットの場合はその気軽さが逆にトラブルを起こす要因になってるかも。
気楽に関係作れて気楽に別れられるから、責任持たなくて良いヤーとか。
それだけに、ここで気付けた関係って言うのはより尊いものにも思えますけど♪
かめさんへ
チャットは結構好き嫌いはっきりでますよねぇ。
自分は短い時間でお喋りできるところとか好きなので結構活用してますけど、テンション重視になるからついつい行き過ぎることもあるなぁ(^^;
そのせいで、チャットは苦手ですね。
後であんなこと聞かなきゃよかったって、よく後悔してます・・・ ヾ(_ _。)ハンセイ…
ネット上でのコミュニケーションはちょっとしたことでトラブる事が多いですからね。
かといって気を遣い過ぎていては気疲れしちゃいますしね。
ま、確かに傷つく事を恐れていちゃ何も出来ないんですよね!
某アニメのレビューを是非お待ちしておりますw
プライバシーの侵害については、僕も心当たりあるかなぁ。
(メアドが自分の知らないところで交換されてたりとか)
少し話から逸れるけど、兵器は高度なものになるにつれて、殺傷対象から距離をとる傾向があるそうです。
素手から刃物、銃器、ミサイルと。
一説には使用者の罪の知識を知覚させない為って言う話もあるけど、コミュニケーションにも案外同じ傾向があるのかもなぁ(--
自分も心配になる事結構ありますね。
特にネット上での会話は顕著かもしれません。
文章でのやり取りが多いので、相手の顔色を窺い知る事も出来ませんし。
メールなんかだと、返事が遅いと相手の気を悪くしたんじゃないかと、考えたりする事もそんなに珍しい事じゃありませんね(^^;
それだけに、言葉の使い方等を強く意識出来るので、一方では良い勉強になっている面もありますけど(^^
言われてみれば社会の中でも互いに気遣ったり事ってありますよね。
車でも道を譲ったり譲られたりする事もありますし(--
さくらこさんへ
いらっしゃいませ(^^
自分に興味もってくれるって言うのは、きちんと自分を見てくれているような感じがあって嬉しかったりしますしね(--※
経験って言う意味では、自分にも思い至るところたくさんです。
思い出すと穴掘って入りたい気持ちになりそうなので、伏せときますが…w
でも、あの経験があったからこそ身に付いた事もあるので、無駄にはなってないとは思いますねぇ。
クーロスさんへ
そだねぇ(--
まぁ、だからこその話し方だったりパフォーマンスだったりって言う「技術」とかが生まれたのかも。
ハリネズミに例えれば、針そのものは捨てる事は出来ないけど、当たり方や針の形を変えれば、伝わり方も変わるんじゃないかなって考えたハリネズミが出てきても、可笑しくないじゃないかと♪
丸い猫さんへ
んー似ているとは思いますけど、ハリネズミやヤマアラシの場合は針は形として目に見えるものに対して、人の場合は言葉だったり態度だったりですから、同じものとは言い切れないかも。
こう…より具体的に例えるなら、見えない針を持ったハリネズミやヤマアラシ?(--
それなら、自分では針が無いと思っても、実は相手は針に当たってたり…って事もありえるかも。
最近は傷つけたり、プライバシーを平気で侵害したりする人が多くて困ってます。
ただ、一々注意しなくても、いづれどこかで痛い目を見るのはその人自身だから、あんまり気にもしなかったり。
棘は刺される方だけでなく、刺す方も痛いのですから。
突かないところで寄り添ってるもんじゃないかと・・・
>傷つけてしまったなら「ごめん」と謝ったり、自分の非を認めたり。
おー、この点にかなり共感を覚えました。
しかし知らない人との距離感の取り方は人それぞれですからなぁ…。
わたしも、ずかずかと土足で踏み込んでくるような人のほうが好きですね。
自分に興味もってくれてるのかなって思いますし。
傷つくのをこわがってうわべだけで付き合っていても何も生まれませんよね。
近づきすぎて傷つけすぎた&傷つきすぎたってこともありますけど。。
まぁ、それも適度な距離感を保つうえで、いい経験になりました。
相手は傷付くことがあるかもしれないと心配になることがあります。^^;
親しい人に、
「私の言う事で、もし傷付く事があったとしても、それは誤解だから。」と言ったことがあります。
今まで、「あの人はなんであんな事をいったんだろう。私の事を言ったに違いない。」
なんて勝手に思い込み、傷付いていた事があったけれど、
実際にその人に近づいて聞いてみたところ、
誤解だった事が多かったです。^^;
ラッシュ時に電車を利用するとき、
みんな糸を縫う様に上手く歩くなぁと感心するけれど、
みんなゆずったり、ゆずられたらいして上手くやってるんですよねー。
迷惑をかけたらあやまるし、
人の付き合いも似てるかも。