無線機の修理
- カテゴリ:日記
- 2008/11/14 22:27:34
自分の趣味の一つにアマチュア無線がある。
14歳の頃からずーっとかれこれ30年以上続いている。
部屋の中には、無線に凝ってる人の例に漏れず無線機が大量に陣取っているのだw。
昨日、久しぶりに夜の時間帯にスイッチを入れて受信してみたら南米のチリの人が出ていた。「うぉー、地球の裏側だー」と思ってさっそく呼んで見たんだけれど、肝心の無線機がスイッチを「送信」に切り替えてもなかなか送信状態にならないのだw。
「なんだよぉー、こいつも調子悪ぃーのかヨー」と思いながら何回かスイッチをガチャガチャやってるうちに送信状態になったんだけど、一旦スイッチを戻して再度入れるとまた同じ状況になってしまいまともに交信できる状態じゃなさそうだ。
それでも地球の裏側チリとの交信をしたくて何度も同じ事を繰り返してるうちにこっちの電波をキャッチしてくれたみたいだったんだけれど、現地の電波状態が悪く雑音がひどくて今回は交信できそうにないので、「またの機会に合いましょー」ってことになってしまったw。
そこで今日、またチリの人を見つけた時に万全の体制でのぞむために無線機の修理をやってみたw。
普段は日中しか無線はやらないのだけれど、その時は小さい出力の無線機を使っているのです。
ところが、やはり海外との交信や電波状況の悪い時などは高出力の無線機を使っています。高出力と言っても100Wなんですけどネw。
私の使ってる高出力の無線機はアメリカのコリンズと言うメーカーが1959年に製造したオール真空管式のもので、来年で50年になるのですwww。
私のところに来てはや20年たつのですが、今の時代でも非常に高性能な無線機なのです。
修理ですが、症状から見ておそらく・・・と言うか100%、リレーと言う部品が接触不良を起こしていると思い分解して2箇所あるリレーの接点を、ハガキをたんざく状に切った物にアルコールを染みらせて接点のすき間にはさむようにして丹念に磨いてみた。
リレーの一個は1000ボルト近い電圧がかかる個所にあるので電気が流れてなくてもなんとなく恐いですwww。
組み立てを完了して受信機やアンテナなどの配線を接続してテストしてみたらバッチリ動作することが確認できました。めでたしw。
で、今晩さっそくスイッチを入れて受信してみたら、チリの人は聞こえてこなかったんだけれど北アメリカの人がCQを出していた。
CQと言うのは、アマチュア無線用語で「誰でもいいから応答してくれ」って意味で、話し相手を探す時に発信することばです。
ためしに呼んで見たら応答してくれました。アリゾナ州の人でした。こっちは夜だけどアメリカは朝なので「おはよー」と言うのですw。
ちょっとした日本通の人で、千葉県に関しても興味あるようでした。ちなみに彼の出力は1000Wだそうですwww。一桁違いますね、さすがアメリカ。
ところで、「外国の人と話できるのかいhasunumaおっさんはヨー?」と思われるかもしれませんが、さすがに英語がペラペラなわけじゃありませんwww。
私がやってる無線交信はすべてモールス信号なのです。モールス信号には略語というものがあって、おはよーはGM、ありがとうはTU、あるいはTNX、他にもTKSなどと打電します。他にもたくさん世界共通の略語があり、それらを組み合わせたり、時には原文をそのまま打電したりして会話をしているのです。
もう何十年もやってるのでモールス信号はだいたい秒速2文字くらいのスピードで打電&受信できます。
アマチュア無線の中でもモールス信号で交信している人は少数派なんですが根強い人気があるのです。
オール真空管式だとボディ内部が熱でかなり熱くなるので夏はあまり使いたくないのだけれど、これからの時期は暖房(って程でもないけど)みたいな感じで暖かいからちょっとありがたいですねw。
修理して調子よくなった無線機が、真空管を使って作った電波を庭に張った自分の作ったアンテナから発射して太平洋を越えてはるかアメリカの地に到達したってだけでなんかロマンチックじゃなーい?
22で結婚しましたので子供もデカくなっちゃいますねwww。
いやー、無線を長くやってる人は少なからずオタッキーなとこありますから、タマタマ知ってただけなんですヨ。
モールス信号で無線やってる理由の一つに、マイクでしゃべって交信してると「うるさい!」っと奥さんにおこられるのですよw。
モールスだと指先でトントンと打電するので全然音がしませんので苦情が出ないんですwww。
それにイメージ的にはなんかカッコよさげかな?とw。
しかし実際にはイスに座ってるより、あおむけに寝転がってモールスを打電してる事が多かったりしますね。
人には見せられない光景かもwww。
もしやエージェントかなにかなのかしら…( ̄▽ ̄;)
なぜそんなに詳しいんでしょう
しかもhasunumaさんのがうちの旦那より若かった~( ̄▽ ̄lll)
うちの旦那さんは早生まれですが、丑年の学年と一緒です
たしかにうちの旦那さんも早く結婚してたら、hasunumaさんちくらいのお子さんがいてもおかしくないですねぇ
アマチュア無線は、インターネットや携帯電話の普及とともにどんどん人口が減っていますw。
昔は趣味以外に簡単な連絡手段として使われることが多かったですからね。
免許取って始めても、最初の免許更新時(5年)までには飽きてやめちゃう人がほとんどでした。
モールス信号は覚えるつもりなら、アルファベットと数字を覚えるとほとんど通用します。Aは「・-」、Bは「-・・・」って感じなんですが、覚え方が色々ありまして、たとえばAは「・-」ですから「あれー」とか、Bは「-・・・」だから「ビートルズ」とかね。
文字に対する符号を全部覚えたら、今度は符号の音が聞こえたらそれに対する文字が書けるように練習するんですが、それがかなり手こずりますw。
「モールス練習ソフト」とかで検索すると、パソコンで練習できるフリーのソフトがあるんじゃないかと思います。
なかなか必要に迫られないとやる気が起きないんですが、興味があるようでしたら試してみてください。
アマチュア無線は叔父がやってます。部屋に機材がいっぱいで、庭にアンテナ(?)みたいなのがあったり、これぞ男の趣味!男のロマン!みたいな印象を持っていますw
モールス信号は勉強してみたい言語です。言葉以外で何かを伝えられるのって、なんだかカッコいい気がして。
友人が船舶の資格らしきものをもっていて、光で会話をするって言っていたので興味があるんです。
モールス信号にもいろいろな種類があるようなので、どっから入ったらいいものか、なかなか入り込めないでいますが……。
海外の方とメールをやり取りした時に、youをUと書いていたのは、無線の略語からだったんですね。勉強になりました。
モールス信号による通信では使ってないんです。
モールス信号では数字を使う暗号、と言うか略語は少なくて「さようなら」くらいかも?
普通のさようならは「73」、女性に対してのさようならは「88」と打電します。
他にも「GB」と打つことも多いです。「また合いましょう」は「CU AGN」など、言われればなるほどと思うような物がほとんどですw。
そうそう、笑いを意味するのは「HI」なんですwww。
そうですね、チャットと同じようなことを無線電信でやってるのです。
普通は電鍵(でんけん)と言う機械を無線機に接続して手で一文字づつ打ち込んでいくのですが、パソコンをインターフェースを経由させて無線機に接続してキーボードで打ち込むとその文字がモールス信号に変換されて無線送信できるものもあります。
それを使うと、かりなさんみたいにブラインドタッチできる人だと超高速で打電できると思いますよw。
もっとも、そんな超高速で打電された電文を解読するのは至難の業になりますがwww。
ところで、無線歴30年以上なんですが、正確にはは31年なんですヨw。
うっ、カミングアウトしてしまったwww。
やっぱ、かりなさんの旦那さんのほうが年上なのかな?
やばっ うちの旦那さんよりhasunumaさんのが若かったりして~( ̄▽ ̄;)
無線て今でいうチャットみたいな感じなのかしら
でも、モールス信号ができるhasunumaさんて何者なのぉ~(妄想中)
よく最近映画のCMで「252」ってやっってますが、あれも信号の一種なのかしら?