某国営放送・連ドラ おひさま
- カテゴリ:テレビ
- 2011/04/09 14:21:38
この4月から始まった某国営放送の連ドラ”おひさま”を見ました。
毎回,毎回,涙がでちゃいました。
子役の皆さんの演技もとてもよかったです。
主人公の友達が奉公のために,尋常小学校を去ります。
「働かなくてはいけないから」といいます。
当時小学生で人生の選択を迫られていたんですね。
本当に大変なことだと思います。
今では考えられないことです。
泣けたのは授業の場面。
主人公の教科書は新しいもの。
他の子ども達は,「お下がり」や「手写し」の教科書をイメージしていました。
今では教科書も無料支給されます。
当時の子ども達は教科書の大切さをよくわかっていたに違いありません。
そして,この台詞も印象的でした。
友達が分かれに言う言葉です。
「勉強できる幸せを忘れないで」
今では小中は義務教育,高校は実質無償化,大学進学率も50%超。
そんな現代にあって忘れていることではないでしょうか。
先月の大震災では,多くの子ども達も被災しました。
学ぶことが困難になり,教科書も流されました。
きっと,学校の大事さ,教科書の大切さを感じていることと思います。
学校,教科書,そして先生(ドラマでは憧れの存在)・・・教育の要ですね。
連ドラの一週間で,学ぶこと,学校,教科書の大切さについて考え,・・・そして,涙してしまいました。
「今まで当たり前と思っていたことの大切さ」
まさにそれですね。
被災地は「当たり前」まで復興するのに、莫大な時間を必要とするでしょう。
被災地でないところにおいても、「当たり前」を真剣に考えないといけません。
今回の震災は・・これでもか、これでもかと、災難が重なり、
今まで当たり前と思っていたことの大切さを しみじみ感じさせられます。
被災地に おひさまが たくさんたくさん注しますように。。