Nicotto Town


アニメ日記


レ・ミゼラブル 少女コゼット観終わりました(1)

すごく感動しました。
かなり大人のアニメですね。

ジャン・ヴァルジャンがかっこよすぎです。


前半はファンティーヌ、コゼットの話がメインで
後半はマリウスとその仲間の話とジャン・ヴァルジャンの話がメインで話が進みます

全体的にコゼットとファンティーヌ、ジャヴェールとジャン・ヴァルジャン
ジャン・ヴァルジャンとコゼット、コゼットとマリウス、マリウスとジルノルマン
他にも見所満載で楽しめました。

登場人物も非常に多く、いろいろな伏線が徐々につながったり、
いらいらとさせる位(いい意味で)人とのすれ違いが絶妙です。
すばらしい作品でした。

好きなキャラ
ぶっちぎりでジャン・ヴァルジャン

ここからは観た人が読んでください
ストーリの思いかえっての感想になります。

母ファンティーヌの最期はかなりショックでした。
あんな死に方(死ぬまでの経緯も含めて)はかわいそうというか無残というか・・
娘に会いたい為だけに懸命に生きようとしているファンティーヌにもう娘に会うことは無いという
ジャヴェールの無残な言葉、そのショックで死んでしまうという
子供が見たらトラウマになりそうです

コゼットへテナルディエの虐待(使用人としてのひどい扱い)もひどいものでした・・
キャラがかわいいだけに観てるのもつらくなってきます。
ほとんど食事しているシーンもありませんでした。
与えられてもご飯を娘に踏みつけられているし・・
逆らったりすると虐待や母親に迷惑をかけると健気に働き母親の帰りを待つコゼット

ジャン・ヴァルジャンがコゼットを迎えに来たときにはやっと来たかとホッとしました。
ジャン・ヴァルジャンは過去に罪を犯しその贖罪として貧しい人々を助ける決意をしています。
そんなジャン・ヴァルジャンでしたが母親ファンティーヌにコゼットを会わせる事ができなかった事を悔いています。
コゼットを守ると決意したジャン・ヴァルジャンは非常に頼もしく見えましたね
足を傷めても何も言わず歩こうとするコゼットにもう我慢しなくてもいいんだよと、なんて暖かい言葉でしょ

罪人とばれてジャヴェールが執拗にジャン・ヴァルジャンを追っている為、修道院に隠れ住むことになります。
ここで5年過ごすことになりました。

中盤(といっても20話位ですが)からはマリウス君登場ですね。
フランス革命の時代で貧困に苦しむ人たちと上流貴族との貧富の差は激しい世の中
ナポレオンを支持していた為にマリウスの父ポンメルシーは祖父ジルノルマンに
「マリウスと縁を切らねば、マリウスにジルノルマン家の遺産を相続させない」と
宣告され、マリウスの今後の生活を思いマリウスと別れていました。
ジルノルマンに育てられたマリウスは父のことは出て行ったきり連絡もしないと
嫌っていましたが父の遺書を読み父の愛情を知ることになります。
祖父から言われていたことに疑問を感じ、父からの手紙は全て祖父が捨てていたことが分かりここから自分自身で真実と向き合うことになります。

コゼットは修道院から抜け普通の生活に戻っています
マリウスは実家を出て翻訳を生業に一人暮らしを始めています。
コゼットとマリウスが公園で初めて出会うシーンも良かったですね
お互い意識し始める描写も良かったです。

マリウスの住んでいるところは以前コゼットとジャン・ヴァルジャンが住んでいて
そこに植えていたマリーゴールドの花がマリウスが住んでいるときには花が咲いていて
その花がマリウスの手からコゼットにわたる経緯もすばらしいですね。

夜逃げしたテナルディエ一家がマリウスの隣の部屋で住んでいるのにびっくりですが、
マリウスの苦悩もはらはらしましたね。
テナルディエの策略でジャン・ヴァルジャンが捕らえられコゼットを人質にすると脅されている中ジャン・ヴァルジャンはコゼットの居場所を偽り断固拒否
コゼットの父(ジャン・ヴァルジャン)を助けたいと思うマリウスだが
恩人のテナルディエには恩返しをしてほしいという敬愛する父からの遺言
エポニーヌ(テナルディエの娘)の書置きを投げ入れるのはナイスでした。


ついに革命が起きるという緊張の中、
ジャン・ヴァルジャンはコゼットとマリウスが恋仲であることを知ります
娘から一人の女性に成長していることに感慨します。
公園から遠ざけたこと、引っ越す提案、全てコゼットの為にしていたことが
悲しませる行為だった事を知ることになります。
コゼットを悲しませないために革命に参加しているマリウスを助ける為行動を起こします。
自分は追われる身の為コゼットのことを考えると信頼のおける誰かに委ねたいという思い
マリウスを死なせる(これ以上コゼットを悲しませる)分けにはいかないという思い
ジーンとこみ上げてきますね。

(2)へ続きます




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