名前を消した男 24
- カテゴリ:自作小説
- 2011/05/06 16:39:41
田野畑村の羅賀も津波によって壊滅的被害を受けていた
県道沿いに港に出た時、僕はそれを知った
三陸鉄道の列車を乗せたような水門を残してすべてが消えていた
僕はホテルへの道を急いだ
夜が明けるまでにホテルに着きたかった
僕の過去を知られないためだ
『ホテルは高台にあり津波の被害は受けてないだろ』
僕はホテルを前にこの考えが甘かった事に落胆した
もう夜明けが近く東の空が白くなりかけていた
ホテルの前に立った僕が目にしたのは、一階の入り口が津波によって完全に破壊された姿だった
僕の計画では友人がここに先に来て予約を取り宿泊しているはずだと尋ねるつもりだった
その友人はまさしく昔の僕の名前を使っているのだ
取ってもいない予約をその友人は津波に呑まれて取れなかったことに変える
そして新しい名前の僕は地震と津波に遭い遅れて今到着したと言えばよかった
『まあいいか』
僕は思った
遅れて到着した僕は、先に到着している昔の名前の僕を捜していることにすればよかった
僕は皆が非難している避難所を目指した
ホテルから町に帰ると町の人が自分の家の状況を見るためにもう動き始めていた
僕は旅人になりすまし架空の友人を捜していると町の人に印象ずけることにした

























関西弁はテレビでもやってるので
「おしん」をもっと良く見ておけばよかったです
方言って難しいですよねぇ。
でも、お話に入れられると、世界が広がった感じがします。
京都の言葉もいいですよねぇ^^
でも東北の方言どうするべ
悩んでしまいました
なるほど
うんだ
TVにでたらおしまいだべ
東北弁に気をとられてそこまで考えていませんでした
考えた通りに事は運ぶのでしょうか?
町の人は、みんな、自分の事だけで手一杯で、むしろ、
問題はTV取材のような気がします ^^;
被災地外の全国民がTVにかじりついていた あの時期、
流石にカメラに映るのは、NGでしょうね。