生きてます
- カテゴリ:日記
- 2011/03/14 09:13:26
みなさん、3日間の留守中のご訪問、そしてご心配、本当にありがとうございました。
俺の方は大丈夫です。
俺は青森在住ですので、地震そのものの被害はほとんどありませんでした。
自宅も大きく揺れたものの、地震に備えて家具を固定しているために損壊はコップ1つのみで、自分、家族ともに怪我もなく無事です。
しかし、11日午後2時すぎに発生した第一波の揺れにより発電所が被害を受けて、県全体で大規模な停電が起きてしまいました。
そのため、11,12日にかけて電気と電話、ネットが不通になりました。
幸い、水道は通り、ガスはプロパンなので炊事はできたのですが、テレビを見ることができないので、外で何が起こっているのかを知る手段は、家にあった携帯ラジオしかありませんでした。
11日は余震もひどく、1時間に3回以上、震度2~4の揺れが続き、緊張した夜を過ごしました。
日が落ちて真っ暗な中、懐中電灯で手元を照らしながら、居間に集まって家族と、母が作った握り飯を食べていました。
家は港湾部のすぐそばの高台にあり、工場地帯が一望できます。いつもは煙を吹いているそこから、一斉に明かりが消え、かわりに夜通し救急車、消防車のサイレンと、海自のヘリが飛び交う音が聞こえていました。
そして、ラジオで、港湾部が2メートルを超える津波に襲われ、甚大な被害を受けたこと、ぽつりぽつりとなくなった人の数が報告され、やがて宮城や岩手、福島で、その人数が増えていく様子を聞いて、やっと、これがただの大きな地震ではないことに気づき、ぞっとしました。
7日~9日にかけて、宮城で震度5の大きな地震があったこと、こちらにも震度4ほどの大きな揺れが続いていたことは、その予兆であったと言っても間違いないでしょう。
地震の多いこちらの地域の人は、俺も含め、みんな嫌な予感を感じていました。
また、過去10年程の間に、既に2度も大きな地震を経験し、みな乗り越えてきているため、今回の揺れでも市民がパニックになることもなく、落ち着いたものでした。
しかし、宮城、福島地方で大きな被害があったこともあり、こちらの県まで物資が届かなくなっており、コンビニを含める食料を扱う店では、すでに商品がからっぽです。
ガソリンなどの燃料も不足してきています。
ですが、みんな、なんとかなると楽観的です。むやみに深刻に落ち込んだりするよりはいいのかな。
避難所に指定されている近所の学校、集会場は、港湾部に住む人たちでぎゅうぎゅうづめになっていました。
停電の復旧の見通しも、11,12日はまったく知らされていなかったので、明るくなったら起きて、暗くなったらすぐ寝るという、ある意味原始に戻った生活をみんなしていました。
街灯、信号ももちろんストップしているので、夜は出歩く人はほとんどいませんでした。
街全体から明かりが消えたせいで、星空が異様にきれいでした。
俺の住んでいる街は、工業と漁業が盛んな街なので(もうここまで書けばばれてると思う)
港湾部の津波による被害は測り知れず、また、それにより命を落とした人もいます。
また、宮城県で津波の被害により家や家族を失った人、福島県で原発事故が起こり、そこでも大きな被害が出ています。
ラジオで津波や原発の事故で命を落とした人のニュースを聞いた時、そして電気が通って、初めてテレビで惨状を目の当たりにしたとき、胸が潰れる思いがしました。
そうした人たちがいる中で、俺はとても、電気が通ったからといってすぐに今まで通りニコタで遊ぶのはできないと思いました。
また、福島の原発が故障したせいで、電気が国全体で不足しているようです。
節電のためにも、しばらくネットは控えようと思います。
なので、3月中は、ブログ、訪問をお休みさせていただきます。
花壇の世話や、青ガチャを回しにインするとは思いますが(苦笑)、
とても、今の状況、心境で、楽しいことは書けません…。
俺自体は本当に怪我などもなく、大丈夫です。ただ、こうして今、ネット、電気を使えるのも、どこかの誰かが節電や努力をしてくれた結果ですし、俺にもできることを少しでもやりたいという気持ちからです。
交流してくださるみなさんには大変心苦しい思いですが、幸い俺の友達になってくださるみなさんすべて、心の優しい、賢い方々ばかりです。ご理解いただけると信じております。
決して、ニコタをやめるというわけではありませんので、その点はご心配なく。
4月頃になったら、徐々にまた元通りに活動したいと思います。
よろしくお願いいたします。
こちらによせてくださったコメントへのお返事、ちゃんと返します。
なにかありましたら、その他カテゴリにある「なんでも伝言板」までお願いします。
ご多忙の方、俺のホームへの訪問は飛ばしてくださってかまいません。
なんだか勝手なことばかり言っちゃってますが、今後とも親しくして頂ければ幸いです。