「デュマレスト・サーガ」創元社 E.C.タブ
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/04/20 22:52:32
伝説の惑星・地球を探して星々を渡り歩く男の物語。
SF冒険小説・わりとハードボイルドなスペースオペラです。
主人公アール・デュマレストは、幼い頃、宇宙船に密航して地球を離れました。
いい加減歳を取って地球に戻りたくなったのですが、困ったことに地球がどこにあるのか判らなくなってしまいました。
周りの人に聞いても、そんなのは空想上の星で実在するはずが無いと笑われるばかりです。
それだけ長い時間、長い距離、旅してきたのです。
こうしてデュマレストの、地球を探す孤独な旅が始まったのです。
デュマレストは地球に関する情報を得るため、いろいろな星に立ち寄ります。
砂漠や雪原に覆われた大自然が残る星、高層ビルが立ち並ぶ文明化された星、格式を重んじる文化があれば、ゴミ捨て場のような町もあります。
未開の地には、高値で売れる鉱物や植物が眠っている一方、凶暴な野生の生物も生息しており、冒険者たちの命を狙ってきます。
☆見どころその一。多種多様な星を観光しよう!表紙のイラストも見物。
そんなある時、デュマレストはサイクランと呼ばれる組織に追われる羽目になります。彼らは宇宙を統一しようとするいわゆる悪の組織。デュマレストは偶然にもサイクランにとって喉から手が出るほど欲しい情報を手に入れてしまったのです。
サイクランの勢力はすでに広く宇宙に伸びています。彼らは最大で99.9%の確率でデュマレストの行動を予測し、追いかけ、先回りをし、捕らえようと罠を仕掛けてきます。
デュマレストは、持ち前の体力と頭脳、そしてツキを武器に対決します。
☆見どころその二。デュマレストとサイクランの駆け引きを楽しもう!
デュマレストは旅の途中で多くの人と出会います。
再会を約束して別れるときもあれば、冒険の途中で命を落としてしまう者もいます。
デュマレストが地球を探す為に旅しているのと同様、彼らは金や名誉・名声の為、命を掛けて生きています。
☆見どころ三。それぞれ違う文化に生きる人々の、人間臭さを感じよう!
低速代謝、高速代謝は体の代謝速度を変える薬。数年かかる船旅を、わずか数日に縮めることが出来ます。
予算が無ければ冷凍睡眠があります。15%の死亡率を掛け、体の90%を凍らせて旅をすることも出来ます。
いわゆるワープ航法は、このシリーズには登場しません。
半重力ラフトと呼ばれる空飛ぶ乗り物は出てきますが、ロボットの類は(たしか)登場しません。
デュマレストは銃も扱えますが、もっとも得意な武器はナイフです。
☆見どころ四。 サイエンスフィクションというよりは、スペースファンタジー。
原作は1967年・日本語版初版は82年。創元社より全31巻発売されています。
数年前に1~5巻まで中途半端に復刊しましたが、それ以降は出ていないので結局古本屋を探すしかありません。
各巻とも(ほぼ)一話完結なので、どの巻から読んでも問題ありませんが、徐々に地球に関する情報を手にしていく件もあるので巻数の低い方から読んでいきたいところです。
もっとも、自分が初めて読んだときはすでに15巻あたりまで出ており、表紙の絵の好みで読む順番を決めた程度です。
























#33 child of earth
The Returnが、宇宙船の窓から地球?を見上げて両手を広げているデュマレストの表紙なので
この巻で地球に戻れたのか、また勘違いで終わったのか・・・
Published over a span of more than 40 years, the Dumarest Saga currently comprises 33 novels (a 34th is currently in preparation).
wikiにこんな文章が載ってたので、34巻は近いうちに出るのかも。
32巻以降は未訳なので、米amazonとかで買うしかないみたい。
座標手に入れても、航路がないし、地球に来たのは密輸船だろうし
なによりデュマレスト貧乏だし^^;
34巻は向こうで?
それとも訳出?
で、なんか34巻目も出る噂が・・・
TRPG『トラベラー』の関係で手に入れましたが、いろいろあって手放しちゃった^^;
デュマレストは、地球に帰れたんでしょうか?!
と期待したのですが・・・
今ひとつ売れなかったので5巻で終わってしまったのかな・・・
噂では33巻目も出たとか出ないとか・・・
地域にある古本屋では見かけたことないのですが、ネットで探してみようかな。