Nicotto Town


一人旅日記


ブラックスワンを見て来ました


付き合って間もない恋人同士で観るのはオススメ出来ません。
優雅なバレエ映画だと思って観たらホラーだったでござるヨ。

バレエ映画でこのテーマは無いわぁ・・・やりすぎだわぁ・・・と、思ったけど、
ナタリー・ポートマン凄いわ。踊っているシーンで、バストアップの部分だけが本人で、他の場面はボディダブルだって、事前に聞いてはいたけど、それでも役の為に努力したのが解るわ。バレエのレッスンのシーンで、時々オードリー・ヘプバーンに見える時が時々あって、ドキっとする。まぁ、すぐに何時ものナタリーに戻るんだけど。
ナタリーが演じるニナの苦悩は、文字通り気が狂いそうになる程の競争とプレッシャーの中で「何か」を成し遂げる為に努力した人には、理解出来るというか、共感できるかもしれない。
そんな彼女の性格を作り上げたニナのお母さんが怖かったわ。ニナが「白鳥の女王になったのよ!主役よ!」ってウキウキしながら、自宅に帰ると、ママが大きなケーキを用意して待っているんだけど、プリマなニナは、ケーキを「小さく切って」と頼む。そしたら、ママは怖い顔になって「じゃぁ捨てましょう!」って、ケーキをゴミ箱にinしようとする。それを観てニナは「ママごめんなさい!」って、言うんだけど、、、この場面でなんだか「お受験ママ」を連想してしまいました。
とりあえず、このシーンでニナがどんな環境で育ったのかがだいたいわかる。他にも、自然と母親が着替えを手伝ったり、娘の爪を切ったり、あげくの果てにはオルゴールかけて寝かしつけたり・・・・部屋の趣味もインテリアも母親の趣味。親が作り上げた空間を大人になっても変える事が出来ないニナというのを良く表していると感じました。そして、ニナが口紅を盗む場面。母親は、自分が望む物は買い与えるけど、意に添わない物は買い与えないんだな・・・と、少し切なくなりました。
ニナが母親に反抗して、リリーと夜遊びした時に、彼女がリリーから貰った黒いキャミソールを身につける。これは、普段彼女が着ているパステルカラーの服と反対の色。。。ブラックスワンの色でもあるのね。いろいろと細かい所に暗示が仕込んであるな〜と、感心しました。
全体的には、出来の良い映画と感じました。しかし、もう一度観るのは精神的にちと辛い映画でもあります。
黒鳥の踊りの場面は何回も観たいと思ったけどね。そしていろんな黒鳥を観たくなりました。黒鳥の解釈って、バレエ団によっていろいろと違いがあるらしい。

それにしても、ウィノナ・ライダー出てたのね。全然気がつかなかったわ・・・

#日記広場:映画

アバター
2011/05/17 22:48
俺もずっと見たいと思ってましたw
今度見に行きますよ~^^
そういうのは好きなほうなので

そういえばスクリームしってますか?
今度続編があるみたいなんで、行きたいのですが・・・ 前作では誰誘ってもことわられてしまいました^^;
アバター
2011/05/17 00:47
大黒 さん

いえ、一人で仕事帰りに見に行きました。
ただ、私のすぐ斜め前に座っていたカップルが、映画が始まる前に、
「二人で映画観るの始めてだね〜」的な会話をしていて、
映画が終わった後に、無言+暗い顔で出て行ったもので・・・
アバター
2011/05/17 00:39
心理サスペンスでなくホラーなんですか、、
なんと、、
そんで恋人といってしまったわけですね
パイレーツにすればよかったね




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