Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


千文字道場5


千文字で起承転結どこまで書けるか。腕に覚えのある者たちが集う場所。

今回のお題は「青春小説」

テーマは「友情」

若者たちの友情を千文字小説にしてみましょう。

熱血からほろ苦いものまで。

ラノベとの差はつけないので…文体とかは自由です。

後ほど、自分も投稿します。

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2011/03/09 05:11
イカズチです。

『あたかも』
いいですね。
練習なのですから難しい方が闘志が湧きます。
(また自分の首を絞めてしまった……)
ファイト~いっぱぁぁぁつ!
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2011/03/09 01:07
ぴかね~さん、コメント感謝です。

はい、ハードル高いです。でもここは道場ですからw
みなさんやる気のようでこちらも気合い入ります。
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2011/03/09 00:14
あたかも...、でも違う。ってハードル高すぎませんか?
なぞかけのオチから考えないと、って難しいですよ、
皆さんそういう頭を使うの得意なのかしら?スバラシイ。

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2011/03/08 21:51
イカズチさん、まぷこさん、コメント感謝です。

改稿の方、違和感の方は払しょくできたようでなによりです。
おっしゃる通り、最後に主人公が女の子でした、という落ちだけだと、コメディ・ギャグ小説でもないと説得力が出ないと思ったので、こんな感じになりました。
なんとか、千文字で今回のお題を消化できました。それも、イカズチさんの率直なご意見があってこそでした。ありがとうございました^^

次回のお題「官能」ですが、縛りに関しては俺もまったく同じことを考えておりました。
このあたりに関しては、イカズチさん、まぷこさんと同意見です。
通報されて削除では、あまりに悲しすぎますからね^^;

で、俺ももし書くならば、まぷこさんの
>あたかもHシーンであるかのような書き方をしているけど、実は全然違う場面
でいこうと考えておりました。それなら、たぶん免れるでしょうし。
後ほど、条件を書いた枠を立てますね。
別の意味でドキドキです^^;
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2011/03/08 19:21
『官能』のアイディアなんですけど、

あたかもHシーンであるかのような書き方をしているけど、実は全然違う場面

というのはいかがでしょう?
最近立て続けにそういうの読んだんですが。
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2011/03/08 17:21
イカズチです。

再投稿版を拝読させて頂きました。
なるほど、主人公が女性であると言う部分をオチに使わず、あえて『男女の友情』として描きましたか。
思い切って切り捨てた分、切なさが表現できましたね。
流石です。
実際、幼馴染みは付き合えないと言うジンクスと言うか、近し過ぎるだけに異性とし認識出来ない。
で、どちらかが別の異性と交際、結婚する段になって初めて自分の気持ちに気付く……てなシュチュエーションが多いですもんね。
千文字の短編ながら二人の行く末が気になる作品です。

千文字小説のジャンルも、まだ色々と残っていますよね。
次回は官能と決めておられるようですが、通報されると……と考えると『縛り』をきつくせねばなりません。
実際に先日、サークルのトピで『官能小説を書きましょう』と言うのがあり、投稿したのですが。
その後何の連絡も無いままトピを削除されてしまいました。
勿論、削除したのは管理人かトピ投稿者かはわかりませんが。

なので千文字道場の『官能』縛りとして
・そのものズバリの表現を用いない
例えば『ペ○ス』→『男性自身』、『彼の欲棒』など
『女○器』→『秘密の花園』、『彼女の大事な部分』など
・その行為まで表現しない
『二人は一つになった』『結ばれた』等の表現を用いる
・法的に違法な行為を表現しない
『強制的に関係する』『合意であっても十四歳以下は付加』

いかがでしょう?
当然、蒼雪さんも考えてる事でしょうし、他にも条件のアイデアをお持ちではないかと思いますが。
これらの縛りで如何に読んで頂ける方の陰心を掻き立てるかが勝負ですね。
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2011/03/08 10:17
はい、下記が改稿です。今度はどうでしょうか。
主人公が女の子で、安岡とは幼馴染みですが、お互い恋人同士にはなれなかったという設定です。
幼馴染みが将来の恋人になるっていうのは多いんですが、俺の実体験からしても、それは100%じゃない、という考えも含めてみました(^-^;)

しかし、改稿に当たって初稿読み直してみましたが、確かに男同士で気持ち悪いかもしれませんね、これ…^^;
ふつうはないですよねえ。偏見とかはないですが、この作品に関してはセリフが気持ち悪いですorz
もっと洗練して書かないといけませんね。泥臭いって言われた意味がようやくわかりました^^;
意見をくださったイカズチさんに感謝です。ありがとうございます^^
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2011/03/08 10:11
「なあ、この後どうする?」
「え?」
晴天に恵まれた日だった。まるで俺たちの門出を祝うかのように、満開の桜が校庭に咲き誇っている。
俺は担任から受け取った卒業証書を丸めて筒に入れ、鞄にしまうところだった。
教室内はどこかせいせいしたような笑い声に満ちている。泣いている奴はひとりもいない。安岡の表情も、さっぱりとしたものだった。
「どうするって?」
きょとんとする俺に、安岡はおどけたように笑った。
「無事に卒業できたお祝いにさ。ファミレスでステーキでも食うか」
「ステーキ無理。金がない」
「じゃあ、マックでいいから」
俺は困ったふりをして頷いた。財布の心配よりも、安岡ががっかりする顔は見たくなかった。
俺達は校門を出た。桜並木に沿って、店までのんびり歩く。
安岡の足取りは、いつもより遅かった。まるで店に着きたくないみたいだ。
俺も同じだった。明日になったら、俺たちはもう出会わない。
お互い、遠くの大学に進学が決まっているからだ。
俺達は無言だった。胸を突き上げてくる寂しさが、他愛ない会話を拒んでいた。
ふいに、その重苦しい空気を破るかのように安岡が笑い声をあげた。
「これでよかったんだよな、俺達。もうおいそれとは会えなくなるだろうけど、メールくらいよこせよ」
「当たり前だろ。いきなりなんだよ、気持ち悪ぃな」
俺が言った途端、安岡が軽く頭をはたいた。痛っと顔をしかめると、安岡がおどけて睨んでくる。
「お前なあ。大学行ったら、俺、はやめろよな。もてないぞ」
「うっせ~よ」
いささか乱暴に男の手を払い、俺は睨み返してみせた。
「お前こそ、俺みたいな女にひっかかるなよな」
安岡は、わかってるよと大笑いした。気持ちおおげさな素振りだけど、俺は安心した。
幼馴染みは恋人にはなれない。
幼稚園時代からずっと、自分は安岡と同等だと思っていたあの頃。やがて体が目に見えて変化して来た時、俺達は初めて異性を意識した。
で、やってみようと、ホテルまで行ったのが高2の時。
けど、できなかった。裸になろうとして顔を見合わせた時、お互い爆笑してしまったのだ。
「なんだよ?」
思い出し笑いをして吹いた俺に、安岡が鼻白む。
「なんでもない。…な、俺達親友だよな?」
「当たり前だろ」
俺は笑うと、安岡の肩を叩いた。





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2011/03/07 14:47
まぷこさん、コメント感謝です。

了解です。作品楽しみにしてます^^

>スタバのスイーツ

俺の所にもスタバはないのでわかりません。ドトールならありますが^^;
関東圏は、ドトールよりスタバなんですね。


…あと、ここで俺の作品の補足を1つ。
主人公のセリフ「繋がってたぞ」は、ほんと、書いてる最中はBL意識はしてなかったんです。
この「繋がってる」は、文脈がつながっていた、という意味なんですよ。ふたりの会話をまとめると、1文になるでしょう?w
しかし、説明が足りなかったためにこういった誤読を招いたのは俺の不足です。反省してます^^;
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2011/03/07 14:08
友情、かあ……1コ思いついたけど、『青春小説』じゃないなあ(苦笑)。1000文字でまとまったら、『ホラー』の方にアップしておきますね。

ところで、『スタバ』の『スイーツ』って有名なん?
コーヒーが甘いってこと?
私の生活圏にスタバが無いのでよくわからないんですが。
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2011/03/06 09:19
イカズチさん、レス感謝です。

あの、全然怒ったりとかしませんから、どんどん率直な意見聞かせてください^^
作品に厳しいこと言われて、必要以上に落ち込んだり怒ったりするようでは、そもそもこの企画立ち上げてませんよ
(笑)
なので、今後も遠慮なくお願いします。

ぴかね~さんの感想、ご意見はレベルが高かったですね。これくらい詳しく語ってくださると、こちら書き手も、次にどう改善すればよいかわかりやすいです。
ぴかね~さんも、今後ともご意見よろしくお願いします^^

再投稿ですが、イカズチさんのご意見を反映させて、女主人公で書きなおしてみたいと思います。

ただなあ…男女間に恋愛をほのめかさない友情物語を、はたして1000字で書けるのか?という危惧はつきまといますね^^;
読み手はたぶん、セリフから推測して、こう思うでしょうね。
「ふたりともお互いに恋愛感情もっていないって言ってるけど、嘘だろうよ。どうせこのあとくっつくんじゃないの?」
…と受け止められてはダメなんですよね^^;
だから、本当に恋愛なしで続けられる2人なのか、それともこの後恋愛に発展する2人なのか、描写にかかっているわけです。これはハードル高い~~!
やると言った以上、頑張ってみます。そちらのご感想もよろしくお願いします^^

次回テーマはいよいよ官能ですが…、健全なニコッとタウンの雰囲気を壊さない(通報されない)ような、決まりというか縛りを設けます。詳細は後ほど^^;
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2011/03/06 07:00
イカズチです。

まずは率直に感想を受け止めて頂けた事に感謝いたします。
(実は怒らるかとヒヤヒヤしてたりして……)
私のブログに書いて頂けたように感想とは人それぞれで差のあるものです。
我々物書きが考えるのはターゲットと定めた一般的読者様の「ハートを如何にキャッチするかではないかと。
どのように共感できるストーリー、台詞回しを駆使するかが勝負です。

そういった意味で今回、ぴかね~さんの感想は貴重でしたね。
同性から見て『有り得る台詞回し』や『不要』など勉強になりました。
未熟な批評どころか、専門読者侮りがたしです。

もちろん、再投稿は全然構いません。
でも逆にハードル上げちゃった感がありますね。
私は最後の台詞のみでどんでん返しを狙いました。
蒼雪さんの再投稿とは?

次回作、官能ですかぁ。
言っときますが私しゃあ心身共にero書きですぜ。
通報されるのは……だ~れかっな? なんてね。
よろこんで参加させて頂きます。


ぴかね~さん。
別にBL読みと看破したわけではありませんよ。
蒼雪さんの作品がBLっぽいと思っただけで。
でも、まぁ、そこに食い付くぴかね~さんも……おして知るべし……的な。
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2011/03/05 09:03
イカズチさん、ぴかね~さん、感想感謝です。

ひええ、イカズチさん、今回はズバッと核心を突いてきますね!w
いえいえ、ありがたいことです。そのくらい言ってくれれば本望というものです。

そうなんですよ、今回は自分でも「薄いよな~…もう少し煮詰めたいな」と気になっていた作品です。
自分でお題を出してなんですが、俺あんまり青春小説読んだことなくて。なんか爽やかなやつを書いてやろうとイメージしたのが、あさのあつこ「バッテリー」だったんです。(映画しか見てないですが^^;)
あれ、男同士の友情がテーマなんですが、女性からはBLみたいだと指摘されていた作品でもありました。
それで、こういうのもありかなと、影響が出てしまったのかも。
…あと、強い友情を表現・強調したくて、愛情めいた言動を使ってしまったのも敗因ですね^^;
字数厳しいので…。すみません、言いわけでしたorz

ひねりも少ないですよね。やはり、どんでん返しは必要ですよね。なるほど、主人公が女の子だったら意外性を突けたのか。あの…それで改稿していいですか?w

今回も勉強になりました!お二人には感謝です!^^
またよろしくお願いします!
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2011/03/05 06:28
!!!こんな短いコメントで...
私がBL読みとバレるとは...不覚でござった。
そうか、だから情景でシックリなのかな...いや~恥ずかしい☆
アバター
2011/03/05 05:34
イカズチです。

ぴかね~さん感想ありがとう御座います。
そうですか。
本当にアリですか。
女性向け官能も書いてみたいと言う下心が有りますので嬉しい限りです。
出来ましたら今後とも御評価下さい。

オープンにしようか迷ったのですが、蒼雪さんの作品は読んだ時に友情以上のモノを感じたので。
正常な男子であれば「心が繋がっていた」と喜びはしないと思うのです。
思っても逆に「気もちわりぃなぁ」と照れ隠しするとか。
台詞や言動にBLっぽい雰囲気を感じてしまったんですよね。
私だけかもしれませんが。
なので主人公の性別を明記していなかった事を逆手に取らせて頂いたのです。

お目汚しになってしまったら申し訳有りませんでした。
アバター
2011/03/04 23:39
ナルホド...
イカズチさんの作品はとっても良いバランス、ペース配分でした。
最後の「ミスドかスタバ...」はホントにアリです。
お馴染みの場所だからこそ「もう高カロリーも...」はいらなかったです。
このままで正解だと、思います。

蒼雪さんの作品は確かに文だと青臭いけど、好きな作品。
情景を思い描くとシックリ来ます。
イカズチさんのどんでん返しの台詞は、キュッと締まりますね、
魅力はUPしますね、
でもあえて同性が良いな~

未熟な批評でゴメンなさい。1000文字って丁度良い長さですね。
アバター
2011/03/04 19:23
イカズチです。

連投申し訳ありません。
では、蒼雪さんのお話に対する感想です。

シンプルなストーリーですね。
オープンでストレートな友情を描いていますので読み易いです。
また、冒頭にある主人公の独白は蒼雪さんのメッセージが読み取れ、背筋が寒くすら感じられます。

難点を言えばストーリーにイベント性が薄く、強い友情を感じるまでに至らない点でしょうか。
私なら最後に安岡の台詞をこう付け加えます。


「お前さぁ。大学に行ったら『俺』はなんとかしろよな。まぁ、だから気兼ねしないで俺たちは男と女でも親友になれたんだけど……」


だ~いドンデン返~し。
主人公が男だと見受けられる部分が無かったので。
こう言うミスリードに持っていこうとするのは、私の悪い癖ですねぇ。
男と女の友情は有る無し賛否両論ですが、お話として書く分には構わんでしょう。
如何です?
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2011/03/04 19:17
イカズチです。

蒼雪さん、感想記入ありがとう御座います。
やっぱりねぇ。
別の投稿にも書きましたが内容を詰め込み過ぎなんですよ。
癖なんですかね。
ストーリーをすんなり展開させる為には、もう少し直美と麗華の親密さを描くべきでしょうが、そんなエピソードを入れたらとてもとても。

兄の話は麗華に遠慮して告白をしない直美を戒める意味で必要ではないかと思っています。
しかしながら例として持ってくる話が文字数を取りすぎ。
もう少し短く説得出来る話があればよかったんですけど……。
元ネタが大好きな小説だったので削るに忍びなかった点も否めませんなぁ。

台詞をお褒め頂き嬉しいです。
私も気に入っている部分なので。
男は失恋すると大抵酒に逃げますね。(えっ、私だけ?)
では女性は? と考えたのが発想です。
本来ならこの後「もう高カロリーもリバウンドも怖くないぞぉ~!」っと言う台詞も有ったのですが……残念!

本来なら付加情報も含めストーリーを削る事はしませんよね。
しかし、千文字道場のお蔭で『どの部分を際立たせるか』の選択は上達していると思います。
毎回、文と一緒に身も削っているようですよw。
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2011/03/04 17:26
下記が、俺の作品になります。

どうでしょうかね~…^^;
よく、話作りが泥臭いとか、青臭いとか、古い感じとか言われてしまうんですが。
ちょっとこれもくさいですかね?^^;

酷評どんとこいです。感想お待ちしております。なるべく心折れない言い方で…(^-^;)
アバター
2011/03/04 17:24
友達なんて、長く続けられるものじゃない。
どんなに長くつるんでも、春が来て、クラスが変わった途端にそいつは俺の事など見向きもしなくなる。
みんなそうだった。
クラス替えの度に入れ替わる関係。それは、俺とそいつらだけじゃなくて、そいつらとそいつに絡む他の人間だって同じなんだろう。

今までの時間は何だったんだと、訴えかけてヨリを戻そうとする努力はしない。中学の入学式で、俺が挨拶したのに顔も見もしなかった、元幼馴染みがいたから。

それから俺は、親友なんてこの世に存在しないと信じ込んでいた。友達なんて、ただ仲間外れになりたくないだけのツールでしかなかった。

だけど。高校に入学して、俺は安岡と出会ってしまった。本当に、親友と呼びたい奴に。


「なあ、この後どうする?」
「え?」
晴天に恵まれた日だった。まるで俺たちの門出を祝うかのように、満開の桜が校庭に咲き誇っている。
俺は、担任から受け取った卒業証書を丸めて筒に入れ、鞄にしまうところだった。
教室内はどこかせいせいしたような笑い声に満ちている。泣いている奴はひとりもいない。安岡の声と笑顔も、それと同じに見える。
「どうするって?」
きょとんとする俺に、安岡はおどけたように笑った。
「無事に卒業できたお祝いにさ。ファミレスでステーキでも食うか」
「ステーキ無理。金がない」
「じゃあ、マックでいいから」
俺は困ったふりをして頷いた。財布の中身は寂しいが、断って安岡ががっかりする顔も見たくなかった。

俺達は校門を出た。桜並木に沿って、店までのんびり歩く。
安岡の足取りは、いつもより遅かった。まるで店に着きたくないみたいだ。
俺も同じだった。用事がすんで明日になったら、俺たちはもう出会わない。

お互い、遠くの大学に進学が決まっているからだ。

俺達は無言だった。胸を突き上げてくる寂しさが、他愛ない会話を拒んでいたからだ。

「あのさ…連絡先なんだけど」
「…落ち着いたらでいいから教えてくれよ」

同時に喋って、お互い目を丸くする。俺達は盛大に吹き出していた。

「安岡!繋がってたぞ、今!」
「お前も同じ事考えてたんだな!」

安岡のひと言に、俺は思わず相手の肩を叩いていた。

「当たり前だろ。親友なんだから」






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2011/03/04 11:50
イカズチさん、投稿ありがとうございます。

先に、感想から述べさせていただきますね^^

今回も、わずか千文字ながら大変濃い内容でした。
イカズチさんは、まずキャラや彼らの立ち位置を細密に設定した上で書かれるとのことなので、毎回それが良くも悪くも生きていると思います。

良くも悪くも…というのは、中編ないし長編で生きる設定であるということです。
前回も書いたんですが、千文字で伝えるべき内容がちょっと飛んでるかな~と思いました。
ええと、間違っていたらすみません。この作品のテーマは、「女の子同士の友情」ですよね?
なんですが、前半、ちょっと直美の兄との会話が長すぎるというか、兄いらないのでは、と思ってしまいました^^;
ここは直美と麗華2人にしぼって、同じ人を好きになったことへの葛藤、親友ゆえの遠慮、思いやりとかを書かれた方がよかったのではないかな~と思います^^;
これが、中~長編なら、兄の博もいていいんですけどね。伏線などに使えますから…。

ですが、作品全体の雰囲気や言わんとするところは良かったと思います!^^
「決まってるでしょ。女の子の胸に空いた穴はスイーツでないと埋まらないのよ」
って言うセリフ、好きです。女子同士の爽やかな友情が伝わってきます。
きっと、どちらかを片思いの人に選ばれてしまったとしても、この二人なら、ずっと良い関係でいられるんだろうな、と良い予想をさせてくれました^^

池波氏の剣客商売からネタを拾ってくるとは、やりますね。俺もそういった渋い設定を使いこなしたいです。

イカズチさんの長所は、キャラひとりひとりに生きた設定をつけられることだと思います。あとは、シーンに応じて必要かそうでないかの取捨選択ができるようになれば、相当レベルアップすると思いますよ!

って、俺も勉強中なのに偉そうに語ってしまいました。すみません^^;
俺もイカズチさんくらい濃い作品、文章書きたいです。毎回ちょっとあっさりしすぎかな、と反省してまして。今回もそうなりそうです。うーむ(^-^;)
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2011/03/04 02:43
イカズチです。

投稿させて頂きました。
千文字小説は如何に必要な情報のみを選択し、完結にまとめ、かつ話の展開に深みを持たせるかに醍醐味があると思います。
『わかってんならおめぇの話を何とかしろ』と言う声が聞こえてきそうですが……。
な、わけで今回はフられる女の子二人の友情を描いてみました。
登場人物が四人は多かったですねぇ。
詰め込み過ぎだったかな?

お話の中で直美は麗華の容姿を羨んでいます。
ここでero書きの意地で胸の大きさにも差があると表現したかったのですが……文字数の壁で泣く泣く削るはめに。
その他、冒頭の浪人と道場主の訓話は池波正太郎大先生の「剣客商売」にあるエピソードです。
削りに削ったので元がなんなのかわからなくなってしまったでしょうが。

いかがでしょう。
今回は『この程度でも載せていいんだ』と新しい方に投稿をお誘いする作品になったかもしれません。
厳しい感想、評価をお待ちしています。
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2011/03/04 02:43
【同情or友情】
「昔、浪人と道場主の二人の侍が仕官を掛けて試合をする事になった。ところが道場主は直前に相手の苦しい生活を知ってしまった」
「で?」
直美は興味無さそうに兄である博の話を促した。
「情から負けるべきかと悩んだが、道場主はそうしなかった。負けはしたが、全力を尽くした道場主は誇らしげだった」
「それが私の相談と何の関係があるの?」
「直美と麗華君はこの二人の侍のようだね」
「全然違う。明日、麗華は好きだった小池先輩に告白し、私は」
「密かに想っていた先輩を諦める、と」
机に頬杖を突いた博が問うと
「だって、麗華は綺麗でお嬢様だし」
ベッドに座った直美は言葉を止めうつむく。
「そこを魅力として重要視するかは相手が決める事だろ?」
ロングの髪が頷く。
「でも麗華は、その、足が」
語尾を濁すと直美はまた黙り込んだ。
親友の麗華は車椅子生活者である。
「だから、麗華には幸せになって欲しい」
「それは直美が麗華君を見下してるんじゃない?」
「見下すなんて」
「でも告白が上手く行くよう、直美は気持ちを押し殺すんだろ。『あなたはかわいそう。先輩はゆずってあげるわ』って」
「違うよ!」
「一片の同情も無いと、言える?」
即答は出来なかった。
一晩悩み、直美は気持ちを親友に打ち明け、一緒に告白する決意を固めた。

「え……」
「付き合ってる彼女が居るんだ。二人の気持ちは嬉しいけど……」
小池は去り、橙に染まり始めた体育館裏には女生徒が二人。
「ふふ……」
突然、麗華が笑い始めた。
「あ、ごめんね。直美と同じ事を思ってたみたいで可笑しくって」
直美も噂だけで小池はフリーだと思い込んでいた。
麗華と直美のどちらかを選ぶ二択なのだと。
「でも、よかった。私一人だったら泣き出してた」
「一緒にフられる為に告った訳じゃ無いよぉ」
「そうね……でも」
麗華は車椅子に深々と身体を預け、赤が濃くなってきた空を仰いだ。
「ありがと」
何に対しての感謝なのかを聞く代わりに直美は
「さて、ミスドかスタバにでも行きますか」
麗華の車椅子を校門に向けながら言う。
「え」
「決まってるでしょ。女の子の胸に空いた穴はスイーツでないと埋まらないのよ」
親友の車椅子を押す直美の心は、昨日聞いた侍のように晴れやかだった。
アバター
2011/03/02 10:13
ぴかね~さん、ぴかさん、コメント感謝です。

はい、いつでも参加OKですよ~^^
どなたでも、いつでも書き込み自由です。千文字1~4にあるテーマで投稿したいなら、そっちに投稿されるとよいです。

投稿は、このコメント欄です。
このコメントの字数制限がちょうど1000字なので、千文字道場が発足しました。

読者さんの感想、もちろん歓迎です。お世辞抜きで素直な感想をお待ちしております。
そういった意味では、人様の評価に打たれ弱い人はちょっと厳しいかもしれません。
それでも書いてみたいぜ、という方は、前もってコメントで「感想・講評はお手柔らかに☆」と書いておくのがベストでしょう^^

上手い下手を競う場ではありません。
みんなで作品を見せ合って、実力向上に役立てられればいいなというコーナーです。
楽しんで書いて頂ければと思います(^ⅴ^)
アバター
2011/03/02 08:30
前回も参加してみたかったのですが、お話考えるって難しいですね(*´ο`*)=3
アバター
2011/03/02 00:49
わ、どこで?
私も投稿...ではなく、読者になってみたいな~



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