名前を消した男 13
- カテゴリ:自作小説
- 2011/04/20 22:52:50
僕は夜空を見上げた
雲は少なくなり星が綺麗に見えて、月は三日月が出ていた
月明かりで薄っすらと情景が分かった
僕はLEDのライトで道を照らしながら昼間の道をたどった
昼間地震にあったところまでに来た
僕は荷物の鞄を下に向かって放り投げた
荷物が転げて下に落ちていく
僕はその後を滑るようにして坂を降りた
荷物の転がった所まで来た僕はライトで下を照らした
白い明かりが谷間を照らすがまだ底は見えない
僕は今度は荷物を下に向かって蹴った
荷物が転がって落ちていく
その後を追って急な斜面を降りていく
何回か繰り返すうち木が濡れ地面の枯葉がなくなり地肌が見え湿り滑りやすくなってる地点まで降りてきた
『この高さまで津波が来たのか』
そう思いながらライトで下を照らした僕はびっくりした
下に泥だらけになった鞄が小さく見えた
20メートルはある
僕は慎重に滑り落ちないよう木を持ち頼りにしながら降りた

























元々、ちゃんとした道もなかったのでしょうけど。
そう言えば、京都ナンバーの人達は無事だったのでしょうか。