学会で見た1枚の写真
- カテゴリ:人生
- 2011/02/20 01:26:28
先日参加した学会はJSPEN(日本静脈経腸栄養学会)。
栄養は薬以上の治療手段、そのため多くの医療従事者があらゆる手段を用いて、患者さんの栄養を考え実行する。それが大切なことを充分に確認できた。
でも、最も印象的だったのは、全て英語で行われる「国際シンポジウム」での1枚の写真だった。
同時通訳のをレシーバで聞く事が出来るので、カッコつけて会場に入って聞いていたら、ASPEN(アメリカ)の代表からのプレゼンで、栄養の重要性を話していた中に突然出てきた写真がショックで。
それは、アフリカのどこかで栄養失調の子供、典型的なクワシオルコルタイプの(これは勉強したから分る)子供が、刈り取られた乾燥状態の畑の中で這いつくばって、懸命に地面を見つめている写真。
それが画面いっぱいに映った時、説明は聞かなくても分っているので、レシーバーを外した。でも、目は背けられない。その子は、おなかは水ぶくれでおなかは膨らみ、手と足は骨と皮だけになっていて、このままだとあと何日生きられるだろうかと思えた。そして、まだ小さなその子は、獲り尽くされた畑から1粒の実を探して地面を懸命に見つめている。それがはっきりと理解できる写真。
そして、レシーバを外していたけど、演者のドクターの言葉は英語耳になった私にも理解できた、「この写真を撮ったカメラマンは、30日後に自ら命を絶った。」と。
悲惨な現実を目の当たりにして何もできない絶望感。それがどんなことだったか。
多分、私はこのシーンを1生忘れないと思う。
会場内には食糧寄付のための募金があったので、少しでもと思いながら募金箱にお金を入れる時、無駄遣いをしない事を心にちかったつもりだったのに。
ホテルに帰って、モバイルPCで黒ガチャを夢中で回している私がいる。
「明日はしない」と思いながらせめて10回は回すまいと言うのがセーブの限界である事が情けない。
で、今度の黒ガチャは早めにコンプ出来て。
でも、なんか自己嫌悪。
修行の年だと言いながら、目の前にある出来る事も我慢できない自分が何とも情けない。
せめて、意識だけはしっかりと持って、少しづつでも自分を変えて行かないと。
と、ここで宣言します。来年はもっと自分をコントロールできるように修行を続けます。
幸い条件の良い環境に生まれましたが
せめて、そういう人達も今共有している時間帯の中に居る
と言う事を意識して生きて行こうと思いました。
日本で生まれて生活を続けている限り多くの人は、お金がない、貧困って言う状態になっても何とか生きていける。
でも、世界には本当に生きるためのほんの少しの物が手に入らない。それはすぐ近くの死に直結している現実なんですよね。
生まれる場所を人は選べないですからね・・・
日本に居ると恵まれているのが当たり前と思い
欲望を満たせない事が不幸と思いこむ。
世界の眼で見るとどんなふうに見えるんでしょうか。
今感じている事を忘れないように行動したいと思います。
それにしても、よくも毎月欲しがるものを考えつくのでしょうか
ここの運営者は。
はにぴょんさん
私は立派どころか「とんでもないワガママ女」の評価なんですョ。
だから、自分でも好きだと言える自分になりたくて
意識して行こうと心に決めたんです。
「謎解きはディナーの後で」って言う小説は初耳です。
その主人公が魅力的な女性なら嬉しいんですが。
ノアさん
2度目のコメですね。
写真を見れば感じるものはあったと思います。
将来の自分が自分でも「好きだ。」と言える
そうなってみたいと思いませんか。
本当に幸せな事なんだと思う。
生まれる場所や環境は選べない。
ひとつ手に入ると、もっと他のものが欲しくなる。
それが生物の本能なんだと思ふ。
100%満足し、欲しいもの全部簡単に手にはいってしまったら、
きっとつまんなくなる。
すごく影響のある学会でしたね。
自分、立派じゃないもんねwwww
目標があるってやっぱり大切だかられいさんは偉いねw
思いっきり話変わるんですが
「謎解きはディナーの後で」って言う小説をご存知ですか?
私の中で主人公の女性がれいさんに見えてしょうがないのですww
(不快だったらごめんなさい)
れいさんが、見た写真を見たよ!
写真家は、写真を写すんやったらなぜ助けないって責められたみたいやね!
飢えた女の子が地面に座り込んでて、その後ろにハゲタカみたいなのが
子供の死を待っているように見える!
未だにあんな世界が、あるって信じられないね><
僕は、今の自分が好きじゃないよ^^
でも自分やから♪
未来も過去も自分やねww^^v
色々ありがとうございます。
同じような写真は以前にも見た事ありますし、そのような現実がある事も知ってました。
ただ、今度の写真は、その情景を伝えるのにあまりある上出来な作品でした。
地面を見つめる子供の眼、懸命に生きようとするけど絶望的な状態、それを見事に伝えら作品でした。
これまでの自分を否定するつもりは有りません。
でも、もっと進歩したい、現状でこうでありたい自分を目指して、それがかなったとしても
今の自分では無くなるかも知れませんが、未来の時点では「今の自分」です。
今の自分が過去の自分になったとしても、その時点で好ましい自分でいたいです。
今の自分でいたいノアさんは、既に好ましい自分を形成されてるんですね。
そうなりたいです。
男爵さま
修行のお手伝いして下さるんですか?
自ら行う修行の道ですから。
何らかの形で支えていただけるのは有りがたいですが、
「ナデナデ」と「お仕置き」じゃないんですか。
ぶーしんさん
確かに「忘れない」と言う事でも修行にはなると思います。
見た事、聞いた事で感じる感性を高めるのもそうだと思ってます。
ぽっこさん
貧しい国々の人々の全てを救う事は思いもつかない事ですし、
出来るとも思えません。
寄付をするのは自己満足の要素が大きい。確かにそうかもしれません。
現状の自分のことで精一杯。何とかしたいですね。
頑張ってください。
にょんさまさん
決して思いつめてる訳ではありません。
出来る事から、 問題意識、
その通りですね。
出来る事からもまだまだですが、忘れずに意識するから実行してます。
カメラの写真は、その時の思い出を形にして残せるのが好きで始めたんやけと
何かを伝える力も、写真にはあるんやね!
ホテルでガチャを回してコンプして、自己嫌悪?
ちゃんと意識して募金もしてるんやから、それでいいと思うよ^^v
写真からそんな世界があると思い、同情?・・・それは絶対無理!
確かに可哀相やけど、体験しなけりゃどれぐらい辛いのかとか分からないから(^_^;)
自分を変えると言う事は、今の自分が間違ってるの?
もしくは、より良い人間になる為?
どちらにしても、今の自分じゃなくなるやんか(-_-;)
情けないと思い、自己嫌悪するだけで十分やと思うし♪
僕はこれからも、今の自分のままでいたいよ^^v
手伝ってあげようかー^れいw
修行というか…変わらないといけないというか…
それよりも、ただ忘れないことだけでも十分だと…
難しいことはよく分からないけど
そんな風に感じる。
テレビとかマスコミ通じてなんとなく同情してるだけで 僕は何にもできません!
寄付したところで 自己満足 なんの 力にもなれませんねぇ…
自分の病気で手いっぱい^^;
困りますね…
結果的には出来る所からやってくしかないかなぁと思います。
思い詰めすぎちゃうと、結果なにも出来なくなってしまうって事はよくありますし。
まずは問題意識を持つってだけでも違いは大きいと思いますよ〜
「私達の身近で飢餓状態の人は、病院の中に沢山居る」と言う事が
そもそもこの学会の始まりと誰かが教えてくれました。
この方面の勉強は地道に続けたいと思ってます。
てんむすさん
恵まれた日本の中でも、如何に自分が恵まれているか
二十歳過ぎてようやく自覚できました。
最近、世界の中での自分の立場が見えるようになって、
「出来ることは何か」を考えて少しづつでも実行しようと思います。
確か、「ハゲワシと少女」の写真を撮ったカメラマンの方も自殺されていた記憶があります。
私たちの暮らしの中だと、飢餓なるという意識自体薄い現状ですし、
それを伝えているカメラマンの方の影響は大きいと思いますね。
小さな努力から意識して始める事はいいことだと思います^^頑張ってください。
私は子供がいるから、同じ親として子供が助かるならと寄付(少額だけど><;)するけど
ウチの旦那さんは
海外に目を向ける前に
地震や災害の被害で苦しんでる同じ国民へは、なんで寄付しないんだ!って
よく怒ってます。
可哀想って思っても何も出来ない事が多いけど
せめて、日頃幸せに暮らせる現実にありがたいと感謝しないとね♪
コメ感謝デス。
気持ちを忘れまいと思ってここに書きました。
少しづつでも進歩指定と思ってますから。
ビストさん
「今出来る事に最善を尽くす」と言う事ですね。
今出来る事が何かも分りません。
それを考える事も、今出来る事になるのでしょうか。
食べ物サイトは色々見てますが、
これは全国レベルで探しやすいですね。
ラクトリオさん
お察しいただいて、ありがとうございます。
今すぐには出来なくても、今後出来る事につなげたいと思ってます。
その気持ちを持ち続ける事が修行の一歩だと思います。
ご声援感謝ですクポ~!。
きっちょさん
コツコツやる事を続ける。
継続は力なりと言う事ですね。
今感じている事を無駄にしたくありません。
コメ感謝します。
まなさん
将来を考えると
何が正しいのか、進歩する事が正しい事なのか
今の私には分りません。
将来も分らないかもしれません。
食べれなくなった人に栄養を与えて生かし続ける事が
果たして正解なのか、
静脈ライン、PEGを作った以上、栄養を止める事は出来なくなります。
生命維持装置の電源を切ると同じように、中止は出来なくなってしまいます。
そこは誰も答えられません。
考えられる最善を尽くす事が現状との、多くの人の話を聞き、出会ってきました。
THIS IS A PEN なら中学の時英語の授業で最初に習いました~w
ガチャコンプで自己嫌悪なんて贅沢ものですよ^^
でもなんとなく気持ち分かります^^
人間いつ死ぬかわかりません、
悔いが残らぬよう
やれるべき事、やりたい事が可能ならやって
しまえばいいと思います。
さて、美味しい出会いはなかったようですが
こんなサイトもありますよ、^^
http://gurutabi.gnavi.co.jp/
ニャるほど、学会を聞いた後のれいさんが大喜びするのは難しいですね;
生活水準が向こうと違うのもあると思うのですが。
現代人の、しかも豊かな国に住む日本人には、物欲を抑制する事は難しい事だと思いますクポ~(>_<)
れいさんが感じ取った事を、忘れない様にするのも良いと思います!
修行頑張って下さい~~。。
でも、変化する量はやった量に比例するわけで。
こつこつ腐らないで絶え間なく努力することが、大切なんだと思います。
学会でご覧になったことや、黒ガチャの時に思ったことを無駄にするかそうじゃないかはこれから次第ですよ。
偉そうにすみません><
なんとかならないのか…。
そうは思いますが、一方で発展途上国の生活水準が上がることで、
食糧不足は深刻化し、日本では物価が上がるという現実。
これから先、どうなっていくのだろうと思います。
10年ほど前、個人医院に勤務してましたが、入院されているお年寄りで安全に食事ができない方は、
その頃は鼻腔栄養から胃瘻へと変わっていくような時期でした。
それもダメな人はIVHとかありましたが、今はもっと安定して管理できる方法があるのかな?
口から食物が食べられる、これってすごいことですよね。
できることなら最期まで口から食べられるようでありたいな…と思います^^;