野球のチケット~その後
- カテゴリ:日記
- 2011/03/08 19:23:31
さて。
そんな粋な計らいもあり、AちゃんとKENは仲良しになった。
さばさばした性格の子で、KENとは非常に気が合った。
毎週のように二人で飲みに行った。
そうこうしているうちに、Aちゃんには彼氏ができた。
程なくして、KENにも彼女ができる。
お互い恋愛の相談などをしているうちに更に仲が良くなる。
それから二年半の年月が流れた。
社会人になったKENであったが、Aちゃんとは相変わらず良く会っていた。
ある夜、KENは後輩のM君と一緒に会社で検証作業に励んでいた。
(M君はワルな雰囲気を感じるが実は良いヤツ。週末のドンキホーテ巡りを止められないのが欠点。)
そんな時に、Aちゃんからメールが来た。
「私、結婚します。そして、お腹に赤ちゃんがいます。」
三ヶ月ほど前に会ったときにはそんな素振りさえ見せていなかったのに。
思わず、後輩のM君にそのメールを見せた。
「うわーKENさん、来ましたか~」って言われた。
その晩、M君と二人で新橋の焼き鳥屋に繰り出した。
偶然にもM君、ほぼ同じ内容のメールを三ヶ月前に受け取ったばかりだと言う。
気になっていた女の子からで、何回も飲みに行っていたそうだ。
そして、やはり、ある日突然送信されてきたのだ。
まあ、KENと状況は違うが、そこに込められたメッセージは一緒だ。
「さようなら」
なんだか寂しかったが、仕方が無い。
KENは「おめでとう、幸せにね」って言う簡単なメールを返信して、連絡先を削除した。
男女の友情と言うのは難しい。


























