Nicotto Town


妄想系音楽論


Grassman

Dodgy 「Homegrown」から

昔、音楽好きの友人に「ブラック・クロウズとドッジーがいれば何とか生きていける」と言わしめたイギリスのバンドの2ndアルバムから、ラストを飾る名曲。
いわゆる当時流行の曲調ではなかったのですが、確かな演奏と美しいコーラスワークで聴かせる美メロは地味に音楽好きの心をつかんでいたのでした。今聴いても良いなあ。
いかにもイギリス的な曲調やアメリカのバンド?と思わせるような曲まで、割と器用にいろんな音楽をやっていたバンドでしたが、その辺がむしろ個性を失わせるような結果につながったことは…うん、否めない。ほんと上手なバンドです。
この曲は、ちょっとしたやりすぎ感が楽しい曲。The Whoのロック・オペラを思わせるようなドラマチックな展開ですが、曲が良いから聴いちゃうんだなあ。むしろピッチが良い分ロジャー・ダルトリーより聴きやすいかも…。
最近のおじさんバンドの御他聞に漏れず、再結成してフェス中心に活動しているようです。日本には…来ないだろうなあ。

http://www.youtube.com/watch?v=kXrdU-jfqFI
↑まるで素人バンド対決のようなステージですが、やっぱりウマい。




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