とあるクエスト 序章
- カテゴリ:自作小説
- 2011/03/25 23:30:48
今回は、『もしもとあるシリーズのキャラがRPG世界の住人だったら』という感じのテーマで進めたいと思いますbb
ネーミングセンスの無さは神がかってますww
超能力=東部魔法
魔術=西部魔法
異能者=魔導師
とお考えくださいw
では、どうぞ^^
ここは人口230万人の軍事大国『学園都市』。
その8割は20歳以下という、青年達が多く居住する国だ。
そこのとある町に住む少年、トーマは朝食を作っていた。
トーマ「~~~~♪」
彼は今朝からご機嫌だった。
今日から訓練校が夏季長期休暇、いわゆる夏休みに入るからだ。
しかし、その幸運は音を立てて崩れることになる。
コンコン
玄関を叩く音が聞こえる。
しかし、彼は今手が放せなかった。
トーマ「はーい、ちょっと待ってくださいねー」
コンコン
トーマ「はーい、ちょっと待ってくださいねー」
コンコン
トーマ「はーい、ちょっと待ってくださいねー」
コンコンコン!
トーマ「はーい、ちょっと待ってくださいねー」
・・・・・・・・ドゴーン!
トーマ「はー、え!?」
さすがに驚くトーマ。
玄関を見ると、そこにあるはずだったドアがなくなっていた、いや。
床を見てみると、それらしき残骸が散らばっている。
玄関には、正装をした少女と、甲冑を纏った二人の兵士が立っていた。
そんな彼女らを見て、トーマが放った第一声は。
トーマ「おい!このドアどうしてくれるんだ!? ちゃんと弁償とかしてくれんだろうな!」
少女「知らないわよ!何分待たされたと思ってるワケ!?」
兵士A「あ、あの隊長・・・」
少女「ハッ!そうだったわね」
隊長と呼ばれたその少女は、コホンと咳払いをした後、トーマを向き直し
少女「お初にお目にかかります。私は『王国軍第一師団』隊長、ミコト・ミサカという」
トーマ「あ、やべ!ベーコンこげそう」
ミコト「聞いてんのかゴルァ!」
兵士B「お、落ち着いてください隊長!」
トーマ「おーい。こんな朝から来るってことは、お前らまだ朝飯食ってないんだろ?なんなら食ってくか」
兵士A「いや、我々は貴殿に大事な用が」
ミコト「(ぐ~~)」
兵士A「・・・・・・・」
トーマ「・・・・・・・」
ミコト「・・・・・・・ま、まあ、用意してくれるのなら食べてあげてもいいわよ」
兵士A「隊長!?」
そんなこんなで上条家で朝食を取る4人。
15分後、全員が粗方食べ終わり、兵士Aが本題を切り出す。
兵士A「あの、ミサカ隊長」
ミコト「あ、そうだったわね。えー、トーマ・カミジョウ。貴方を、カミジョウ流拳闘術三代目当主と見込んで、お話があります」
トーマ「あー。そういえば家ってそういう格闘家の家系なんだっけ?」
ミコト「・・・・・・・え?」
トーマ「いや、俺ってあんまり家族と会わなくてさ。じいちゃんが結構戦争で活躍したって話は聞いてるけど・・・。それなら親父の方に行った方がいいんじゃねえの?」
兵士B「い、いや、我々は貴殿の父、『派遣戦士』トーヤ・カミジョウに会いにいったのですが、彼は『カミジョウ流は息子に託した』と・・・」
トーマ「は!? ちょっと待て!聞いてねえぞ!? なに言ってんだあの親父!」
すると、ミコトがため息をつき、こう言った。
ミコト「ま、とりあえず来てちょうだい」
トーマ「は?どこに?」
ミコト「王都」
トーマは暫く沈黙し、やがて思い出したように
トーマ「はぁあああああああ!?」
ミコト「じゃ、準備してもらえる?」
トーマ「待って!? こっから王都まで、馬車でも1日はかかるよな!?」
ミコト「まあ、そうなるわね。あ、言っとくけど、断ったらこの町から追放できる権利をもらってるわ」
トーマ「これが権力か!庶民が決して抗うことのできない社会の怨敵め!カミジョウさんの夏季長期休暇を返せぇえええええええええ!!!!!!!」
こうして王都に向かうことになったトーマ。
果たして、彼を待ち受ける運命とは・・・。
1章に(多分)続く
ご意見・ご感想お待ちしております(ペコ
絵文字訪問で~っす♪
本日の絵文字⇒(艸´∀`){でゎ★〉一生友ダチでぃられマスョォニ++|玄関|ゝε・*)っノシ
ps、可愛い絵文字あったら伝言板までd(♋ω♋)
異能者は、能力者・魔術師の総称でww
ぶっ飛んでるのは自覚してますw
異能者って、誰ですかww超ざっくりしてますw
インデックスがどうなってるのかが気になりますね。
やっぱ姫扱いなんでしょうか??
とある住人が違う場所にいたら・・・の妄想は大好きです!
(朝´∀`){♪Good Morning♪}(´∀`朝)
きょうも絵文字訪問で~す♪
龠 λλλλλ サザエサンハユカイダナ~♪