スペースカウボーイかよっw
- カテゴリ:日記
- 2011/05/09 02:18:04
宇宙基地だたか、なんだったか全く忘れたんだけど
宇宙にあるそれが、暴走をする。
故障だったかな。。。
まぁ、止めないと地球にぶつかって、大変なことになるの。
それをアナログな宇宙飛行士だったジジ様方チームが
「俺達しか出来ない」
宇宙に飛んでいって、ガツガツ処理して
一躍ヒーローになる。。。
救世主となるのさ。
それがものすごくザッとザッとだけど
「スペースカウボーイ」という映画のあらすじ。
監督主演、クイントイーストウッドさ。
いろいろな持ち場を受け持てる、退職したジジ様方が
いまね、福島の原発の中で作業を!
と、人を募っているらしい。
呼びかけは、事故直後、素早かったということだ。
「被爆しないようにと作業をすれば
短時間で交代。。。まとまった作業すら出来ていないだろう。
それを圧して作業をしなければ、自体はもっと悪くなる」
そうそのジジ様方は言い、
そのメンバーたるや、原発の作業退職者だったり
大学教授であったり、原発の建設に携わった鳶さんだったり
なかなかのお歴々だ。
「危険でしょうに」というインタビュアーに
「若い人には、させれませんよ。
私たちはもう、老い先が見えてますから」
余りに美談として持ってくるその番組の有り様には
いささかヘキヘキはしたものの
それでもね、その言葉には、じ〜んとした。
人権というものが大前提にあるから
それが実現出来うるかどうか、私には考えがつかない。
多分、望んでも成せないだろうねぇ。
死になちゃい!というような作業方法は、いくら希望者とは言え
その話を通すことは、とても難しいだろう。
だけど、その心意気ってか
「老い先短いから、なにかお役に立ちましょうか。
若い人がすることじゃない。」
こう潔い命の手離れができる年寄りに、
私もなりたいなぁと、そう感じたのだ。
人はね、生きてきた証が、実際欲しいのだ。
その生命の燃やし場所を、いつでも探してる。
こんな幕引きに申し分ない大舞台は、ほかにないじゃないか!
無理だとは分かっているけれど
そのジジ様たちの願いを、ちょっと叶えさせてあげたいと
ぼんやり思った。
管さん、今計画中の原発の計画は見直すと言ったね。
私はそれをとても評価しているの。
自民のままじゃ出来なかったし、多分鳩山じゃ出来なかった。
と、アタシは思ってんだ。
急性じゃないときは、あとあと癌になるとか不妊になるとかなんだけど
たしかさ、いっぺんに大きな線量の被爆をすると、火傷だとか壊疽?いや違う、潰瘍
ただれなどを起こして、そのレベルの被爆は、100%死ぬって言われてるよね。
私が不思議でしょうがないのは、あと1メートル高台に建てて、予備電源を更に離れたところに持って行っていれば、まぬがれたことだとテレビでやっていました。
それを実際、東北電力は想定していたと。
そして安全の対する危機的意識も、とても高かったようです。
なのに、なんで東電は。。。と思うのです。
他がやっていたことを、どうして?
地続きですもの、東北で想定できることは、想定するべきなのに。。。
会社から招集をかけられて、避難所から作業要員として出発する人のドキュメントも見ました。
ただ、その原発を許した国民にも、一端はあると思っているのです。
私は反対していましたが、かといって止めることは出来なかった。
同じ穴のムジナです。
うねうねしてる政治家たちに爪の垢を煎じて飲ませてやりたい・・・・
先日看護師さんから聞いた話では、被爆で人間が溶けちゃうらしいです・・・☆
そーゆー人を専門にみる病院があるっていうのもびっくり!
そこは入ったらもう「終わり」な病院だそうです・・・・
今回の原発事故は、実は「ハッキリとした人災」ですよ。 1000年周期で起きている大津波、最近では、明治に起きてることを、想定しないで「想定外」と責任逃れを言った人の責任ある人災ですわ。
それを踏まえて、そうした潔い人たちと、「高額の日当で雇われた派遣と言う名の奴隷」が最前線でやってます。
問題に関与して、責任を問われないといけない役所から天下ったのがトップに座っていて、誰一人として現場に見舞いにも行って無いでは無いですか。
綺麗ごとでは済まされない問題が山ほどありまっせ。
でしたよね。。。
沢山の犠牲をしいましたよね。。。
人夫出しって仕事、仕事に貴賤はないというけれど、私はあまり好きではないんです。
博多湾に早朝、仕事を拾いに行くんです。(学生の頃
景気が良かったですから、女の子でも仕事はあったんです。
私らがもらうのは、テモトの時は8000円
オペレーターで12000円
人夫出しには24000えん〜30000円入る。
べつになんの補償をしてくれるわけでもないのに、詐取で食べてる。
なんか遭ったときに、補償してくれるんなら別だけど、そんなこと無いもの。
ヤクザな仕事よね、と嫌っていました。
せめて、働き手にたくさんあげて欲しいです。
何らかの身体の不調があとあと出てくるとして、その補償というものも
同時に約束して欲しいよ。
医学は進歩しているとして、何年か後に、何らかの変調が出るとして
その時にさ、最先端の医療を受ける権利ってのを約束して欲しい。
水俣もエイズもb型も、ものすごく時間かかったじゃない?
この仕事に従事したから、とか、この場所に住んでいたからとか
はっきりしてるんだからさ、四の五の言わずに補償して欲しいんだ、その時は。。。
人様からお聞きしたんだけど、
市庁舎も流され市長も亡くなられた大槌町の住民として住み込み、
取材を重ねていく覚悟の、新聞記者が居るようよ。
その本能としてね、やっぱりそういう人も出てくるよ。。。
いろんなコト、かんがえちゃうよね。。。
ああ、きっと、さっとんさんのその言葉のほうが正解の気はする。
それもある、きっと。
その気持は、お強いだろうなぁ。大きいと思う。
でも、人は死に様を探すということ、これもあると思ってんだ。
「人のために己の何かを犠牲にする」そのエネルギーの源は、自己満足だとも思ってる。
それはきっと誰でも。
その自己満足が、賞賛に価するものから得ている自己満足か、
ただの身勝手かの違いで、どんなことでも根っこは自己満足だと思う。
命と引き換えるのは、
老い先が短かろうとまだまだあろうと、やっぱり何らかの躊躇はあるはず。
それを乗り越えさせるのは、死に様の有り様かなと。
ロシアは、ドンドン人を送って放射線を止めましたが
その後だいぶ亡くなりましたね。
東電から直に給料を払えるようにすれば
金額もド〜ンと増えて、もっと人が集まるでしょうに
それをしないで、天下りのいった会社を通すから
命がけの割には少ない金額に・・・
たまたま、今、原発の話を母としてたけど、日本のジャーナリストはまるっきり警戒区域に入ってないそう。そりゃ目に見えない放射能は怖いけどね。報道が遠吠えしてるような気がする。
そういえば原発の日給、新聞で40万と書かれてたけど、情報源あいまいで疑わしい。少なくとも下請けはいつもの給料+α、なんだそう。ひどすぎ。
決して死に花咲かせる心意気ではないと思う。
アタシのつぶやきみたいになってて、ビックリしたよ(笑
60万かぁ。。。もう一声ってとこだなぁ。
三桁になるとね、少々考える人も出てくると思うけど。
どうせなら、5万ぐらいにしておくれよ!と思う。
そしたら、100万だ。
確か、一日3時間労働で、日給3万円位でした。
で、月20日程度で1ヶ月限定www
まぁ高いと言えば高いですが、敷地内の作業でこの給料じゃ割に合いません。
健康に勝るものは有りませんね。
コメントありがとうございます。
なにか朽ちない技術とか、そういうのを持ってるといいねぇ。
さおごまで役に立つと感じることが出来る場が、もしかすると与えられるかも。
昔に比べて、どんどん年寄りってのが元気だ。
退職65歳、これはなかなか若すぎる。。
不完全燃焼を抱えて生きていかねばならないのね。
うん、みてみて!
なんか沈んだ心も吹っ飛ぶ感じの映画よ。
私はこういう映画が好きなんだ。
そうだ、ぜんぜん話が飛ぶけど、ニュートンボーイズ見た?
あたし、あの映画も好きなんだ。銀行強盗だけど。
キャッチミーイフユーキャンも好きだわ。
薄給なの?その仕事!
私の知ってる人は、オペレーターで、全国行くのだけど、ものすごい高給だったわ。
薄給じゃ出来ない仕事だよねぇ。
ファンタジーって感じかな、あのスペースカウボーイは。
痛快でファンタジック。
だから好きなの。。。終わり方もね、大好き。
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンね、シナトラのだったよね、あの映画じゃ。
ああ、やっぱいいね!と思ったわ。
グラントリノもすきなんよ。
だけど、なんども見るのはつらいわ。
なんども見るのは、やっぱコメディっぽいもんだなぁ。
ねぇ、ふと思い出してけど
あおの差別主義者のジョン・ウェインがね、私好きなのよ。
変な感じでしょ?「大嫌いなたぐいのアメリカ」そのものなのにね。
強いアメリカを、彼は最期まで貫いたじゃない?
モルヒネを一切拒否して、最後の瞬間まで、家族と話すことを選択した。
そこに敬意を表するのね。
映画も、そりゃもうウェスタンが大好きなもんで、戦争映画もね、全部見てんじゃない?
お遍路じゃないけどさ、死に場所探しをするんだよね、人は。
「コレだ!」と思ったんだろうね。
その気持をがね、なんだか分かるのよ。そのジジ様方の気持ちがね。
とはいえ、プロはあくまでもプロ、なんだと改めて思います。
いつも思うの。
いつの間にクイントイーストウッドは、こういう人になったのかなって。
ローハイドのときは、本当に若くて。
でも考えるとね、OK牧場に比べてローハイドは、差別気質が無いドラマだった。
インディアン(当時はそう言っていたものね)とかスパニッシュに対してね。
あたし、ローハイドが大好きだったの。あの当時はロディよりフェイバーさんが好きだった。
そしてダーティハリーでしょ?
けっして演技派ではなかったのよね、彼。
いつのまに。。。って思うよ。
アル・パチーノにもそう。。。ハリウッドの懐の深さってのを感じるわ。
育ってるのね、いつのまにか。。。
グラン・トリノ、かなり良かったわ。
私も好きな映画。。。ただ、私はちょっと爽快なほうをなんども見るのね。
だもんで、このスペースカウボーイは、何度も何度もみたよ。
アルマゲドンはあんまりみないの、ちょっとねスケールが、そうね。。ブルース・ウィルス的w
おっきすぎるのよ(笑 正義の概念がw
「まだ出来る!まだいける!」そんな思いを抱きながら、退職するよね。
なにしろ65歳なんか、たいした年寄りじゃない。
その思いを沸々ともちながら、年を重ねているんだろう。
なんか一花咲かせて死にたい、そう願うんだろう。
そういう映画も増えたと思わない?
「死に花」もそうだよね。あの映画は、大して好きではなかったけど。
藤岡琢也さんは、いい俳優さんだったのに、
橋田壽賀子が台無しにしたねなどと思いながらだった。
話がそれたけどね。
「すばらしい!」とか、この話を聞いて思ったわけではないの。
行かしてやりたいなぁと思うだけよ。
田舎の年寄りを見てるとね、わり〜と出来るんだわ、なんでも。
力仕事もね。
行かしてやりたいと、そうおもったのよ。
花道よね、花道。。。それをみんな探してんだわ、年寄りのみならず、みんなね。
機会が有ったら観てみますね。
一時期、本気で原発作業員になろうかと思いました。
でも断念。
住居の問題や、第一薄給でしたからw
命の安売りは出来ませんでした;;
ラストがお洒落過ぎなのが、ちょっとずっこけたけどw
でも、トミー・リー・ジョーンズには、似合ってたかもしれない。
そんなわきゃないだろ?っと突っ込まれる程度の、小奇麗な終わり方が良いのかもしれない。
現実は小奇麗にとはいかなくても
心意気だけは、ちょいと小奇麗に終わりたいって思いは
健全に生きてきて、安定した精神にたどり着いた証拠のようにも思うよ。
グッタイミン女王が思い出した『グラン・トリノ』も大好き。
あれは、最もアメリカな男が、アメリカに決別を告げる作品だと思った。
2000年生きて思うことは、潔くありたいってことなんだよねぇ・・・
俳優としては最後の出演。
もう終わったとたん拍手したよ。老カウボーイだもん。粋だった。
観てないこともあるので、あら筋は言わないけど。最高だよ。
自分の仕事を最後まで全う出来て死ねる人は
幸せだと思う。
でも片方ではエエ恰好し、とも言えるね。
背負った使命を実行できるのは、やはり実力もいる。
家族も、老いているからもういいだろう、なんてことには
ならないだろうし。それぞれ思いも深いかもしれない。
母をわたしの近くの介護付きマンションに移したこと。
駅からは近いし、近くにスーパーもあるし
何よりわたしに近い。何かあれば助けてくれるし
まぁ、費用はいつまでこんなことができるんだろうという感じなんだ。
ここらへんは甘くないわ。正直な話。
独り暮らしの家で倒れ入院になったから、
もう歳だし、仕方がない。
半ば強引に長く暮らした家から越してもらった。
さもなくば、わたしが倒れるかもしれないからだ。
何より自分を考えた。もし、わたしが倒れれば
母も連れも全てが困ることになるから。
年寄りは年寄りが嫌いなのだ。
出来たてのホテルのように綺麗だけど
独特の匂いは老いた人の住む、それだ。
出入りも自由、本当にワンルームマンションに近いし
自分で料理が出来るスペースもある。
それでも、ここに来ると、どこかしらエネルギーを奪われる気がする。
わたしが行くたび、母は、生きていても仕方ないと
愚痴をこぼす。生活は楽ななずなのに、老いは加速している。
それでも、完全な独り暮らしは無理だと思う。
一緒に暮らすことも無理だから、これが最善だ。
人は老いるほどに、誰かの役に立つことで喜びを感じるものだと思う。
これは他人さまにということだ。
身内にとなると、甘える方が強くなるばかり。
そこを支えてやれる娘ならいいが、わたしにはそのキャパはない。
だから、俯きながらトボトボと帰る結果となる。毎回。
老いは残酷だ。でも日本は超高齢化社会だ。
本当に恰好いい事が出来れば最高だが
現実はやっぱり、トボトボだろうなぁ。
そして、稀に実現する幸運な老いた人もいるかもしれない。
わたしはひっそり、誰にも迷惑かけずにと願ってる。