名前を消した男 5
- カテゴリ:自作小説
- 2011/04/09 21:27:54
僕はその日、鵜の巣断崖の手すりの前に立ちジャーナリストの生の声を思いだしていた
『自分達のミスとか不正とかを隠すという形になった瞬間、信じられないような手段をもって事実を捏造、捻じ曲げる』
僕は罠にはまったと思っていた
僕の証言の信用性を消すためには捜査組織は僕をどうしても罪人にする必要があった
そのために僕は追いつめられ死を覚悟するまでになってしまったのだ
僕の心は無念でいっぱいだった
この無念をはらしてから死ぬべきか、それとも安らぎの世界に一気に行くべきかまだ僕の心は揺れていた
僕の頭の中をいろんなことが駆け抜けていく
空はどんより曇り空気は冷たく重かった

























うっ、その為に指を? ^^;
ジャーナリストの生の声です