原発で内部被曝検査、作業員の1割…不安広がる
- カテゴリ:ニュース
- 2011/05/18 10:15:24
福島原発
東京電力福島第一原子力発電所で、放射性物質の吸引などで起きる「内部被曝(ひばく)」の検査を受けた作業員が、全体の1割にとどまっていることが分かった。
周囲の放射線が高い福島第一原発の検査装置が使えないためで、作業員の間には、「被曝線量の上限を超えても、知らずに働き続けることになりかねない」との不安が広がっている。政府は、17日に公表した同原発事故の収束に向けた「工程表」で、作業員の被曝線量について、東電に定期的に報告させるなどの監視強化を打ち出した。
「通常値より2桁も多い。こんなのは初めてだ」。同原発の原子炉建屋近くで3月末から約1か月間、電源ケーブルの設置作業に携わった協力企業の20代の男性作業員は5月上旬、福島県外で受けた内部被曝の検査結果にショックを受けた。内部被曝は「ホールボディーカウンター」と呼ばれる検査装置で測定する。普段の放射線量は数百~1000cpm(カウント毎分)だが、男性が告げられた数値は3万cpmを超えていた。
作業現場では当時、散乱したがれきから高い放射線量が計測されていた。通常、3時間ごとに交換するマスクは、管理会社から「汚染がなければ使っていい」と言われ、5、6時間使い続けた。食事は作業員らが寝泊まりしている免震重要棟でとったが、4月末には、「ここも汚染されている」と知らされた。男性は、「食事しているうちに内部被曝しているだろう」と不安を抱く。
(2011年5月18日03時05分 読売新聞)
先日、事態はいよいよ深刻になっていることが東電から明らかにされました。
1~3号機までがメルトダウンし、放射性物質の拡散を止める手立てがありません。
東京都内の放射性物質の汚染も拡大中です。
北海道の源乳から微量のヨウ素とセシウムが検出されました。
工程表の見直しをした東電は、それでも冷温停止は遅くとも来年1月中旬のまま。
困難な状況が露わになる中で、作業員の安全は本当に管理されているのでしょうか?
「250msv以上の被曝をしても、自分から望んだこと」
というような誓約書を書かされた、という話もあります。
今後夏に向けて気温も湿度も上がります。
先日亡くなった方のような事態が再び起きないとはいえません。
しかし、武藤副社長の謝罪は全然謝罪の気持ちのないことが露骨にわかって不愉快。
統合記者会見を見ると、東電の隠蔽体質が見え見えで、腹立たしくなります。
牛乳の情報、ありがとうございます!
牛乳は、様々な加工品に使われるので心配です(泣)
本当に怖いです。
極力、西日本の製造の商品を購入しています。
都内だと品数が少なく苦労しています。
体調、大丈夫ですか?お身体、ご自愛して下さい。
雪印って、、、北海道じゃないのか〜???
ツイッターでは「東京都在住の消費者が直接、雪印に牛乳産地混合に関して問い合わせたところ、『雪印メグミルク富里工場(千葉県富里市)の「農協牛乳」は福島の原乳も多くミックス』され『出荷時には測定は一切していない』ことが分かった。」という情報がありました。