「善悪」と「絶対・相対」について触れる冬琉さん
- カテゴリ:日記
- 2011/05/18 21:43:56
冬琉さん個人は「正しい事=良い事」とは考えてなかったりします。
そう捉える様になったのは、「雨」の話を聞いてからでしょうか。
雨って、土砂災害や湿気等、様々な害を私達にもたらす存在ですよね。
でも、一方で「雨」は、私達の暮らしに必要な飲み水を始めとした、貴重な栄養源を運んでくれる、有益な存在でもあります。
雨が有害か有益かと捉えるのは、私たちの立場や価値観によるもので、雨自体に善悪と言う性質は無い。
って言う様なお話だったと思います。
ここから転じて、正義と言うのは立場や見方が変われば変わるものって考え方ですね。
ちなみにこの立場によって変わる事を俗に「相対性」と言うそうです。
「相対速度」、「相対座標」等、基準を元に計測されたものに使われます。
一方、「相対性」の対義語として、「絶対性」と言う言葉があります。
こちらは基準そのままの事を指します。
んーイメージとしては、座標(数学とかで習うX軸やY軸の矢印が重なり合うあれです)がわかりやすいでしょうか。
例えば、平面上に点(相対座標)があるとします。
この点はある点(絶対座標1)から見ると、(X=○,Y=△)と言う値ですが、違う点(相対座標2)から見ると、(X=☆,Y=□)と言う値になります。
これは点(相対座標)の位置が変わった訳ではなく、「絶対座標」と言う見方が変わった為に値が変わったと言う考え方ですね。
ちなみに絶対座標1と2の位置関係には単に両者は異なる位置にある以上の理由はありません。
言葉じゃよくわかんない人は図を用意してみたので、理解の参考にどぞ(。。ゴソゴソ
(SS参照)
なかなか理解し辛い考え方ですが、結構色んな所で活用されています。
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んー見るものと言うより、見え方が違う、かな?
Earlseedさんのイメージで説明するなら…(。。ゴソゴソ
/home/nekosan/a/b.jpg
/home/inusan/b.link
って感じ?
bさん自体は同一のものなんだけど、アプローチの仕方が猫さんフォルダから順々に参照してくって方法と、犬さんフォルダの中にあるショートカットから参照するって言う方法とでは、プロセスの点で合理性や利便性が違いますよね。
この場合で言うと、方法が基準で、参照までのプロセスが値になるかな。
猫さんルートは(犬さんルートに比べ)少ないデータ量の点で優れている。
→合理性の上で正義
猫さんルートは辿り着くまでの手間の点で劣っている。
→利便性の上で悪
これは犬さんルートにも同様の事も言える訳ですが、この場合私達は優劣について、合理性や利便性の観点を正義だ悪だって当てはめて言ってるって感じでしょうかね(--
それと、こっぱずかしい気持ちは同意ですw
まぁけど、ここはそもそも正解でなきゃいけないって場じゃないし、逆に間違えた方が印象に残って身につき易いから、間違える位が学習と言う点ではちょうど良いかも。
という訳で、気にするだけ損かと♪
なるほど、図に表すと非常に分かりやすいですねぇ!
同じものでも立場が違うと見るものが違うって捉え方でいいんでしょうかっ!?
私の身近にあるのはPCでいうパス(path)とだとイメージしやすいと思いました。
/home/nekosan/a/b
/home/inusan/a/b
こういう配置だと犬さんからのa/bと
猫さんからのa/bとは同じものでも見るものは違ってくるって事ですよねっ!?
なかなか奥が深いですね・・・。
・・・といいつつ間違った認識だったら非常に恥ずかしいです・・・。