スパイダーマン3を見ました
- カテゴリ:映画
- 2011/04/26 23:54:32
ヒロインを演じているのは、キルスティン・ダンストという女優さんです。何かの番組で、『レンタル店員に「ヒロインがブスなアメコミ映画の〜」と言ったらコレ持ってくる』とまで、言われていたこのシリーズ。ハリウッドの美的感覚と、日本人の美的感覚が違いすぎるんじゃないの?という意見も良く聞きますが、日本人って、オードリー・ヘプバンーン大好きですよね。グレース・ケリーも。だから、美的感覚って、それ程、ズレてないような気もしないでもない。現在、ガーリィ映画に良く出てるアン・ハサウェイも綺麗だし。エマ・ワトソンもかわいいよね。で、私が今までに見たキルスティンの出演映画一覧。
『若草物語(1994)』 エイミー・マーチ(12才時)
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』 クローディア
『ジェマンジ』 ジュディ・シェパード
『ヴァージン・スーサイズ』 ラックス・リスボン
『チアーズ!』 トランス・シップマン
『スパイダーマン&2&3 』メリー・ジェーン・ワトソン
『マリー・アントワネット』 マリー・アントワネット
おぉ〜、我ながら結構見ているな〜。私が見ていないだけで、他にも彼女が出演している映画はまだあります。しかし、子役出身なのに、元子役の女優にありがちな、破滅的な人生を歩まずに、コンスタントに仕事をしているのは偉いなぁ。
上に上げた映画の中で、初見では演じているのが、キルスティンだと気がつかなかったのもありますよ。『ジュマンジ』とか、『チアーズ!』とか。しかも、この二つの映画、スパイダーマンみたいに、ヒロインが不細工なんて言われてないですよね。さらに、『チアーズ!』なんて、キルスティン、とっても魅力的だし。『マリー・アントワネット』なんて、モロ見た目に厳しいい女性向けの映画にもかかわらず、ちゃんとマリーを演じてました(作品としてアレなのはまた別の話)。
で、ここで気になったのは、スパイダーマンで、「キルスティンが」というより「MJが」ブサイクだと言われている点です。で、スパイダーマンの『MJ』がどんな女の子なのかというと、女優志向で色んな男と付き合っては振っている。。。という、男女関係においてダメな女性の役。
で、思ったのが、「キルスティンって、もの凄く演技派女優なんじゃね?」という感想。
『チアーズ!』では、溌剌とした女子高生を演じきって、魅力的に!
『マリー・アントワネット』では、自身の演技力と映画美術との相乗効果で魅力的に!
『スパイダーマン』では、MJという男女関係に難ありな役を見事にブサイクに演じきる!
原作だとスパイダーマンの初代ヒロインは清純派ヒロインのグウェンでした。しかし、 ライバルとして登場したMJのビッチ振りに何故か人気が急上昇。グウェンは死んでMJが正ヒロインになる・・・という経緯があります。だからMJが美人で賢かったらMJじゃない・・・。という意見もあるそうな。そして、演技派女優キルスティンはそのMJを見事に演じきった!!!
と、思ったんだけど、どうかな?
どうでもいいけど、「スパイダーマンのヒロインはブス!」とさんざん言っておきながら、キルスティン・ダンストが『マリー・アントワネット』に出演すると「かわいい」を連呼する映画評論家は許せませんな。
俳優・女優にも強烈な個性で「なにをやっても○○」になる人と、
役柄によってガラッと変わる人と二種類いるからなあ。
キルステンは間違いなく後者。
自分の好き嫌いの受け売りですな。
でも、俺がスパイダーマンだったら、キルスティンには命かけません。がはは
それよりも悪役の背景描きすぎて、爽快感がうすれちゃうと最近思っています。